【難読漢字】“為体”、どんな状態のこと？

　電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。

　この企画は、“杠葉 啓二（ゆずりは けいじ）”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう！

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今日の問題は……

　今回の出題漢字は“為体”。もちろん、“ためたい”、“ためからだ”とは読まないぞ。

　ヒントは“〇い〇〇〇”。思ったより長い読み方になっているみたいだ。

答え

　正解は“ていたらく”！

　為は、“い”という音読み以外に、“なす”、“する”、“ため”、“つくる”、“なる”などがあるぞ。

　一方で体は、“タイ”、“テイ”、“からだ”などの読み方がある。“体たらく”と書かれることもあるが、“為”の漢字を用いるのは“行為”を指す言葉だからだとも推測できる。

　「なんという為体だ！」と怒られた経験がある人もいるかもしれないな。けど、たまにはダラダラすごすのもいいはず……そして、猫に対しては誰も言わない。為体な猫、それが可愛い、愛おしい……。

　次も難しい漢字を紹介するから、更新をお楽しみに！