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『ガンヴォルト 鎖環』アフターエピソードATEMS編を先行プレイ。とにかくカッコいいジエド様が堪能できる!

sexy隊長
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 インティ・クリエイツから発売中のタイトル『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト 鎖環(ギブス)』の企画記事をお届けします。

 今回は、2022年12月15日に発売されるPlayStation4、PlayStation5版(PS版)『蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環』をご紹介。PS版で最速でプレイできる“アフターエピソードATEMS編”のプレイレポートのほか、発売済のNintendo Switch版との違いなどを、本記事では徹底解説していきます!

※なお、画面はPlayStation4版のものになります。

 ということで、さっそく“アフターエピソードATEMS編”を見ていきたいと思います。情報が公開された時から心待ちにしていたので、とうとうこの時が……! という気持ちでいっぱいです。

“アフターエピソードATEMS編”はジエド様とATEMSナイツの日常モノ!?

 “アフターエピソードATEMS編”は、私設組織“ATEMS(アテムス)”のリーダー・ZEDΩ.(ジエド)が主人公の追加シナリオとなります。もちろん、プレイアブルキャラクターは“きりん”でも“GV”でもありません。“ジエド”を操作できるのが“ATEMS編”最大の特徴です!

ATEMS編は本編エンディング後の話


 
 ストーリーは本編のエンディング後の話になっており、蒼き雷霆(アームドブルー)因子に関する“ABスピリット”という、謎の物質を発見するところから始まります。

 “ABスピリット”とはなんなのか? 何が起こるのか? 治龍局を巻き込んだ、新たなストーリーが展開していきます。気になる会話も多く、1つも見落としたくない! ということで、アクションを繰り広げながらライブノベルを追いますが、これもシリーズの面白さの1つだなと再認識します。

 『ガンヴォルト』シリーズの面白さは、ハイスピードアクションだけではありません。ストーリーにも重きを置いている作品なので、雰囲気に惹かれた方やキャラクターが気になった方でも、ぜひ触れてみてほしいですね。

ジエド様とATEMSナイツの日常会話が楽しめる!?

 追加シナリオは本編と同じように、“クリスマスの街”や“電脳九龍街”などをジエド様で進行。ミッションの最後には、“B.B.(ブラックバッジ)”や“シロン”が待ち受けており、撃破することでクリアとなります。

 基本的にミッション中は、ジエド様と“ATEMSナイツ”の特定の誰かとのライブノベルが展開していきます……が、これが見ていてとにかく“イイ”のです。アップデートの最後を飾るのにふさわしい、ファンにとって嬉しいものが詰まっています。

 たとえば、クリスマスの街だったら、ジエド様と“サーペンタイン”の過去話。電脳九龍街だったら“システィナ”と、参謀格らしい罠やシステムの話――等々、それぞれの個性にあった会話を繰り広げてくれます。“ATEMSナイツ”の面々もかなり個性的なので、「次はどんな会話が見られるんだろう?」と、先に進めるワクワク感がずっとありました。


 この会話がまたなんとも言えない日常感満載で、本編では味わえなかったキャラクターたちの雰囲気が堪能できます。「あれ、あなたこんなキャラだったの!?」みたいな、新たな魅力が発見できるので、“ATEMSナイツ”が好きな方は必見です!

 ほかにも、ボス戦の前にはハーレム状態ジエド様に嫉妬するB.B.や、シロンの能力を買って“ATEMSナイツ”に勧誘する話など、ATEMS側と暴走能力者との会話劇が展開されるのでそちらも見逃せません。後でじっくり見返したい……とスクリーンショットを撮っていたら、枚数がとんでもないことになってしまいました。

ライバル的なキャラを操作できる楽しさ。そしてお強い!

 ATEMS編で操作できるジエドは、さすがジエド様! と言いたくなるぐらい強いです!

 まずジャンプですが、きりんの護符ゲージのような羽ゲージを消費して、空中多段ジャンプや空中ダッシュが可能となっています。それを駆使すれば空中浮遊のような移動も可能で、加えて壁ジャンプでの移動もできるので、ステージ内を縦横無尽に駆け巡ることができます。

 また、多彩なスラッシュ攻撃も特徴的です。中~長距離ならショット攻撃“インペリウムフェザー”で敵をマーキングし、ワープスラッシュ攻撃の“ルクスアサルト”で一網打尽にできるほか、“パッショナブルレッド”という攻撃が用意されています。

 本編の主人公“きりん”と近い攻撃システムになっていますが、近距離攻撃はより強力かつ、遠距離攻撃も強い印象です。ジエド様かっこいい! と言いたくなる仕様になっています。


