どこが変わった? AirPodsとAirPods Proの違いを比較

電撃オンライン
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 Appleが、“AirPods Pro”を10月30日に発売しました。

 この記事では、“AirPods”と“AirPods Pro”を比較して、何が変わったのか紹介していきます。

 “AirPods Pro”の製品情報は別記事で紹介しています。

マイク・センサー

搭載のマイク・センサー AirPods Pro AirPods
デュアルビーム
フォーミング
マイクロフォン
内向きのマイクロフォン -
デュアル光学センサー
動きを検知する
加速度センサー
音声を検知する
加速度センサー
感圧センサー -

 “AirPods Pro”には、内外の不要な音を検知し消し去ることができるアクティブノイズキャンセリングが搭載されているため、内向きのマイクロフォンが新しく搭載されています。

 また、本体の軸部分には感圧センサーが搭載されています。この感圧センサーを使って、アクティブノイズキャンセリングと、外部の音を聞けるようになる外部音取り込みモードを切り替えることができます。

コントロール

AirPodsのコントロール

AirPods Proのコントロール

 “AirPods”は、これまでダブルタップと「Hey Siri」の音声操作でのコントロールでしたが、“AirPods Pro”は、1回、2回、3回、長押しと、タップでできる操作が増えました。

耐汗耐水性能

 “AirPods”には耐汗耐水性能はありませんでしたが、“AirPods Pro”には耐汗耐水性能IPX4等級がついています。

 IPX4等級は、あらゆる方向からの水の飛沫に対する保護になります。雨の時でも壊れにくくなっているということですね。

バッテリー

1回の充電で得られる再生時間

AirPods Pro
最大4.5時間(アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをオフにした場合は最大5時間)

AirPods
最大5時間

1回の充電の連続通話時間

AirPods Pro
最大3.5時間

AirPods
最大3時間

充電ケースを使用した場合

AirPods Pro
・24時間以上の再生時間
・18時間以上の連続通話時間
・5分間の充電で約1時間の再生時間、または約1時間の連続通話時間

AirPods
・24時間以上の再生時間
・最大18時間の連続通話時間
・15分間の充電で最大3時間の再生時間、または最大2時間の連続通話時間

 バッテリーに関しては、比較してみるとそこまでの変化はないようです。新しく搭載されたノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを使用すると、若干、再生時間が短くなっています。

サイズと重量

本体のサイズと重量

サイズと重量 AirPods Pro AirPods
高さ 30.9mm 40.5mm
21.8mm 16.5mm
厚さ 24.0mm 18.0mm
重量 5.4g 4g

 サイズとしては、幅や厚さが大きくなった分、高さは小さくなったようです。イヤーチップが採用されたことで、見た目や形も変わっています。重量は1.4g重くなったようです。だいたい1円玉ぐらいの重さが増えたことになりますね。

  • ▲AirPods Pro。
  • ▲AirPods。

充電ケースのサイズと重量

サイズと重量 AirPods Pro AirPods
高さ 45.2mm 53.5mm
60.6mm 44.3mm
厚さ 21.7mm 21.3mm
重量 45.6g 40g

 本体の高さが小さくなったことで、充電ケースの高さも小さくなりましたが、その分幅は大きくなっています。厚さはそこまで変わらず、重量は5.6g重くなっています。

 今まで縦長だった充電ケースが、横長になった感じですね。

  • ▲AirPods Proの充電ケース。
  • ▲AirPodsの充電ケース。

価格

AirPods Pro
27,800円+税

AirPods
17,800~22,800円+税

 価格は、新機能や耐汗耐水性能が搭載されたことから、最大で1万円高くなっています。

 27,800円と気軽に手を出しづらい値段ではありますが、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードは結構魅力的ですね。

 10月30日から発売されるので、お悩みの方はまずはお店に行って視聴してから購入を検討してみましょう。

※画像は公式サイトのものです。
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