『ブレイクブレイド』参戦! デルフィングがサーバインとともに黒騎士を討つ!!【スパロボDDコラム#78】

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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第78回コラムをお届けします。

『ブレイクブレイド』期間限定参戦イベント“クロス・ブレイド”開催中! デルフィングとライガットが『スパロボDD』に登場!!

 11月20日から開催中の期間限定参戦イベント“クロス・ブレイド”では、『ブレイクブレイド』の主人公機である“デルフィング(第三形態)”と、そのパイロットである“ライガット・アロー”を獲得可能! R必殺技パーツ“アブラプト・ラム”やSR必殺技パーツ“ランパート・ラッシュ”はミッションクリアで獲得できますが、SSR必殺技パーツである“ワールウィンド”は、4ステップアップガシャからのみ排出されます。

 吉永裕ノ介先生による『ブレイクブレイド』は、原作漫画が今年10月に発売された単行本第20巻で堂々完結。アニメは、2010~11年に劇場版(全6章)が公開され、2014年に劇場版を再構成し、新作シーンを追加したテレビアニメ版が放送されました。

 『スパロボ』シリーズへの参戦を、首を長~くして待っていた『ブレイクブレイド』ファンも多いのではないでしょうか? かく言う筆者も、劇場版公開当時にハマって、千値練の“RIOBOT デルフィング”を第一~第三形態まで揃えていました(笑)。これ今見てもまったく見劣りしない傑作アイテムで、第一形態と第二形態の装甲の質感の違いが塗装で再現されていたりして、たまらんのです。そうそう、コトブキヤからプラキットも発売されていましたね……閑話休題。今回のコラムでは、テレビアニメ版に準拠した解説をしていきます。

 さて、イベント“クロス・ブレイド”内でも言及されていますが、デルフィングに中破したファブニルの装甲を寄せ集めた多重装甲を取り付けた姿が、ゲーム中に登場する第三形態。防御力を高める代わりに、格闘性能は80%ダウンしてしまうという欠点をもっています。もとより、石英採掘場の奥深くから発掘されたアンダー・ゴゥレムであるデルフィングは、通常のゴゥレムとは一線を画す高性能を誇っており、第三形態の多重装甲も“動いているだけでも異常”と言われるほどの重量なのです。

 ちなみに、第一形態は発掘直後の姿で、装甲が腐食されて気泡だらけになっており、対人散弾すら貫通してしまうほどのもろさ。第二形態は破損した装甲を、シギュンが中心となって軽装甲に交換した姿です。第三形態の後もデルフィングには、さらなる改修が施されていくのですが、それはまた別の機会に。

デルフィング(第三形態)&SSR ワール・ウィンド


【ユニットデータ】デルフィング(第三形態)

【ユニットパーツデータ】ワール・ウィンド



デルフィング(第三形態)&ワール・ウィンドの評価(S)

 デルフィング(第三形態)はバランスタイプ、通常攻撃が射程2の打撃で登場。ワール・ウィンドの性能は、無条件でHP、気力の上昇で攻撃力・防御力・照準値が増加します。また「陸」にいるときさらに防御力が、敵ユニットの弱点属性で攻撃時には攻撃力・照準値がさらに強化されます。

 そして命中時には「覚醒」の効果が発動。パラメータの補正値としてはまずまずですが、遠距離から攻撃できる打撃は少ないので、ブレイカーとして活躍できそうですね。特殊オーブをしっかりと育成すれば、対決戦などでも出番がありそうです。

 SSR必殺技パーツの名前である“ワール・ウィンド”は、つむじ風や竜巻などを意味する言葉で、“ワール・ウィンド(疾風怒濤)”としてテレビアニメ第6話のタイトルにもなっています。戦闘デモの演出は、第5話のラストでゼスたちのエルテーミスと対峙した場面をモチーフとしたもの。その再現度は、アニメ作中と見比べてもらいたいくらい高いのですが、『スパロボDD』におけるトドメの一撃は、アニメではゼスに回避されたカットとなっています。

