Steam版『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』は何が違う? 先行プレイでわかったポイント

電撃オンライン
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 バンダイナムコエンターテインメントから好評配信中の、PS5&PS4オンライン専用ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2(以下、バトオペ2)』。2023年1月17日(火)14:00~2023年1月19日(木)17:00まで『バトオペ2』Steam版ネットワークテストが開催されます。

 Steam版ネットワークテスト実施に先駆け、Steam版『バトオペ2』をプレイする機会をいただきました。本記事では、キーボード&マウスで操作する『バトオペ2』の所感と、PS5&PS4版とSteam版との違いについてレポートしていきます。

 1月16日(月)14:00より事前ダウンロードが開始されるため、ネットワークテストに参加する人は忘れずに!

『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』とは?

 2018年7月よりPS4でサービスが開始された、最大6対6のオンライン専用チームバトルアクション『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』。現在では350機近くのMSが登場しており、「機動戦士ガンダム」はもちろん、「機動戦士ガンダムUC」のユニコーンガンダムやバンシィといったMSも参戦! 対戦ゲームとしての面白さもさることながら、こだわり抜かれたMSの3Dモデル、リアリティを感じる重厚感のある機体の動きなど、本作ならでは魅力により、多くのプレイヤーが日々戦いを繰り広げています。

 現在ではPS5とPS4でプレイできる本作ですが、1月17日よりSteam版『バトオペ2』のネットワークテストが開始! 近いうちにPC環境で『バトオペ2』がプレイできるようになります。

ズバリ! PS5&PS4版とSteam版との違いは?

 ここからはPS5&PS4版とSteam版との違いを、実際にプレイしてわかった情報などをあわせて紹介していきます。

●キーボードとマウスが使える『バトオペ2』

 最初に触れるべき大きなポイントは、『バトオペ2』をキーボード&マウスでプレイできること。キーボードとマウスを使って、MSを自在に動かせるようになっています。もちろん、PCにコントローラーを接続して、従来通りの操作感で『バトオペ2』をプレイをすることも可能です。

  • ▲オプションのマウス設定では、感度やデッドゾーンといったマウス操作の調整が可能です。
  • ▲操作に使用するキーやボタンの割り当てを設定する項目もあります。マウスのサイドボタンにも設定できるので、ゲーミングマウスをお持ちの方であれば、こちらも活用してみるのもよさそうです。

●Steam版のバージョン

 PS5&PS4版のプレイヤーであれば気になるであろうバージョンについて。Steam版はPS5&PS4版と全く同じではなく、やや遅れたバージョンと機体ラインナップを想定しているようです。PS5&PS4版とSteam版とのクロスプレイはなく、全員がゼロの状態からのスタートに! また、PS5&PS4版のイベント限定で入手できたMSやカスタムパーツについては、Steam版では別のイベントや報酬として用意する可能性があるかもとのこと。

  • ▲今回の先行プレイでは、1月17日からのネットワークテストで使えるMSと同様のものが用意されていました。最高が650コスト、直近でいうと7月に参戦したバウンド・ドックやデルタガンダムを確認!

●画質の設定

 オプションのグラフィック設定では、利用しているPCやグラフィックボードに合わせた画質を設定することができます。PCやディスプレイのスペック条件を満たしていれば、PS5版よりも高いフレームレートで楽しむことができるとのこと。

  • ▲テクスチャクオリティやシャドウクオリティなど、一部表現の画質を落とすといった細かい設定も可能。特にこだわりがなければ、グラフィック品質を選択して“高画質”“標準”“軽快”いずれかを選択すると、それに合わせたグラフィック詳細設定に変更されます。

 必要スペックをギリギリ満たしているPCだと、高画質設定では動作がかなり重くなってしまいます。そういった方に向けて、「どういった設定にするのがオススメですか?」とスタッフの方に聞いたところ、基本設定のグラフィック品質を“軽快”にするのがいいとのこと。細かくグラフィック詳細設定をするより、て“高画質”“標準”“軽快”といったグラフィック品質から選ぶのがオススメです。