 普段は後ろに浮かんでいる剣で戦いますが、インペリウムフェザーで敵をマーキングすると、浮かんでいた剣が無数の鳥へと変化します。

 剣を振るっている時は、きりんのような接近戦特化……だけではありません。飛び上がりながら攻撃する対空攻撃“ソリスロータム”や、斜め下に向けて複数の剣を発射する対地攻撃“デアラクリマエ”といった、さまざまなスラッシュ攻撃が用意されています。あらゆる状況に柔軟に対応できそうですね。

 エフェクトもカッコイイので、ジエドを操作している時の楽しさは、きりんやGVにも引けを取らない印象です。きりんの特殊攻撃であった前方向への高速突進攻撃も、ジエドは最初から使用できるので序盤からかなり強力ですよ!


 炎の鳥を使役して戦う際は、基本的に画面内であれば距離が無限なので、遠距離からチクチクと“パッショナブルレッド”で安全に戦うこともできます。画面端から端まで一気にワープして、“ルクスアサルト”で一気に近づいてからのスラッシュ攻撃といった、高速アクションも存分に楽しめます!


 そして『ガンヴォルト』シリーズお馴染みのオート回避技“電磁結界(カゲロウ)”も、“陽炎(ヴィヴラシオン)”という名前で使用できます。ジエドを纏う翼がダメージの肩代わりをしてくれる、というモーションになっています。

 これには「ジエド様かっけぇ!!」となるしかありません。スタイリッシュに戦うのも良いですが、ぜひジエドファンは(死なない程度に)積極的に被弾を……と言いたくなってしまいます。

とにかく演出がイケてるSPスキル!

 ジエドは4種類のスキルが使用できます。4種類は固定なので変更はできないのですが、3種類の攻撃SPスキル+1種類の回復スキル、というバランスになっているので、使い勝手がかなり良いです。

 どれも強力なのは間違いないのですが、とにかく見た目がカッコいいのも魅力のひとつ(ここまでの内容でも、彼にカッコよさが詰まっているのはお伝えしていますが……)。

・光の弓を創り出して攻撃するSPスキル「ルクスバリスタ」


・鳥と剣、炎環で攻撃するSPスキル「レジティーマフトゥラ」


・無数の光の剣を降らせて攻撃するSPスキル「レクスカリバー」


・翼を休ませ、HPを回復させるノーマルスキル「ヒーリングフェザー」

 筆者はただただカッコいいジエド様が見たくて軽率にスキルを使ってしまい、ボス戦で困るというプレイを繰り返していました(笑)。ご鑑賞はほどほどに……。

パッシブ型イマージュパルスはクレジットで購入!

 アフターエピソードATEMS編”ではイマージュパルスが使用できず、代わりに“ナイツアビリティ”が使用できます。

 ナイツアビリティはパッシブ型イマージュパルスと同じで、装備することで様々な恩恵が得られる装備です。本編では過去作から新作まで様々なキャラクターが登場しましたが、ATEMS編ではATEMSナイツの面々のみが登場します。

 それぞれ開放には、ミッションで入手したクレジットで購入するというシステムになっています。本編と同様に、下位と上位のパッシブアビリティがあるのですが、実は購入するクレジットが3倍も違います!

 序盤は上位アビリティを1つ装備するか? それとも下位アビリティを3つ装備するか? とかなり悩まされます。


本編では補給しきれなかったATEMS成分が存分に補給できる!

 今回紹介した“アフターエピソードATEMS編”は、強いジエド様で爽快に無双しつつ、“ATEMSナイツ”とジエド様の会話や新しい関係性などなど、本編では味わいきれなかったATEMS成分が存分に補給できる内容になっています。こういった形で掘り下げをしてもらえるのはとても嬉しいですね。


 ATEMSだけではなく、きりんを含む治龍局の面々も登場するので、本編クリア後の雰囲気がどんな感じなのか? ATEMSと皇神グループ(スメラギグループ)はどうなっていくのか? という部分が気になっている方にも楽しめるストーリーになっています。


 そして、ジエドを“ジエド様”と思わず呼んでしまうようなプレイヤーは、絶対にプレイしないと損すると思います。

 言われなくてもプレイするよ、というコアなファンの方も、SNSなどでたまたま彼を見かけて「この人のデザイン好きかも」と感じた方も、ぜひジエド様を操作してライブノベルを堪能してください!

