目と耳が幸せに…。皆口裕子に鶴ひろみとヒロイン声優力が高すぎる『コズミック・ファンタジー2 冒険少年バン』【冬のレビュー祭】
- 文
- カワチ
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12月15日にNintendo Switchで発売予定の『コズミック・ファンタジーCOLLECTION』に収録された『コズミック・ファンタジー2 冒険少年バン』のレビューをお届けします。
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続編になって一気にスケールがアップ!
前回はシリーズの原点である『コズミック・ファンタジー 冒険少年ユウ』を紹介しましたが、今回は続編の『コズミック・ファンタジー2 冒険少年バン』のレビューをお届けします。
『冒険少年バン』は惑星イデアを舞台に4部構成のストーリーに。マップも前作の2倍になっており、スケールの大きい冒険が楽しめるようになりました。
新キャラクターのバンが魔導士ガラムに捕らわれた幼なじみのラーラを救うために惑星イデアを冒険するという内容。物語は4部構成で、第1部はバンで冒険し、第2部はユウに憧れてコズミックハンターになったヒロイン・リムの視点に。第3部でバンとリムが出会い、第4部ではユウとサヤも仲間になり、ついに物語が完結するという流れです。
『冒険少年ユウ』はユウとサヤのふたりがパーティキャラクターでしたが、『冒険少年バン』は旅先で出会った人々が仲間となり戦闘に参加してくれます。ゲストの戦闘キャラクターが目まぐるしく変化するので楽しいですし、彼らとの出会いと別れが長旅をしている雰囲気を味あわせてくれます。
魔法使いのアニーや楽士のヴィオラなど女性キャラクターが魅力的なので、自分的にはその部分もモチベが上がるポイントでした。
また、ユウは特殊な状況でしか魔法(サイキック)を使うことができませんでしたが、バンは魔法が使えるので戦略性が高いですね。ラナという回復魔法も覚えるので、この魔法を覚えてからは“やくそう”を買うのではなく、MPを回復する“レスの実”を購入しましょう。
仲間は戦士タイプと魔法使いタイプがいますが、本作は魔法の燃費が悪めで、ぶっちゃけ使いづらいのが特徴。ラクに攻略したいのであれば、回復魔法以外は使わずにみんな強い武器を装備して物理攻撃で殴るのがオススメです。
敵の強さといったバランス自体は悪くなく、過度なレベル上げをしないでもクリアできるように感じました。ただ装備によってステータスはかなり変わるので新しい町に着いたら新しい装備を買うようにしましょう。
ストーリーに関しては前作同様にビジュアルシーンによる美しいグラフィックと豪華声優陣の演技で盛り上げてくれます。
豪華声優陣……という言葉は使い古されてしまった感もありますが、本作はラーラ役の皆口裕子さんにリム役の鶴ひろみさんと、本当にレジェンド級の声優さんが多く、耳にとって至福です。オリジナル版が発売されたのが1991年ということで……ああ、いつ聞いても素晴らしい演技です。
衝撃なのは幼なじみのラーラの扱い。プレイしたことがない人もいると思うので詳細は省きますが、真実が明らかになったときは驚きましたね……。
また、ヒロイン・リムの登場シーンは今回もムフフシーンになっているので、そこもぜひ期待ください。
前作よりもスケールが大きくなり、ドラマ性もアップした『冒険少年バン』。ぜひ前作の『冒険少年ユウ』とあわせてプレイしてみてほしいです!
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