【キャラ攻略】『オーバーウォッチ2』D.VA立ち回り解説。豊富な武装と高機動で戦場を駆けるメック!

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 Blizzard Entertainmentから、PC / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / Xbox Oneにて基本プレイ無料でサービスを開始している『オーバーウォッチ2』。現在シーズン1が行われており、12月7日からシーズン2が開始予定です。

 一緒にプレイする友達に合わせてPS5とPC版を行ったり来たりしている『オーバーウォッチ2』担当ライターのシューです。この記事では各ヒーローの使い方を詳細に解説していきます!

 前回はサポートヒーローであるゼニヤッタを解説しました。今回はメカと女の子がワンセットになったタンクヒーロー・D.VAを解説していきます。

『オーバーウォッチ2』ヒーロー解説記事


得意距離は近距離! ブースターで戦場を駆け回る

 まずはD.VAの性能をおさらいしていきましょう。D.VAは特殊なキャラで、メック状態と人間状態の2種類あり、それぞれ使えるアビリティや特徴が大きく異なっています。

 メック状態のメインは両腕から散弾を高速連射するフュージョン・キャノンで、リロード不要の強力な武器。一方で、発射中はD.VAの移動速度が低下するのと、弾丸のダメージが距離が離れるほど小さくなっていくのが欠点です。

 弾数を気にせず弾幕を張れるのは利点ですが、敵との距離が離れるにつれて散弾の拡散率も広がり、致命的なダメージを与えにくくなっていきます。そのため後述のブースターなどを用いて近距離で使いたい武装です。

 人間状態では、連射性の高いライト・ガンを使用。ハンドガンタイプの武器で、ダメージが低いものの弾丸はブレずにまっすぐ飛ぶためフュージョン・キャノンよりも中距離以遠でも当てやすいのがポイントです。

アビリティ1:ブースター

 メックのブースターで照準方向に高速で前進するアビリティ。視点を上に向ければ約2秒間自由に空を飛び回ることもできます。これによってD.VAは有利な位置を確保しやすく、素早い移動から強襲・離脱と要になるアビリティです。

 ブースター中に敵にぶつかることで小さなダメージを与えることも可能。これは近接攻撃のような扱いなのでシールドでも防ぐことができず、また命中した敵を軽くノックバックさせる効果もあります。あくまで体当たりがメインではなく、囲まれ逃げ出す際に押しのけるようなイメージ。

 ブースターを利用して高所を確保したり、孤立した敵に急接近してフュージョン・キャノンの得意な近距離戦に持ち込んだりと、D.VAらしい動きで使用していくのが肝心。ウィンストンのジャンプ・パックと違い小回りが効くので、近付くと見せかけて戻ることもでき、機転が利くのが強みです。

アビリティ2:ディフェンス・マトリックス

 前方に特殊なフィールドを形成して、敵の投射物をブロックするアビリティ。投射物とは主に射撃系のアビリティのことで、射撃系なら多くのヒーローのメインだけでなく、アルティメットすらディフェンス・マトリックスに吸収される形で無効化できます。

 D.VA視点だと範囲が分かりにくいですが、ディフェンス・マトリックスは前方に伸びるように形成されており、前方の味方を覆うように展開することで守ることもできます。また展開にはエネルギーを必要とし、常時展開することはできません。こまめにオンオフを切り替えて、エネルギーを切らさないように使うのがポイントです。

 注意したいのはビーム系の攻撃や近接攻撃は無効化できない点。ビーム系とはシンメトラのメインやタレット、ザリアとメイのメインといったものを指します。近接攻撃はラインハルトのメインやゲンジの龍撃剣なども無効化できません。要するに実弾系の攻撃を防げるアビリティですね!

アビリティ2:マイクロ・ミサイル

 小型ミサイルを前方に一斉発射するアビリティ。ミサイルは正面にまっすぐ飛ぶため集中砲火が可能なだけでなく、メインやブースター中など各アクションの行動を阻害せずに併せて使えるのが特徴で、とくにフュージョン・キャノンの低いダメージを補うのに便利です。

 ミサイルは一度アビリティを発動したら撃ち切るまで攻撃しっぱなし。任意で止めることができないので、シグマのキネティック・グラスプによる吸収やスリープ・ダーツで眠っている敵への追撃タイミングなど、状況には要注意。

 フュージョン・キャノンの苦手な中距離以遠への牽制から、至近距離での火力アップ、逃げる敵への追撃など、リロードが長めな分、効果的な瞬間にこそ使いたいアビリティです。

パッシブ:緊急脱出

 メックが破壊されるとパイロットが飛び出し、人間状態で戦えるようになるD.VA最大の特徴も言えるパッシブ。人間状態では前述のライト・ガンとアルティメットしか使えず、戦力と防衛力が大幅にダウンしてしまいます。この状態で倒されるとリスポーン状態に。

 メック状態ではタンクらしくライフは650ありますが、人間状態では150と平均を下回る脆さに。アルティメットを発動することによって再びメックに搭乗できるため、いかに素早くゲージを溜められるかがポイントになります。

