オードリー春日さんはキン肉マン、雨宮天さんは女らんまが推しだった! 推しが見つかる、世界が変わるDMM TV発表会レポ

電撃オンライン
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 東京・六本木グランドタワーにて、DMM.comの新たな動画配信サービス“DMMプレミアム”の発表会が実施されました。本記事では、そのレポートをお届けします。

 本イベントは、DMM.comが主催となり、新たなサービスを発表するというもの。サービス概要の説明の他、アンバサダーとして、お笑い芸人の春日俊彰さん(オードリー)や声優の雨宮天さんが登壇しました。

 なお、女優の髙橋ひかるさんもアンバサダーに就任しており、映像での出演となりました。

 本記事では、発表会の様子や、トークショーや質疑応答のコメントなどを抜粋して、全体のレポートを行います。新サービスの詳細は、別の記事で紹介しています。

新たなサービス“DMMプレミアム”と“DMM TV”とは?

 新たなサブスク会員システム“DMMプレミアム”と、“DMM TV”が発表されました。

 “DMMプレミアム会員”とは、“DMM TV”を含め、アニメ、マンガ、ゲーム、グッズ購入、オンラインくじやオンラインクレーンゲームなど、エンタメコンテンツをジャンル横断でよりお得に楽しめるサブスク会員システムです。

 「ユーザー体験がバラバラになっている壁を越えて、1つの場所でエンタメを楽しめる場所を作る」と語られた本サービスでは、その未来を実現する手段として、“DMMプレミアム会員”が誕生したとのことです。大きなセールスポイントの1つとして、月額料金550円という価格が売りのサービスです。

 “DMMプレミアム会員”内で楽しめる“DMM TV”とは、新たな総合動画配信サービス。“推しが見つかる。世界が変わる。”をコンセプトに、月額550円(税込)でアニメ約4,600作品、エンタメを含む12万本(2022年内の見込み作品数)の作品が見放題で楽しめるようになります。今後、バラエティやドラマ、映画などにもジャンルを広げて濃いエンタメコンテンツが増えていくとのことです。

 “DMM TV”を紹介する映像とともに、「推しが見つかる 世界が変わる」というコンセプトのもと、「これまでにないエンタメ体験を届けることで、皆さんが夢中になれる作品と出会い、人生がより豊かに、楽しくなるサービスを作っていきたい」と語られました。

 その他にも、ゲームでガチャが引ける、ユーザー同士で同時視聴できる“上映会”の実装、“DMM TV”だけのオリジナルの作品を提供するなど、さまざまな切り口が紹介されました。

トークセッション

 新サービスの解説が終了すると、アンバサダーの春日さんと雨宮さんが登壇。春日さんは普段のピンクの衣装ではなくシックな正装風、雨宮さんはメガネ+青エプロンという書店員風の装いで登壇しました。

 「アンバサダーとしてコマーシャルメッセージに出演することになりまして、その衣装です。いつものピンクの衣装より暖かい」と冗談を言いつつ、雨宮さんの衣装に「このレベルの店員さんはいらっしゃらないよね」と、春日節を前面に出してのコメントを残しました。雨宮さんは、「あまり着ることがない衣装ですが、馴染んできました」と語りました。

 同じくアンバサダーである女優の髙橋ひかるさんは、ビデオレターでの出演に。「世の中には私の知らない最高のエンタメがあると思うと、とてもワクワクします。DMM TVを通じて、世界を変えるような推しを見つけてください!」とのことでした。

 その後、合同会社DMM.com 最高執行責任者の村中悠介さんが登壇し、トークセッションが開始となりました。

 DMM TVのコンセプトである「推しが見つかる 世界が変わる」について、それぞれ春日さんは、『キン肉マン』の“キン肉スグル”、雨宮さんは『らんま1/2』の“女らんま”を挙げました。

 2人とも、いかに推しの存在が自分の人生を豊かにしたか、自分も推される存在としてどう思っているかなど、冗談を交えながら熱弁しました。

 ちなみに春日さんの今の推しは、筋肉つながりの部分がありつつ、実在のボディビルダーさんたちとのこと。

 “DMM TV”のイチオシポイントとして、春日さんは自らの性格である倹約家であることを例に出し、「月額550円で見られるのは、今時はラーメン一杯も食べられないお値段ですよ。倹約家の自分もありがたい」とアピール。実質的に3か月無料になる部分も、独特な形で指の3を示し、プッシュしていました。

