『ブレイブリーデフォルト』10周年記念展レポート。貴重な生原画や開発資料からシリーズの歴史を感じる
- 文
- スズタク
- 公開日時
東京・有楽町にて12月18日まで開催中の“ブレイブリーデフォルト 10周年記念展”。その内覧会レポートをお届けします。
2012年10月11日に誕生したRPG『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』。そのシリーズ10周年を記念した本イベントでは、ファン必見の生原画や初公開となる開発資料などが展示されているほか、さまざまなグッズも販売されています。
この記事では、イベント開催に先立って開かれた内覧会の模様をレポート。残念ながら足を運べない人や、会場に行こうか迷っている人はぜひチェックしてください。
原画だけでなく開発者のメッセージにも注目!
展示会である本イベントでは、原画や設定資料が飾られている会場内を自由に歩き回って鑑賞できました。イベントスペースにはシリーズの名曲も流れており、目と耳の両方で『ブレイブリーデフォルト』の世界に浸れます。
会場には、シリーズの原画が流れに沿って数多く飾られています。繊細なタッチで描かれた絵は、味方も敵も目を引くものばかり!
『ブレイブリーデフォルト』コーナー
シリーズの原点『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』。ティズやアニエスたち主人公側だけでなく、アスタリスク所持者たちの原画もたくさんありました。
『ブレイブリーセカンド』コーナー
各作品に浅野さんのメッセージが添えられており、『ブレイブリーセカンド』については正直な反省を述べる一文も。浅野チームのユーザーに対する真摯な姿勢が、このようなところにも表れていますね。
開発資料コーナー
原画だけでなく、『ブレイブリーデフォルト』の企画書やプロット、設定資料にアート資料などを展示するコーナーも存在。これらは初公開の資料ばかりで、一般の方は撮影禁止となっていますが、10周年記念展の公式パンフレットに収録される予定です。
内部資料ゆえに、書かれているテキストも外部向けの形式ばったものではありません。とくにアスタリスク所持者の設定テキストは、思わず笑ってしまうような直球表現が多かったです。
『ブレイブリーデフォルトII』コーナー
ナンバリング最新作『ブレイブリーデフォルトII』のコーナーは、最多と思われる大量の原画を展示。キャラクターデザインを務める生島直樹さんのコメントが添えられているものもありました。
シリーズキャラ大集合の巨大アートは圧巻!
このほかにも、10周年記念イラストやRevoさんがコンサートで使用した衣装&楽器、関連作の原画などが展示されていました。
なかでも、シリーズキャラ大集合となる記念イラストは高さ1m、幅5mを超える巨大な屏風調アートで登場! こちらは金屏風専門メーカーの泰山堂が手掛けたもので、国宝のデジタル復元屏風の製造技法を応用した本格的な一品となっています。
『オクトパストラベラーII』の初出し原画も!
『ブレイブリーデフォルト』以外にも、浅野チーム作品ということで『オクトパストラベラー』『バリアスデイライフ』『トライアングルストラテジー』などの原画も展示。
そして、なんと来年2月発売の『オクトパストラベラーII』の未公開原画もありました! こちらは残念ながら撮影禁止でしたが、新たな主人公8人のさまざまな姿が確認できました。
多彩なグッズが並ぶ物販コーナー
展示物の鑑賞を終えた先には物販コーナーがあり、記念展ならではのグッズが多数並んでいました。どれもファン注目のアイテムばかりですが、個人的にはティズたちがドット絵になったアクリルマグネットがイチオシ!
シリーズの歴史に包まれながら、貴重な原画や設定資料をじっくり眺められる本イベント。ファンにとってはたまらないひとときが過ごせること間違いなしです。
イベントは12月18日(日)までの開催なので、興味がある人はこの機会をお見逃しなく!
スズタク:RPGとアクションをこよなく愛するライター。近年、シミュレーションRPGのおもしろさに気づき始める。
© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』公式サイトはこちら
“ブレイブリーデフォルト 10周年記念展”公式サイトはこちら