 『スパロボDD』のイベント“クロス・ブレイド”では、テレビアニメ第4話後半から第5話で描かれたストーリーに、OVA『聖戦士ダンバイン New Story of AURA BATTLER Dunbine』のキャラ&メカがクロスオーバーする形で展開。ライガットらクリシュナ王国と、ゼスらアテネス連邦との戦いが激化していくというタイミングに、シオンとラバーンたちが出現し、大混乱を巻き起こしていきます。

 なお、イベント内で断片的に語られるダンの死は、テレビアニメ第4話の前半におけるできごと。ダンは素人同然のライガットを助けに来たバルド将軍麾下の軍人だったのですが、ライガットの甘さゆえに戦死してしまいました。ライガットとダンは通信でほんの少し言葉を交わしただけで、面識すらありませんでしたが、この一件はライガットの心に深い傷を残し、彼が戦いに身を投じる一因となりました。

 ここからは、イベント“クロス・ブレイド”の展開を画面写真でご紹介! 実際にどんな物語になっているのかは、ご自身の目で確かめてみてください!!









 なお、イベント“クロス・ブレイド”と“ワール・ウィンド”が期間限定排出される4ステップアップガシャは、12月15日(13:59)までの開催となっています。前回筆者は「Dクリスタルの使いすぎにつき、11月後半はよほどのことがない限りガシャを自重する」と言っていたのですが、これ以上ないくらいの盛大なフラグになってしまいましたね……(泣)。

ボルテスVとサーバインに新たな力が! 新SSR必殺技パーツ“超電磁ボールVの字斬り”&“オーラ・ダイブ”追加!!

SSR 超電磁ボールVの字斬り

【ユニットパーツデータ】超電磁ボールVの字斬り



超電磁ボールVの字斬りの評価(S)

 無条件でスピード、気力10上昇ごとに攻撃力・防御力・照準値が強化されます。また弱点属性で攻撃時には戦闘時のみ敵ユニットの防御力・運動性を減少、力130以上になれば必殺技威力が増加する効果があります。

 性能としては以上と、ここのところのパーツと比べてシンプル。スピードが上がるのは嬉しいですが、元々が遅めですし、パラメータの補正値も平凡。悪くはないんですが、もう一声といったところでしょうか。とはいえ特殊オーブは豊富なので、全体的に強化できれば斬撃アタッカーとしての活躍は間違いありません。

 パーツ実装に先駆けて“2章 Part13”のストーリー上で戦闘デモがお披露目されていた、“超電磁ボールVの字斬り”。原作『超電磁マシーン ボルテスV』では、第24~26話にかけて完成したボルテスVの新必殺技です。

 第24話から登場したボアザン星人の新将軍ド・ベルガンご自慢の超強化合金マキシンガル。この合金は、斬撃や打撃はもとより、レーザー照射やミサイルによる爆発なども物ともしない、無敵の堅牢性を誇っていました。そんなマキシンガル合金製の鎧をまとった鎧獣士、その第1号であるオコゼニアには天空剣による攻撃がまったく通用せず、ボルテスはあわや真っ二つ、というところまで追い込まれてしまいます。しかし、突如どこからともなく飛来したメカ鷹がオコゼニアに光線を浴びせ、その部位が劣化。ボルテスは天空剣を投げつけ、刺さったところからのVの字斬りでトドメを刺し、難を逃れました。

 第25話では、オコゼニアの破片の研究により、超電磁加重砲(超電磁ボール)がマキシンガル合金を劣化させると判明しましたが、ビッグファルコンのほぼ全エネルギーを費やしても、小さな破片に効果を及ぼせるだけという莫大なエネルギー消費が問題となりました。ボルテスVは、現れた鎧獣士デスラーに対し、天空剣使用時の落雷エネルギーを利用して超電磁ボールを初使用しましたが、回避されてしまい大ピンチに。健一たちは2度目の超電磁ボール発射を試みますが、落雷のエネルギーにボルテスVが耐えきれず、再び現れたメカ鷹の助力を得ることで、かろうじてデスラーを制しました。

