【ポケモンSV日記#17】最強リザードンと“はらだいこ”マリルリの立ち回り【スカーレット・バイオレット】

終末のバンギア。/市野ルギア
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 ポケモン歴は初代発売日からの週刊ファミ通でポケモン記事も担当していたミュージシャンゲーマーで編集記者がお届けしている『ポケットモンスター』シリーズのプレイ日記。

 今回は、最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』から、12月2日より開催されている“最強のリザードン”をつかまえることができる特別なイベントのリポートです。

  • ▲初回“とくせいパッチ”の固定ドロップは嬉しい。以降は低確率ドロップ。

今回は“はらだいこマリルリ”でチャレンジ!

 発売日前からアナウンスされていた“最強のリザードン”を捕まえることができる、テラレイドバトルのイベントがいよいよ始まりました。

 なんとか開催日までに参加条件を満たすことができるようになったので、がっつりと挑戦してきました。

 イベント開始前からネットでは対策が考案されていましたが、私も多分に漏れず対策用ポケモンを用意しました。

 とは言え、あまり時間もなかったので1匹だけにしぼり、今回は“はらだいこ”を覚えさせた“マリルリ(みず/フェアリー)”でチャレンジすることにしました。

  • ▲“オージャの湖”にいるテラスタル“マリルリ”を捕まえて育てました。

 “はらだいこ”とは自分のHPを最大HPの半分削って攻撃力を最大まで上げるわざです。“マリルリ”は通常では“はらだいこ”を取得できないので、ピクニックを使って“はらだいこ”を覚えているほかのポケモンから遺伝させます。

  • ▲“ハリテヤマ”から遺伝させました。

 やり方は簡単で、わざをひとつ忘れさせて枠を空けておきます。カラフシティのデリバードポーチで売っている“ものまねハーブ”を持たせて、“はらだいこ”を覚えているポケモンと2匹だけでピクニックをすれば遺伝完了です。

 性格は“いじっぱりミント”で強制的に変えました。“ぎんのおうかん”を使って、“とくこう”以外の能力を最大まで上げてあります。“HP”と“こうげき”の基礎ポイントを、薬を使って最大まで上げています。

  • ▲“すごいとっくん”はフリッジタウンでできます。

 “とくせいカプセル”を使って、とくせいを“ちからもち”に変えて、最後の仕上げで“けいけんアメ”を使ってLv.100にしています。

 覚えたわざは“はらだいこ”と“じゃれつく(フェアリー)”は固定。ほかは、とりあえず“みず”系のわざを覚えておいて、未確定として様子を見ながら調整しました。

  • ▲まずは“みず”タイプのわざは残したままでスタート!

“はらだいこマリルリ”での立ち回り

 迎えた対“最強のリザードン”の初戦。同じ“はらだいこマリルリ”が3匹と“ハピナス”のチームでの挑戦でした。

 “ハピナス”のナイスなアシストで、みんな安心して“はらだいこ”を使ってからの“じゃれつく”がつぎつぎに決まり、あっという間に終了しました。少々あっけなかったかも……。

  • ▲最初のパーティーでは1人の方が“ハピナス”を選んでくれました。

 その後、何戦かして様子が掴めてきました。

 “はらだいこマリルリ”4匹のパーティーは勝ち負けにムラがあるのが分かりました。全員でアタッカー気味な行動を取ってしまうと、回復が追い付かず“ひんし”が多くなりタイムロスからのタイムオーバーになりがちです。

  • ▲“マリルリ”4匹は一度崩れると立て直しが困難。

 “マリルリ”と“ニンフィア”が混ざったアタッカー重視のパーティーも同じくムラがあります。

 逆に、パーティーの中に“ハピナス”や“オーロンゲ”、あるいは“マリルリ”自身がサポートに回っているようなパーティーでは勝ちが安定すると感じました。

 そこで、パーティーのメンバー構成と行動次第では、自分もアシストに回れるように、自分の“マリルリ”には“ひかりのかべ”と“てだすけ”を覚えさせました。“みず”わざを覚えさせていたのですが、対“最強のリザードン”では必要ないと踏んで、このためだけの調整にしています。

  • ▲今回の“リザードン”用だけのチューンナップ。

 勝ちパターンに持っていくには、最初におうえんで“がっちりぼうぎょ”でサポートしてから、つぎに“ひかりのかべ”を張ります。これで“ひんし”の事故がぐっと減ります。

 ほかの誰かがすでに“ひかりのかべ”を使っていたら、ここで“はらだいこ”です。

 もちものは、対“リザードン”用に“おんみつマント”にしておくほうが無難です。これは、“リザードン”の“ぼうふう”が決まると、そこそこ“こんらん”になる確率が高いと感じるからです。

 “はらだいこ”を使ったら、まずおうえんで回復を心掛けます。回復したらいよいよ攻撃なのですが、ここでパーティーの様子を見て、もしもすでに攻撃の準備が整っている人がいたら、“てだすけ”でサポートに回ります。

 場合によっては、“リザードン”がパーティーにかかっている効果を打ち消してくる場合があるので、そのときは焦らずまた“がっちりぼうぎょ”から出直します。

 こんな感じに戦闘の組み立てを心掛けるようになってからは、勝率がずいぶんアップするようになりました。ただし、過信は禁物で、一度風向きが悪い方向に向かうと立て直すことができずに敗退することもしばしばです。

 あと、やはり、今回の対“リザードン”用に考えられていない、あるいは向いてないポケモンがメンバーにいると、なかなかに苦戦しますので、そこは最大限善処します。勝てるときは勝てますので。

 さて、“リザードン”の捕獲ですが、せっかくなので自分の趣味的に“ゴージャスボール”で捕獲しました。

  • ▲ゴージャスボールで捕獲!

 この“リザードン”はすべての能力値が“さいこう”の子でLv.100、せいかくは“ひかえめ”。あとは基礎ポイントを上げるだけでいいので楽ですね。

 まぁ、能力値などは“どうぐ”を使ってなんとでも育てなおしが利くので、自分的に一番嬉しいのは“さいきょうのあかし”というリボンを持っているので、場に出すときのコールが「ゆけ!さいきょう リザードン!」になるところでしょうか。

  • ▲自分的にはこれが一番嬉しい!

 “最強のリザードン”を捕まえることができるテラレイドバトルのイベントは、12月16日(金)からもやっているので、今回は間に合わなかった!という方の少しでも参考になりましたら幸いです。

 それでは、今回はこの辺で、また次回よろしくお願いいたします。

●“市野ルギア”執筆レポート記事一覧

“市野ルギア”プロフィール

 フリーのミュージシャンで編集ライター。ポケモン歴は“初代”『ポケットモンスター 赤・緑』の発売日から。元『週刊ファミ通』の『ポケモン』シリーズの記事などを担当。自身のペンネーム&ハンドルネームである“ルギア”は伝説のポケモンのそれから拝借。

 ゲーム系の編集記者として多くの雑誌やムック本などを手掛けたほか、ミュージシャン&ギタリストとして、多くのオンラインゲームタイトルとの楽曲コラボも手掛ける。自身の音楽ユニット“終末のバンギア。”では、電撃オンラインの配信番組のOP曲や、特撮系記事のレポーターを担当。

 10月より、第2・第4月曜日21時より市川うららFM(PCやスマホで全国からも聴取できます)の冠ラジオ番組『終末のバンギア。のモノクローム・ミュージカ』(30分番組)がスタート!

『ポケットモンスター スカーレット』

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『ポケモンセンター スカーレット・バイオレット』ダブルパック

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