  • ▲上の画像が最高画質設定、下の画像が軽快設定です。軽快設定にすると、地面がのっぺりした感じになり、MSのディテールも抑えめになっています。

  • ▲ちなみに、上がSteam版『バトオペ2』で軽快設定。下がPS4版『バトオペ2』の標準画質になります。

●その他のSteam版独自の仕様について

 チュートリアルはキーボード&マウス用に操作ガイドが一新。施設に関しては従来通りのものがそろっています。マッチングシステムに関しては、レーティングマッチやカスタムマッチなどの仕様はそのままで、アジア圏だけでなく全世界のプレイヤーとマッチングできるようになるそうです。

  • ▲バトル中のチャットは、PS5&PS4版と同様にカスタムチャットのみ使用可能です。

マウス&キーボード基本操作とプレイ所感

 MSの基本操作についてですが、マウスは視点移動と右クリックで選択した兵装で攻撃、キーボードでMSの移動や兵装切り替えなどを行います。キーボードはWASDキーで移動、SPACEキーが高速移動、SHIFTキーがジャンプ。個人的には、高速移動とジャンプのキーの配置を逆にすると操作しやすいかなと感じました。

  • ▲最初は高速移動で行動キャンセルすることだけでもあたふたしましたが、慣れてくればPS5&PS4版でできた格闘コンボを再現することも容易です。
  • ▲MSから降りる場合は、CTRLキーでしゃがんだあとにFキーを押します。また、CTRLキーは歩兵や変形機体の下降の役割も担います。全体を通して触ってみると、PS5&PS4版とはまた違った独特な操作感がありました。

キー割り当て設定が重要?

 兵装の切り替えは、1~8キーかマウスのホイールで行います。ただ、兵装が7、8つあるMSを使う場合、片手でWASDの操作をしながら7キーや8キーを押すのはかなり厳しい印象。そこで、Steam版ではキー割り当て設定が重要になってくるのかなと思います。


  • ▲キー割り当て設定で、重点的に使う兵装をマウスのサイドボタンの2つに、ほかの兵装はキーボードの数字キーに配置して使いやすくするのもよさそうでした。

宇宙戦はコントローラー操作のようにはいかず!?

 地上戦のあとに宇宙戦もやってみたのですが……非常に難度が高い!! Steam版での宇宙の操作の場合、デフォルトのキー設定だと急上昇がSPACEキー+SHIFTキー、急下降がSPACEキー+CTRLキー、急制動がSPACEキー+CTRLキーに! これに兵装変更や攻撃などの通常動作を加えると、指の操作が追いつかない……。上昇と下降の配置をマウスのサイドボタンか別のキーに割り当ててやる必要性があるのかなと感じました。


  • ▲コントローラーでは簡単にできた急上昇や急下降も、キーボード操作でやると混乱して普通の高速移動しか出ないなんてことも多々。

実際にプレイしてみて気になったポイント

 今回先行プレイをして、キーボード&マウス操作で最も気になったのが、バトル中の視点移動に関してです。コントローラーではスティックを入れ込むことで、視点移動や着弾地点を調整していたのですが、マウス操作だとその視点移動が画面に引っ張られるような違和感がありました。

  • ▲中央のレティクル付近にある赤い□マークが「これからレティクルがこの位置までいくよ!」という表示です。マウスを大きくスライドさせたとき、マウス操作が終わっても、視点移動が追いつかないということも。後ろに振り向きたいときであれば、マウス操作を何回か連続でやらないといけません。

 MSごとに設定されている“旋回速度”が、視点移動の速さに直結してきます。なので現状では、自分の使いたいMS別に、視点移動の感覚に慣れていく必要性があるのかなと感じました。

 『バトオペ2』には興味があったけど、PS5やPS4を持っていない方にとっては、全員同じ環境でスタートできるSteam版『バトオペ2』は参戦しやすい環境なのではと思います。既存の『バトオペ2』プレイヤーであれば、キーボード&マウスによる操作に挑戦して、レーティングでどこまでいけるか試してみるのも面白いかもしれません。

 まずは、1月17日より開始されるネットワークテストに参加して、PS5&PS4版との違いとキーボード&マウスでやる『バトオペ2』を体感してみてほしいですね。

(C)創通・サンライズ

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