 第26話では、前話でメカ鷹が落とした設計図によりボルテスVのパワーアップが完了。鎧獣士ダイモンに超電磁ボールを発射するも、今度はエネルギーのコントロールができなくなるという不測の事態に見舞われてしまいます。なんと、改造されたボルテスVにはエネルギーの制御装置が組み込まれていなかったのです。

 地球防衛軍の活躍によりダイモンはいったん退きますが、直後に同型の鎧獣士サイモンと同時に襲来。そこに現れたメカ鷹が、ボルテスVとドッキングすることで制御装置を受け渡します。これにより、超電磁ボールの複数回使用が可能となったボルテスVは、ダイモンを天空剣で袈裟懸けに斬り捨て、サイモンを一方をVの字斬りで撃破しました。

 ……と、長きにわたる激闘を経て追加されたのが、この“超電磁ボールVの字斬り”なのです。その甲斐あって、以降超電磁ボールは鎧獣士に対する切り札として、天空剣によるトドメの一撃の前に使われ続けました。第27話では、超電磁ボールの後に“天空剣二段斬り”が使用されています。

 超電磁ボールが最後に使われたのは、最終話直前の第39話。ベルガンがグルル将軍とともに乗り込んだ攻撃司令艦ザンタルに向けて放たれ、その後は天空剣による袈裟懸けでブリッジを斬り裂いています。また、第31話では例外的に、チェーンナックルでがんじがらめにされた鎧獣士ダイアンドが自ら鎧をパージしたため、超電磁ボールなしの天空剣Vの字斬りでフィニッシュを決めています。

SSR オーラ・ダイブ

【ユニットパーツデータ】オーラ・ダイブ



オーラ・ダイブの評価(S)

 無条件でHP、気力10上昇ごとに攻撃力・防御力・照準値・運動性が強化されます。また気力120以上のときは、自分のアクション開始時にHPを回復する効果もアリ。

 そして、戦闘時にサイズ差による与ダメージ減少効果を無効化する効果と、命中時には敵ユニットの気力を減少させる効果もあります。壁役としては問題ない効果が揃っていますね。気力減少もありますし。ただ防御型なのか運動型なのか中途半端な感はあるので、回復効果を生かすためにチップや汎用オーブは防御に振り切ってもいいのかもしれません。

 待望の、サーバイン3つ目のSSR必殺技パーツとなる“オーラ・ダイブ”。オーラ・ソードによる斬撃とクロー・キックによる連続攻撃の後、オーラ・ソードを深々と突き立た敵機もろとも高空へと上昇。地面への急降下でトドメを刺すという荒業となっています。

 スーパーバイザーの寺田貴信さんによると、原作OVA『聖戦士ダンバイン New Story of AURA BATTLER Dunbine』第2話の冒頭で、シオンを乗せて起動したばかりのサーバインが、ズワウスを抱え込んで天高く飛び上がり、地面に激突させたシーンがモチーフとのこと。

 この時はオーラ・ソードを突き刺したとも、腕を使った投げ技とも見える演出でしたが、同話の後半でサーバインはオーラ・ソードを腰だめに構えてズワウスに鋭い突きを繰り出しているので、こちらのイメージも組み込まれているのかもしれません。

 オーラ・ソードを構えた突撃から、地面に敵機を激突させるという一連の流れは『スーパーロボット大戦T』でヴェルビンが使っていた“ハイパーオーラ斬り”を連想させるところもありますね。こちらは、テレビアニメ版『聖戦士ダンバイン』の最終話で、ショウがバーンに対して生身で放った最後の一撃がモチーフでした。

 “超電磁ボールVの字斬り”と“オーラ・ダイブ”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは、11月30日(13:59)までの開催となっています。すでに終了間際なので、気になっている方は今すぐどうぞ! なお、どちらも期間限定排出パーツではないので、恒常のレアガシャなどからの獲得も可能です。

 ……といったところで今回の『スパロボDD』コラムはここまで! 今年も残すところわずか1カ月。年末に向けて、『スパロボDD』はさらに盛り上がっていきますよ!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
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