令和にまさかの『ダーティペア』コラボ。そこには熱いリスペクトと愛があった!『アリスギア』インタビュー【電撃秋アニメ×ゲーム】
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コロプラのiOS/Android/PC用アプリ『アリス・ギア・アイギス(アリスギア)』で、11月29日からアニメ『ダーティペア』とのコラボイベントが開催中。
本コラボイベントのきっかけや『ダーティペア』の魅力などを、『アリスギア』プロデューサーの柏木准一氏とシナリオライターの朝日文左氏を中心にお話を聞きました。
なお、電撃オンラインではこの秋おすすめしたいアニメに関連するゲーム、ゲームに関連するアニメを特集する“秋だ! アニメだ! ゲームも遊ぼう(電撃秋アニメ×ゲーム)”を展開中。この記事もその企画の一環として、Twitterでのプレゼントキャンペーンを実施中ですので、ぜひご参加ください。
昭和への注目度が高まっている今だからこそのコラボ
──まずは『ダーティペア』コラボのきっかけを聞かせてください。
柏木准一氏(以下、敬称略):今までの傾向とは異なるアニメ作品とのコラボを検討しましょう、というお話をコロプラさんとしたのがきっかけですね。美少女系のアニメ作品という大枠はコロプラさんとのお話で決まっており、ピラミッド社内で話し合った結果『ダーティペア』とコラボをしたいという流れになりました。
『ダーティペア』は『アリスギア』などのSF美少女コンテンツの元祖で、ゴールデンに放映されていた番組ですので機会があればご一緒させていただきたいと社内外の関係者が常々考えてはいました。
ですので、今回のコラボに関しては社内でもある程度の年齢以上のスタッフには刺さりまくりの内容になっています(笑)。
アニメ作品とのコラボという話題がきっかけではありますが、自分たちがリスペクトしている作品とのコラボが現実になったのは幸運でした。
──『ダーティペア』コラボについてピラミッド社内や関係者などの反応はいかがでしたか?
朝日文左氏(以下、敬称略):蛙坂さんであれば「アイエエエエ……! ナンデ……!?」と仰られたかもしれませんが、『アリスギア』も来年には5周年を迎えます。
プロデューサー陣と共に歩んできた幾年月、ライター陣も多少のことでは驚いたりしなくなってきました。禅問答のようなお題は、日常茶飯事でござればー。
ただ、周章狼狽とはまさにこの様なときに用いる言葉なのだと、改めて実感したことだけはお伝えしておきたいと思います。
そして、今でも私は思っています。「アイエエエエ……! 『ダーティペア』? ナンデ……!?」と。
──コラボにあたってどういったことを検討しましたか?
柏木:昭和当時放送されていたアニメとのコラボですので、キャストを変えずにケイ役の頓宮恭子さんとユリ役の島津冴子さんに収録をお願いできるかの確認をしました。お二人にお願いできないのであればコラボは行わない前提でしたね。
──正直なところ「なぜ、今『ダーティペア』!?」と思ってしまうのですが、このタイミングを選んだ理由などあれば聞かせてください。
柏木:『ダーティペア』はとても面白い作品ですし時代を超えた名作だと思います。さらに、昭和に放送されていた作品が近年注目される機会も増えて来ていますので、よいタイミングでコラボができました。
『ダーティペア』を知っている皆様にはコラボをきっかけに『アリスギア』遊んでいただき、逆に『アリスギア』を遊んでいて『ダーティペア』を知らない方にはぜひこの機会に知ってもらえればと思います。
朝日:『ダーティペア』のアニメがテレビで放送されていたあの頃、日本は活力に溢れていました。
両国国技館が完成し、北の湖が引退。男女雇用機会均等法が成立し、ショルダーホンが発売され、新日鉄釜石が7連覇の偉業を達成したのも、ちょうどアニメ放映と同年です。そのころ、まだ初等教育を受けたばかりの私は、ブラウン管の中で大活躍をするケイとユリに夢中でした。
ただ、なぜか『ダーティペア』を観ていると団塊の世代であった父親が怒り、母親がテレビのチャンネルをそれとなく変えていたことを昨日のことの様に覚えています。平成、令和と時が経ち、ケイとユリのコスチュームに対して違和感を感じられる人は少なくなってきたかと思いますが、昭和のあの時代では、なかなか刺激が強いものでした。
そんな『ダーティペア』のケイとユリが『アリス・ギア・アイギス』で大復活を果たし、そのシナリオに関われたというのは望外の僥倖です。
──コラボの提案をバンダイナムコフィルムワークスさんに持ちかけた際の感触や反応はいかがでしたか?