アップデートコンテンツとDLCが詰まったPS版

 PS版では、Switch版で配信されたアップデートコンテンツとDLCが最初からプレイできます! ここでまとめておさらいしてみましょう。

※オンラインランキングはアップデートで追加となります。

 本作のSwitch版は、2022年8月から5ヶ月間連続で追加プレイアブルキャラクター、追加モード、追加ボス、そして、追加エピソードなど、DLCを含む無償アップデートキャンペーンを開催することが発表されていました。

 上記の通りPS版ではそれらがすべて含まれています! 追加されたDLCには過去作である『蒼き雷霆ガンヴォルト』と『蒼き雷霆ガンヴォルト 爪(ソウ)』の主要キャラクターが登場するので、シリーズファンならかなり嬉しいコンテンツなのではないでしょうか。

第一弾DLC“EXイマージュパルス:ストラトス&ガウリパック”

 『蒼き雷霆ガンヴォルト』に登場した、七宝剣《貪り尽くす翅蟲(グラトニーフライ)》ストラトスのスキル型イマージュパルス4種。

 『蒼き雷霆ガンヴォルト 爪(ソウ)』に登場したエデンのメンバー《水晶靴の舞踏派(プリズムマスター)》ガウリのスキル型イマージュパルス4種に加えて、4種のパッシブ型イマージュパルスがセットになったDLCパックです。

 ここで手に入る““電子の謡精” シアン”のイマージュパルスは、ジャンプや落下時の挙動が緩やかになる、という珍しい性能なので重宝しました。足場が不安定なステージで装備しておくと移動がかなり楽に安全になるのでオススメです。

第二弾DLC“EXイマージュパルス:エリーゼ&アスロックパック”

 『蒼き雷霆ガンヴォルト』に登場した七宝剣《嫉ましき生命輪廻(アンリミテッドエンヴィー)》エリーゼのスキル型イマージュパルス4種。

 『蒼き雷霆ガンヴォルト 爪(ソウ)』に登場したエデンのメンバー《糸紡ぐ操手(ピグマリオンファーネス)》アスロックのスキル型イマージュパルス4種に加えて、3種のパッシブ型イマージュパルスがセットになったDLCパックです。

 ここで手に入る“B.B.”のパッシブ型イマージュパルスは、チャージショットの攻撃力を強化する能力になっているので序盤から終盤まで重宝。特にボス戦で大ダメージ出すには必須、と言っても過言ではないです。

第三弾DLC“EXイマージュパルス:メラク&テセオパック”

 『蒼き雷霆ガンヴォルト』に登場した七宝剣《怠惰なる亜空孔(スロースホーラー)》メラクのスキル型イマージュパルス4種。

 『蒼き雷霆ガンヴォルト 爪(ソウ)』に登場したエデンのメンバー《境界線上の電脳王(シリアルエクスペリメント)》テセオのスキル型イマージュパルス4種に加えて、3種のパッシブ型イマージュパルスがセットになっています。

 ここでオススメしたいのは、“テセオ”のイマージュパルス。火力はそこそこですが、画面全体を覆うような攻撃範囲が特徴的です。その演出や攻撃モーションがめちゃくちゃカッコよく爽快なので必見ですよ!

第四弾DLC“EXイマージュパルス:紫電&ニケーパック”

 『蒼き雷霆ガンヴォルト』に登場した《高天の支配者(バベルマスター)》紫電のスキル型イマージュパルス4種。

 『蒼き雷霆ガンヴォルト 爪(ソウ)』に登場したエデンのメンバー《塔上の美髪天(タワーリングブロンド)》ニケーのスキル型イマージュパルス4種に加えて、3種のパッシブ型イマージュパルスがセットになりました。

 ここで入手できる"ガンヴォルト"のイマージュパルスは、GVのSPスキルが、クードスに応じて攻撃力が上昇するグロリアスストライザーになるというもの。実は第一弾DLCでも"ガンヴォルト"のイマージュパルスが入手可能で、そちらの効果はGV操作時の獲得クードスが増加する……というものとなっており、組み合わせて使うことで“凶悪(褒め言葉)”になります。

第五弾DLC“EXイマージュパルス:カレラ&ジブリール&ニムロドパック”

 『蒼き雷霆ガンヴォルト』に登場した七宝剣《欲深き磁界拳(マグネットグリード)》カレラのスキル型イマージュパルス4種と、『蒼き雷霆ガンヴォルト 爪(ソウ)』に登場したエデンのメンバー《鉄血の刻衣(フルメタルジャケット)》ジブリールのスキル型イマージュパルス4種、同じくエデンのメンバー《流麗なる人魚(グレイトフルマーマン)》ニムロドのスキル型イマージュパルス4種に加えて、4種のパッシブ型イマージュパルスがセットになったパックです。盛りだくさん!