 人間状態でのアルティメット発動に必要なゲージは非常に少なく、ライト・ガンのみでも攻撃をしっかり命中できれば素早く発動可能。メックが破壊されても、すぐには倒されない、しぶとく生き残り素早く戦線に復帰できるのがD.VAの強みといえます。

アルティメット:自爆

 メックから脱出したあと、3秒後にメックが大規模な自爆を行うアルティメット。どのヒーローでも当たれば一撃で倒せるほど超高威力のアルティメットで、爆発範囲も広いというおまけ付き。

 平常時に使えばその場で自爆しますが、ブースター中に自爆することでメックだけを進行方向に射出しながら自爆させることが可能です。真上に飛びながらアルティメットを発動すれば、空中から落下させつつ自爆させることもできます。

 またパッシブの緊急脱出時にアルティメットがあれば発動することも可能。基本的には敵陣にブースターで突っ込ませながら自爆させるのが強力ですが、緊急脱出時の自爆は最後の切り札として活用しましょう。

 注意したいのは自爆は単発攻撃なので、敵のバリアに防がれてしまう点。また爆発の影響が及ばない建物内に隠れられると逃げ切られてしまうのにも注意したいですね。なるべく敵もバリアが破壊されたあと、逃げられにくい瞬間を狙って自爆を仕掛けましょう。

アルティメット:メック召喚

 こちらは人間状態でのアルティメット。メックに再搭乗できるアルティメットで、上空からメックが急降下してきます。このとき落下の衝撃で敵ヒーローにダメージを与えられるため、人間状態を狙ってくる敵へのカウンターとして機能します。ダメージは非常に高く、タンク以外の多くのヒーローなら一撃で倒せるほど。

 自爆を使った際はアルティメットが100%溜まっているので、メック召喚をすぐに使用できますが、敵にメックを破壊されて緊急脱出した際はアルティメットは0%から始まります。

 再び戦線に復帰するためにも、根気よくライト・ガンでダメージを与えてアルティメットを溜め、メック召喚を行いましょう!

有利な状況へ的確にアクセスし戦況を変えていく

 D.VAの軸となるアビリティは、ブースターとディフェンス・マトリックスの2点。ラインハルトのように正面きって戦うようなタンクではなく、機動力を活かして有利な位置から攻撃を仕掛けたり、ライフの減った敵や孤立した敵に追い打ちをかけるといった立ち回りが基本になります。

 とくにD.VA自身の攻撃力がそれほど高くなく、サイズの大きさから反撃されやすい存在もであります。必ず有利な状況を見極めて、低ライフの敵を削り切るような突撃するのが大切。

 また敵陣深くに突っ込むだけでなく、ときにはタンクとして前線に戻ってターゲットを受けたり、ディフェンス・マトリックスで味方を守ったりとアビリティが多い分、幅広い状況対応力も求められます。壁を張るタンクだけではなく、味方のカバーもこなすサポート系タンクですね。

 ブースターで空を飛べることから、タンクでは貴重なファラやエコーに対し空戦で対抗できる存在でもあります。味方の編成次第ですが、ときには率先して空戦をしにいくのも重要になるでしょう。

 とくにファラのアルティメットをディフェンス・マトリックスですべて打ち消せることから、対面にファラがいた際は動向を要チェック!

 チームキルを狙えるほどの逆転を秘めているアルティメットの自爆は、敵のバリアの有無に注視しましょう。とくにラインハルト、シグマ、ウィンストンのバリアで防がれやすいので、破壊の確認や使用直後のリロードタイム中を狙うなど、工夫したいところです。

 またシンメトラのアルティメット、バティストのイモータリティ・フィールドも自爆にとって驚異的な存在。どちらも自爆に対する有効なカウンターなので、対面にヒーローがいる際は使用確認をしてから自爆を使いましょう。

相性の良いヒーロー、悪いヒーロー

 他のタンクと比べて動き回りやすく、どのヒーローとも合わせやすいのが特徴。機動力が高く戦線を離れやすいタンクであるため、サポートはアナやゼニヤッタ、キリコ辺りと相性良いですね。

 敵として相性が良いのは意外にもラインハルトで、リロードのないフュージョン・キャノンによるバリアへのダメージは脅威。ラインハルト自身に遠距離攻撃が少なく、捕まえにくいのも理由の一つです。

 相性が悪いのはシンメトラ。メイン、タレットのビームはディフェンス・マトリックスで防げず、自爆もアルティメットで防御される可能性があり、かなり不利な存在です。

 同時にビーム主体、バリアでエネルギーが蓄積していくザリアも苦手。ザリア自身に機動力がなく、追いかけられる心配こそありませんが、味方の盾になれない欠点を抱えてしまいます。

 また実弾を吸収して自身のシールドに変換するシグマもやや苦手。シグマ自身が細身でフュージョン・キャノンを命中させにくい点や、岩石を投げるアクリーションがディフェンス・マトリックスで防げないためスタンを狙われやすく、機動力を削がれがちです。

 多彩な武装と機動力、一度倒されても脱出できる特異な性能を武器に戦場を駆け巡るD.VA。とっておきの自爆で、タンクながら敵チームに甚大な被害を与えて一発逆転を狙ってみてはいかがでしょうか。メックを破壊されても諦めずに戦えば、きっとあなたもレベルアップ!



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