柏木:私が直接交渉を行っていた訳ではありませんが、関係者の皆様に高い熱量でコラボの成立にご協力いただけたという印象です。
TV版のオープニングをゲームに実装したいという権利的に難しい要望も出していたのですが、各社様のご協力があって実現出来ました!
30数年前の僕らに教えてあげたいです。ファン冥利に尽きます。
コラボ衣装は2人1組でチョイス
──『ダーティペア』と『アリスギア』との相性のよさはどういったところに感じましたか?
朝日:アニメ『ダーティペア』の魅力のひとつには、なんと言ってもケイとユリの爽快でテンポの良い掛け合いがあると私は思っています。期せずして『アリス・ギア・アイギス』のシナリオも、これまでテンポ感を大切に書かせていただいてきました。
また、私はときに“とんちき”と評価いただくこともある『アリス・ギア・アイギス』のイベントを担当させていただいております。そうした意味では、テンポのよさと『ダーティペア』の独特のノリは、『アリス・ギア・アイギス』との相性の良さに繋がったのかもしれません。
今回のコラボも『アリス・ギア・アイギス』と『ダーティペア』らしいテンポの良さを描けていれば嬉しい限りです。
──コラボシナリオで、ここだけは外せないと考えた要素はありますか?
朝日:昭和と呼ばれたあの時代に描かれた作品であるということを常に意識し、あえてあの時代の作風へ寄せようとしました。
ユーザーのみなさんが、あの昭和のノリを作中で感じていただければ、これほどのライター冥利に尽きることはありません。
──『アリスギア』側でコラボ衣装を用意するキャラクターはどのように選びましたか?
リードアウトゲームプランナー:普段のコラボでは学生が多いのですが、今回は主人公たちが学生ではないということもあり、成人組を中心に選んでいます。
とはいえ、成人組全員を登場させるのは厳しいので、なるべく2人1組になるアクトレスたちを優先に選びました。
──個々のキャラクターにケイとユリどちらの衣装を用意するかの選択についても聞かせてください。
リードアウトゲームプランナー:安里とシタラは肌色を考慮して、ケイの衣装を選びました。
その他のアクトレスについては、性格やさきほどの2人1組のパートナーとの間柄をふまえて“ラブリーエンゼル(※)”のどちらがしっくりくるかを考えて選んでいます。
※ケイとユリのコードネーム。
──そのほかコラボのこだわりポイントがあれば聞かせてください
朝日:アニメの中でケイとユリが言ったセリフを使用したり、少々オマージュしたセリフを使わせていただきました。「第何話のこのセリフかな?」と探していただくのも面白いかもしれません。
──最後に『ダーティペア』コラボに驚いているだろうユーザーさんや、楽しみにしているユーザーさんにメッセージをお願いします。
朝日:昨今、若い方々の間で昭和レトロが好感を持って受け入れられているという話を聞きます。
昭和という時代を疾風の如く駆け抜けた『ダーティペア』とのコラボレーションを機に、改めて私たちは昭和という時代に思いを馳せ、あの時代はなんであったのかと問うきっかけになるとよいのかもしれません。
柏木:いつも以上に全力で取り組んだコラボ。少年時代にいろんな事を学んだ作品とコラボできる事は開発者冥利につきます。これを機会に私も『ダーティペア』を見返しましたが、改めて作画やテンポのよさを実感しました。
ぜひ、みなさんも『ダーティペア』に触れて頂ければと思います。
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アリス・ギア・アイギス
- メーカー: コロプラ
- 対応端末: Android
- ジャンル: STG
- 配信日: 2018年1月22日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
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アリス・ギア・アイギス
- メーカー: コロプラ
- 対応端末: iOS
- ジャンル: STG
- 配信日: 2018年1月22日
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