『学校であった怖い話』『アパシー』の飯島多紀哉が描くホラーゲーム『送り犬』が今だけ半額、ワンコイン【電撃衝動GUY】

うま
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 半額とか3割引きとかにめっぽう弱い、電撃の衝動買い男……電撃衝動GUY(ガイ)こと、うまです。

 Nintendo Switch用シミュレーションゲーム『送り犬』が、11月24日の23時59分まで50%オフの495円で購入できます。

数々の名作ホラーを手掛けた飯島多紀哉が描く、ホラーノベルゲーム

 本作は、かつてケータイアプリで発売されていた『送り犬』に、新規シナリオ2編を追加してNintendo Switchで発売されたノベルゲームです。

 小説を読んでいるかのように物語を読み進めていき、ときどき出現する選択肢を選んでいくというもの。

 選択肢の選び方によって異なるルートが展開していき、その内容によって物語の進行が大きく異なっていきます。

 1度のプレイではすべての物語を読み切ることができません。しかしセーブ機能はもちろん、すでに読んだ文章を早送りもできるので、あとから別の選択肢を選んで先を読み進めることも可能です。

 ルートによってはかなり恐怖を感じるものもあるので、ホラーテイストな作品が好きな人にはオススメです。たた、選択によってはまるで意外な物語が展開する場合もあるので、ホラーが苦手という人もぜひプレイしてみませんか。

『送り犬』とは(商品解説ページより)

振り返ってはならない。

振り返ると、食べられてしまうからだ。

 「送り犬」は、小説のように物語を読み進め、時折出現する選択肢で行動や返事を選択することにより進行します。

 選んだ選択肢によっては、その先の物語の進行が大きく変わることがあります。

 Nintendo Switch版「送り犬」では、好評だったモバイル版をベースに、飯島多紀哉による新シナリオ2編が追加、エンディングは20種類以上用意されています。

 物語

 送り犬。

 子供のころお婆ちゃんがよく話してくれた不思議な話が好きだった。

 大きくなるにつれそのほとんどはおぼろげなものになってしまったけれど、送り犬という妖怪の話はなんとなく覚えていたりする。

 送り犬とは八ヶ岳に住む妖怪で、山の神様とも言われていたらしい。

 昔は山犬も多く、旅人がふと隙を見せると山犬の餌食になることも珍しくはなかったそうだ。

 夜の八ヶ岳を歩いていると、後ろからヒタヒタと足音が聞こえてくる。

 これが送り犬だ。

 振り返ってはならない。

 振り返ると、食べられてしまうからだ。

 送り犬が現れたら、そのまま振り返らなければ家に着くまで狼や山に住む魔物から守ってくれる。

 無事家に着いたら、塩握りや草履をあげると喜んで帰っていく。

 頼りがいのあるボディガードなわけだ。

 でも、送り犬が現れたら、後ろを振り返る以外にもう一つ注意しなければならないことがある。

 それは、転ぶこと。

 もし転んだら、送り犬に襲われて、やはり食べられてしまうのだ。

 もし転んだら、こう言うといい。

 「どっこいしょ。一休みでございます」


うま:かつてはゲームを作っていたり、デパートの屋上で特撮ヒーローの中の人だったりしたライター。

©飯島多紀哉
© mebius.

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