感染禍をノスタルジックに描く『東京珈琲パンデチカ』(デジゲー博:ヘビサイドクリエイション)【電撃インディー#367】

電撃オンライン
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 11月13日に東京の秋葉原UDXで開催された同人・インディーゲームイベント“デジゲー博 2022”。

 本記事では、“デジゲー博 2022”に出展された“ヘビサイドクリエイション”ブースのレポートをお届けします。

 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

『東京珈琲パンデチカ』を試遊出展!

 ヘビサイドクリエイションブースでは、『東京珈琲パンデチカ』が試遊出展されていました。

 本作は、感染禍の東京にある喫茶店を舞台としたシミュレーションアドベンチャーゲーム。

 感染対策を行ったうえで喫茶店を開くマスターとアルバイトの店員、そして訪れる客たちとの会話を楽しむ作品となっています。

 豆を挽いたりお湯を注いだりといった、コーヒーに関するミニゲームはもちろんのこと、お湯を沸かすまでの間にちょっとしたカードゲームもプレイできるのがポイント。

 カードを操りつつ交わされる雑談には、“感染禍あるある”ともいうべき、思わずうなずいてしまうような内容もありました。

 感染に対して非常に警戒感の強かった時期から少し時間が経ち、当時の状況を思い出しながら、どこかノスタルジーを感じるような雰囲気の作品となっています。

『東京珈琲パンデチカ』とは?(展示フライヤーより)

 感染禍の東京のカフェで、リアリティのある珈琲ドリップやボードゲーム、客との自然なフルボイス会話により、感染禍初期のノスタルジーを体感するゲームです。

 ぜひこの世界にどっぷり浸かっていってください!

『東京珈琲パンデチカ』に関するコメント

 2020年――未曾有の感染禍がはびこる全世界。

 急激な環境の変化、それに伴う混乱。

 心のどこかで渇望していた非日常の到来、それに対する高揚。

 『東京珈琲パンデチカ』は、リアリティたっぷりに感染禍初期のノスタルジーを表現するゲームです。

 完成はまだまだ先ですが、あの頃の静寂に満ちた街の情景と一緒に、このゲームのことも覚えていてください!

©2019-2022 ヘビサイドクリエイション

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