私も、この心と技を継がせよう。我が魂を新たな皇帝につなげよう（アデル）【インサガ名言集】

　スクウェア・エニックスのPC/スマートフォン向け新作RPG『インペリアル サガ エクリプス』。その前作にあたる『インペリアル サガ（インサガ）』の名言集をお届けします。

　『ロマンシング サ・ガ2』の世界観をベースに歴代シリーズのキャラクターが登場する『インサガ』は、大きなストーリー分岐やエンディングの存在など、ブラウザゲームでは珍しい物語表現に挑戦した作品です。

　ルートごとに楽しめる魅力的なシナリオは、ユーザーから高評価を得ました。しかし、2020年にAdobe Flash Playerのアップデート・サポートが終了されるのを受け、2019年12月26日をもって本作のサービスが終了。その魂は続編となる『インペリアル サガ エクリプス』に引き継がれることになります。

　そんな『インサガ』の名言集をお届けします。本作オリジナルキャラクターや各シリーズの主人公、仲間キャラクターたちの魅力をルートごとに振り返っていきましょう。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

私も、この心と技を継がせよう。我が魂を新たな皇帝につなげよう。（アデル）

共通ルート：1章_最終バトル“冥府の決戦！死の王デス！”

　かつて創造神ネメアーと破壊神ヴァダガラの戦いがあり、ヴァダガラは三凶神に分離。アン・ルーの“時”を支配する力があらゆる瞬間を氷獄の内に捕らえ、ネブルザグの“空間”を支配する力が混沌の複合世界を生み出し、ヴァダガラの“重力”を支配する力が氷獄に囚われた万物を引き寄せました。

　本作は、それから数年が経った“AG948年”が舞台。ヴァダガラが放つ闇の瘴気に覆われた世界の複合世界ディスノミアで、地上を占領する魔軍に対してアルタメノス帝国皇帝アデルは他の次元の戦士たちを率い必死の抵抗戦を重ねている……というストーリーが展開します。

　第1章は、地獄のさらに深く、煉獄にいるデスの本体をアデルが倒しにいくというストーリーです。デスといえば『ロマンシング サ・ガ』のボスキャラクター。本作ではヴァダガラから多数の死者を一度に操る力を与えられ、地上の生命をすべて刈り取ろうとしています。

　注目ポイントはアイスソードを奪われたガラハドと冥府で再開するところですね。『ロマンシング サ・ガ』では「殺してでも うばいとる」「な なにをする きさまらー！」というやり取りが有名なので、彼との再会にニヤリとする人も多いハズ！

　ちなみに、彼を殺してしまったホークがガラハドに謝罪するシーンがあるのですが、なんと彼が放つのは「すまん」のひと言のみ。そこも『ロマンシング サ・ガ』っぽくていいですよね。

　また、その後はアイスソードを入手したホークをガラハドが斬り伏せるというオリジナルとは逆の展開もあり、思わず笑ってしまいます。

　その後、死闘によってデスを討伐したアデルですが、相打ちとなって倒れてしまいます。彼は配下に異世界の王レオンが、古代の魔術師オアイーブより“伝承法”を授けられ、己の技と心を他者に継承する術を得ていたことを説明します。

　「私も、この心と技を継がせよう。我が魂を新たな皇帝につなげよう」と継承法によってアルタメノスの平和を目指すアデル。ここから人間たちの反抗がはじまるのですが、デスとの戦いから継承法での新皇帝の選択は物語が『ロマンシング サ・ガ』から『ロマンシング サ・ガ2』に繋がっていくようでワクワクしました！

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