 雨宮さんは、「アニメ作品の豊富さ。約4,600作品見られるということで、それだけあったら絶対に好きな作品に出合えますし、推しにも出会えます。好きな作品に出合えたら、漫画や2.5次元で作品の幅もある」と、それぞれお得な要素を紹介していました。

質疑応答

 トークセッションを終え、質疑応答が行われました。以下では、要素をかいつまんで、質問と回答を掲載します。

――550円という価格はインパクトがあります。その値段に踏み切った理由は?

 動画配信サービスだけであればかなり難しい設定金額ですが、DMMプレミアム会員になっていただくことで、“DMM TV”以外のサービスを使っていただくことを前提にしています。例を挙げますと、“Amazon prime”と似た思想だと思います。

――これまでも動画配信サービスを提供していたと思いますが、従来のサービスと“DMM TV”の違いを教えてください。

 従来のサービスとして、“DMM動画”というサービスがございまして、こちらは定額のサービスになります。今回のサービスと統合して、作品のラインナップ、会員特典など、同じ金額でも、ユーザーにとって価値のあるサービスを作りたいというところで、既存のサービスとは違いがあります。ぜひ楽しみにしていただければと。

 なお、従来のサービスをお使いのユーザーは、サービスはDMM TVへと移行になります。今日移管されたユーザーは、約20万人程度です。

――基本的にはアプリケーションベースになるのでしょうか?

 アプリです。スマートフォンアプリ、タブレット、TVアプリ、PlayStationなどを網羅しています。Fire TVだけが少し遅れてのリリースとなりますが、その他はリリースしています。

 Pixivさんなど、さまざまなエンタメ企業と今後アライアンスを築いていこうと思います。連携というところで、コンテンツ連携、クリエイター連携などを行っていきます。動画配信だけでなく、マルチエンタメプラットフォームという形なので、かなり広いエンタメになります。なので、あらゆるサービスとのアライアンスを深めることによって、他のサービスでは体験できないような世界観、プラットフォームというのを作っていこうと思います。

 今後、詳細をお伝えできればと思いますが、大きなクライアントさんとも、いろいろ交渉してやっていきたいなと思っています。

――“DMM TV”には複数人で同時に見るコンテンツがあるとのことでしたが、具体的にどういったものでしょうか?

 上映会、もしくはウォッチパーティという名前で、アニメを皆さんで同時視聴する上映会というものを開けます。ウォッチパーティというのは、運営チームさん、タレントさんによるコメントを入れながらの上映会をウォッチパーティと呼び、こちらを準備しています。

 アニメを強くしているところですが、もともとDMMでやっているサービス“DMMブックス”が書籍に強く、漫画が好き、アニメ好きが多くいるサイトだったんです。その強みを生かすことが、最終的に、DMMの経済圏に入っていただいてシームレスに楽しんでもらうには、アニメを一杯みられる、漫画もオリジナルがいっぱいあるという世界を作りたいと思った時に、アニメを強くするべきだ、という判断をしました。

 その中で、他のサイトを勉強したところ、アニメを大きくする価値があると思ったのが一番の理由です。“アニメといえば、DMM”というイメージを作りたいと思い、最初からかなりの作品数、強力なラインナップをそろえていくことを考えています。

――ゲームのお得な要素について、一部ゲームでの特典があるのでしょうか?

 今日からはじまる会員特典のうち、かなりの数のゲームのガチャも含まれます。

※『ウインドボーイズ!』のガチャチケット5枚、『城プロ:RE』の招城券 3枚、委任チケット 30枚、『ミストトレインガールズ』のガチャ切符×5、ポーション×100、ミストギア×100,000が毎月プレゼントされます。

 DMMゲームズと連携して特典を作っています。他にも、クーポンという形で、物販であったり、データというところで、DMMの経済圏のサービスの中で、お得に安くポイントがたまり、幅広く展開していこうと思っています。

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