【難読漢字】冬の味覚“凸柑”とはなんだろう？

　電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。

　この企画は、“杠葉 啓二（ゆずりは けいじ）”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう！

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今日の問題は……

　今回の出題漢字は“凸柑”。もちろん、“とつかん”とは読まないものだ。

　ヒントは“〇〇〇〇”。柑橘類だろうということは推理できるかな。

答え

　正解は“ぽんかん”！

　ほかには“椪柑”とも書く。凸柑は、12～2月に旬をむかえる果物だ。甘酸っぱくジューシーな味わいが特徴の柑橘類だ。香りも強く、食べていると「ああ、冬だなあ……」とほっこりする。

　収穫量でいうと、愛媛県が国内1位とされている。ほかでは和歌山や九州、静岡などでも栽培されているらしい。ミカンの産地と似ているな。

　“ぽん”という音は、インドの地名“プーナ（Poona）”に由来するそうだ。当て字であるとのことだが、 “椪柑”の漢字の方は、中国の閩南語や潮州語に由来している。

　早くゆっくりコタツでむいて食べたいな。

　次も難しい漢字を紹介するから、更新をお楽しみに！