 発表されていた最後のDLCだけあって、どれも個性的で強力なものばかり。その中でも“パンテーラ”のイマージュパルスは、剣の攻撃力が限りなく低くなるものの、護符のダメージ蓄積量が大幅に上がる……という中級者から上級者向けのパッシブスキルになっています。が、ゲーム内の爽快感が段違いになるので、ぜひ使用して体感していただきたいスキルですね。

第一弾から第五弾までの全アップデートコンテンツ紹介

 アップデートコンテンツも第五弾まであります! この機会に、そちらの方も紹介していきたいと思います。

第一弾アップデート“きりんXX”・“モード:D-nizer”

 “きりんXX”では、ちょっと特殊な“きりん”でプレイできるシステムになります。

 公式の説明では、“様々な世界での戦いによって強力なスキルが覚醒した裏八雲の戦巫女。どこかで見たことがあるような技を駆使して戦うことができる”と記載されていますが、実はスピンアウト作品『白き鋼鉄のX(イクス) 2』に登場したDLC来訪ボス“きりん”の技を使用できるシステムになっています。

 『白き鋼鉄のX 2』をプレイしていなくても、新しいきりんとして楽しめますし、プレイしていたプレイヤーならニヤニヤしながらプレイできちゃいます。イチオシのコンテンツです!

 そしてモード:D-nizer。こちらは特殊な性能のGVを使用して、どこまで進めるかを競う超高難易度のサバイバルモードです。“きりん”を使用することができない代わりに、任意のタイミングでD-nize(暴龍化)できるようになっていますが、“G-カウンター”というゲージが追加され、Gカウンターが100%になるとゲームオーバーになるというモードになっています。

 このモードではスキル型・パッシブ型パルスは使用できませんが、プレイを重ねて貯めたクレジットを使用する事で、専用のアクセサリーを購入することができます。通常モードとはちょっと違う楽しさが味わえるので、こちらもかなり手応えアリです!

第二弾アップデート“トライアルモード”・追加ボス《怠惰なる亜空孔(スロースホーラー)》メラク&《境界線上の電脳王(シリアルエクスペリメント)》テセオ

 トライアルモードとは、ハイスコアやベストタイムを目指して、各ミッションをプレイするモードです。が、キャラクターのレベルが1で固定されていたり、イマージュパルスやアクセサリーは使用不可という要素が排除されていたりと、純粋に競技として楽しめるようになっています。
 
 クリア報酬はないので、本作を極めたプレイヤーにオススメのモードです。

 追加ボスは、ATEMS(アテムス)の能力者の力で復活を果たした皇神(スメラギ)の七宝剣《怠惰なる亜空孔(スロースホーラー)》メラクと、多国籍能力者連合エデンのメンバー《境界線上の電脳王(シリアルエクスペリメント)》テセオがタッグを組んできます。新規録りおろしのライブノベルでオリジナルのストーリーも楽しめますよ!

第三弾アップデート 追加ボス《双極の紫背者(サードリベンジャー)》紫電

 無限の星詠み(アストラルオーダー)によって視せられた、抹消世界。そこに、一度は倒したはずの高天の支配者(バベルマスター)の姿があった。

 蒼と紫の雷霆が、今再び激突する! という、ガンヴォルト初代に登場した超重要ボスである“紫電”が登場します! こちらも新規録りおろしのライブノベルでオリジナルのストーリーが展開。特に初代からプレイしている方にオススメです。

第四弾アップデート 追加ボス《新世界の王(ニューワールドオーダー)》アシモフ

 ガンヴォルト初代に登場し、GVにとって恩人であり、師匠であり、親代わりのような存在“アシモフ”がここで登場します!

 アシモフを知らない方は、ぜひ初代をプレイしてからアシモフと戦ってほしいな……と思うレベルで、この戦いや会話にはアツいものがあります。もちろんこちらでも、新規録りおろしのライブノベルでストーリーが楽しめます!

第五弾アップデート 追加シナリオ“アフターエピソードATEMS(アテムス)編”・オンラインランキング

 5ヶ月間連続の無償アップデートキャンペーン。その最後を飾るのは、追加シナリオである“アフターエピソードATEMS(アテムス)編”とオンラインランキングとなります。

 ATEMS編の魅力や面白さは先述いたしましたが、オンラインランキングも気になるところ。『ガンヴォルト 爪』でもかなり白熱したスコアアタックが楽しめましたが、今作でもあの競い合うアツさを味わえるのかと思うと、今から追加されるのが楽しみになります!

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