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岸田メルさんキャラとイチャイチャできる神ゲー!『BLUE REFLECTION SUN/燦』CBTプレイレポ

カワチ
公開日時

 DMM GAMESより、今冬リリース予定のスマートフォン/PC向けヒロイックRPG『BLUE REFLECTION SUN/燦』のクローズドベータテスト版のレビューをお届けします。

※CBT版レビューのため、リリース版とは異なる可能性がございます。予めご了承ください。

シリーズ初の男性主人公が斬新!

 『BLUE REFLECTION SUN/燦』はゲームやアニメで展開した「BLUE REFLECTION」シリーズの3作目であり、シリーズの集大成となるような作品。同一世界線の出来事なので過去作を知っていたほうが楽しめるのも事実ですが、本作から入っても問題ありません! ここから気になる作品を辿っていく、という楽しみ方もできると思いますので。

 これまでの「BLUE REFLECTION」は女性同士の絆をメインに描いていましたが、本作ではなんと男主人公=プレイヤーが彼女たちと交流していく仕組みとなっています。これはかなり意外でした……。

 ただ、彼女たちとの出会いから物語は描かれていくので、すんなりと世界に入っていけます。

 有害な“灰”によって変貌してしまった世界が舞台です。

 その灰の力によって“イローデッド”に変異し、“異灰(テスタ)”という異形のものたちと戦うストーリー。戦う前に変身するイローデッドは、まるで美少女変身モノのようなノリですが、取り込まれるとみずからも異灰になってしまう……という重い設定があります。華やかさの裏側の闇、イイですね。





 本作に登場するヒロインたちは、すでにイローデッドとして戦っていました。が、転校生である春日詩帆は、その事実を受け入れられずに逃亡してしまいます。この詩帆がどのように変わっていき、どのように戦いに立ち向かっていくのかが序盤のストーリーの見どころです。

 また、主人公は史上最弱の部隊と呼ばれる部隊に配属されますが、3カ月以内に成果が出なければエリートと交代させる、と伝えられてしまいます。

 ヒロインたちは個性的すぎて最初は足並みが揃わなかったり、急に現れた主人公のことを認めなかったりしますが、ともに戦ったり交流を深めたりすることで絆が深くなっていきます。王道のストーリーですね。




 「BLUE REFLECTION」の世界に男性キャラクターが現れて戸惑っているファンも多いかもしれませんが、交流は丁寧に描かれていますし、主人公に嫌味なところは無いので受け止めやすい印象でした。



さすが、ギャルゲーとしての地力も高い!

 一方で、筆者のような美少女ゲーム好きにはたまらない作風でもあります。「どこをくすぐればオタクがよろこぶのかわかってるな~」という展開の数々に感心させられます(笑)。

 ヒロインごとのイベントも多彩で、ストーリーやガチャで入手したキャラクターには交流イベントが存在します。また、同じキャラクターでも手に入れた衣装をテーマにしたものなど、たくさんのストーリーがあるのも嬉しいところ。


 面白いのは、最初に観ることができる自己紹介ストーリーでしょうか。ホームビデオのような設定になっていて凝っており、観るのが楽しいです。


 ヒロインとの“おでかけ”を繰り返すとイベントが発生したり、行ける場所が増えたりするのがギャルゲーチックでテンションが上がります。

 ちなみに、筆者がいちばん好きなキャラクターは主人公を「お兄ちゃん」と呼んで慕う元気いっぱいな星谷かんな……



 ――と見せかけて、クールな女性の瀟 美岐(しゃお めいちー)です。彼女は自分にも他人にも厳しい女の子なので、最初はゲームをプレイしながら「怖ぇ~」と思っていたのですが、一度主人公を認めるとめっちゃくちゃかわいくなります。


 わかりやすい言葉で言うとツンデレなのですが、ツンデレで簡単に表したくないだけの魅力があります。めちゃくちゃかわいいです。(とても大事なことなので2回書いておきます)


 メインストーリーのほうは学園を舞台にしていることで、楽しく賑やかな部分もありつつ、戦いで死んでしまった人を“転校”と呼ぶ日常など、ハードな面も覗かせます。しっかりメリハリのあるストーリーなので、引き込まれちゃいますね。




さまざまな育成要素が存在

 バトルはターン制で、敵にはHPのほかにブレイクゲージが存在。ブレイクゲージは弱点属性で攻撃できれば2倍削ることができ、ゲージをすべて削ることができれば相手を1ターン行動不能にできます。

 有利属性で攻撃するとHPへのダメージも上がるので、本作において属性はかなり重要になりそうでした。




 また、ガチャからはキャラクターとフラグカードというものが手に入り、キャラクターにフラグカードを装備することで新たなスキルが使えるようになったり、サポート効果を追加したりすることができます。



 キャラクターには5段階のレアリティがあり、フラグカードには3段階のレアリティが存在。高レアリティのほうが最大レベルも高く強い傾向にありますが、低レアであっても個性的なスキルを持っているので、それぞれ活躍させる場がありそうです。

 なお、フレンドの力を借りることもできます。フレンドが設定しているキャラクターのメインスキルを使用することができ、同じキャラクターでもレベルやココログラムの育成状況によって性能が変わってきますね。その人のキャラクターへの思い入れが垣間見えるかも?

 育成要素としてはキャラクターやフラグカードの育成のほか、武器を作成したり強化したりすることも可能です。武器を強化していくと、ATKアップやHPアップといった特性がランダムで発現します。自分だけの武器を作り出すことができるので、こちらもじっくり楽しめそうです。

 また、交流ではヒロインにプレゼントをあげたりココログラムを開放したりすることで成長させることもできます。交流を深めていくことで“おでかけ”できる場所が増えるなど、ギャルゲーチックな要素が多いのもうれしいポイントでした。

 「BLUE REFLECTION」の新作としても注目できる本作ですが、ひとつのRPGや美少女ゲームとしてもよく出来ています。

 とくに岸田メルさんの描く可愛らしいキャラクターとイチャイチャできるのは自分のようなギャルゲー好きとしては至福の時間でした。

  • ▲主人公が最初に出会う謎の少女・司城来夢がナビゲーションも務めてくれます。彼女の正体をはじめ、ストーリーは気になることが盛りだくさん。早く続きをプレイしたいです!

 正式サービスが開始されたらめちゃくちゃやり込もうと思っているので、みなさんもぜひチェックしてみてください!

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