『SOA』×『P5R』コラボの魅力に心を盗まれた奴らの座談会。コラボ楽しむためのポイントを語り尽くす!

信濃川あずき
公開日時

 スクウェア・エニックスのスマートフォン用RPG『スターオーシャン:アナムネシス(SOA)』において、2019年10月31日にアトラスからリリースされる『ペルソナ5 ザ・ロイヤル(P5R)』のコラボイベントが開催中です。

 11月7日まで開催される『P5R』コラボ。意外な登場キャラクターと想像をこえるクオリティに、界隈は異様な熱気に満ちています。どこがどうすごいのか。それを語るために、電撃のライター陣が緊急座談会を開催しました!

 双方のゲームファン、担当者がこのコラボの魅力を語り、さらにこれから始める人への楽しみ方やコツを伝授します!

【座談会参加者】

タダツグ:『SOA』をプレイし尽くしている担当ライター。『ペルソナ』シリーズも既プレイで、今回のコラボの推しメンは鳴上くん。理由はもちろんセクシーだから。

まさん:電撃PlayStationの『ペルソナ』担当ライターで、『ペルソナ』のご意見番として参加。全シリーズに加え、10月31日に発売を控えた『P5R』もプレイ済み。

信濃川あずき:『女神転生』シリーズから入った熱狂的アトラスファン。今回のコラボにホイホイされて、『SOA』の世界の足を踏み入れたばかりの駆け出し艦長。

熱狂者のパレスへようこそ

タダツグ:信濃川さんは今回のコラボから『SOA』デビューしたそうだけど、調子はどう?

信濃川:初めての10連ガチャで、ジョーカーが3体出ましたよ。

タダツグ:ええーーーーっ! いやいや……ええ……? マジか……。

まさん:語彙力が消失しちゃったじゃないですか(笑)。

信濃川:排出率を見ないで引いたんですけど、やっぱりそれくらいビックリするものですか?

タダツグ:スーパーピックアップを引いたとしても、できすぎ……!

信濃川:なるほど……明日あたり事故に遭うかもしれません……。

タダツグ:命あるうちは、せっかくだからぜひこの機会に『SOA』を遊んでみていただきたい!

信濃川:はい! 本編と並行してイベントのストーリーを進め始めました!

タダツグ:ジョーカーはかなり強いんで、楽しくゲームを進められるはず。まあ、僕はまだ引けてないけどな!

タダツグ:さて、信濃川さんとまさんの2人には、『ペルソナ』好きの視点からコラボシナリオなどについて感想を聞きたいんだけど。

まさん:僕は電撃PlayStationの『ペルソナ』担当なので、『P5R』は事前にプレイしていまして。だから、かすみについて語れますよ。

信濃川:『P5R』での追加キャラ、芳澤かすみが発売前なのに今回のコラボに出ちゃっていますよね。

タダツグ:じゃあまず『ペルソナ』ファンとして、今回のように発売前タイトルのキャラクターがガッツリ出てくるのってどう思った?

まさん:よく出したなぁって感じです。

信濃川:そうそう。まずは驚きが大きかったですね。

まさん:とにかく、かすみを出すっていうのがすごい。まだどんなキャラクターなのか、誰もわかっていないのに!

タダツグ:『ペルソナ』シリーズって歴史が長いじゃない。そもそも『女神転生』の系譜ですし、少しお堅い印象があったんだよね。そう簡単に、他のタイトルに心を開かないぞ……みたいな。

まさん:コラボを積極的にやるようになったのは『ペルソナ4(P4)』以降だったかと。最近では『ぷよぷよ!!クエスト』や『グランブルーファンタジー』ともコラボしていますね。そういえば、『ペルソナ3(P3)』や『P4』の主人公はちゃんと名前で呼ばれていますけど、ジョーカーはずっとジョーカーですよね。本名で呼ばれない。

信濃川:『ペルソナ2』以外の『ペルソナ』シリーズは基本、主人公の名前が決まっていないので、それを踏襲しているんじゃないですか? 名前を呼ばずに進められるなら、それに越したことはない……みたいな。

タダツグ:鳴上くんも結城くんも、アニメや劇場版の名前だからね。名前だけじゃなく、ゲーム版では無味無臭気味だった主人公たちの個性が見えたり、主人公同士で会話したりするのは新鮮なんじゃないかな? あ、でも『ペルソナQ』で交流しているのか。

まさん:『ペルソナQ』、『ペルソナQ2』で主人公たちは会ってはいるんですけど、あれはクリア後に記憶を失ってしまうので、毎回初対面なんですよ(笑)。

タダツグ:なるほど。原作のそういった部分も、今回のコラボはリスペクトしているのかもしれないね。

まさん:今回のコラボシナリオのあと、記憶を失うのかはわかりませんが、これまでは基本的にリセットがかかってきました。

タダツグ:会話を見ていると、それぞれタルタロス(P3)、マヨナカテレビ(P4)、パレス(P5)にいるときに、『SOA』の世界に呼ばれているようだから一夜限りの夢……なのかもしれない。

芳澤かすみのバトル演出がひとあし先に見られる!?

まさん:かすみは、『P5R』の中でも特殊なキャラクターなんですよ。詳しくはプレイしてから確認していただきたいんですけど。だからこそ今回のコラボ、先出ししちゃっていいのかな……って思いました。もちろんネタバレには配慮されてましたが。

信濃川:後輩キャラであるということはすでに発表されていますから、その範囲で展開しているようでしたね。

タダツグ:『SOA』でプレイアブルになったのが10月24日なので、『P5R』の発売1週間前なんだけど、かすみの『ペルソナ』を出すときの演出が見られるという。

まさん:それ、ホントびっくりですよ。出しちゃっていいんだな! って。

信濃川:すごいですよね~。

タダツグ:演出といえば、このコラボの演出、ものすごく力が入ってるよね。

信濃川:それ、びっくりしました! こんなにいい演出、スマホでなかなか見ないレベル。個人的に好きな演出はジョーカーで、ミッションクリアしたときです。まさに『P5』のアレ!

タダツグ:ラッシュコンボからアルセーヌを出すときの演出もすごいよね。超原作リスペクト! しかもヌルヌル動く!!

信濃川:本当に、コンシューマ並の演出ですね。

タダツグ:なんていうか……鳴上くんも結城くんも、演出がちゃんとセクシーで……! ツボを心得ているなぁって。

まさん:かすみの戦いが先行して見られるのもいいですよね。

タダツグ:もともと『SOA』って原作リスペクトのコラボの評価が高いんですけど、今回ここまでガッツリやるのは本当にすごいと思うよ。

信濃川:これまで遊んできた『SOA』プレイヤーの目から見ても?

タダツグ:特に力が入ってるって感じた。ここだけの話……戦闘中、『ペルソナ』がキャラの後ろに出るんだけど、あれ、キャラクター2体ぶんのメモリを使っているらしく、それを処理するのが大変だったとか……。

まさん:そもそも、『ペルソナ』召喚の仕方が3人とも違いますからね。そこもよく表現されています。

タダツグ:だから、僕ら『SOA』ファンは戦慄したんだよね。『P5R』コラボ前のアップデートがものすごい容量で!

信濃川:とてつもない容量! 皆さんびっくりしたでしょう。

タダツグ:アップデートの容量イコール愛、っていうことなんだろうなあ。原作リスペクトの大きさですな。これはすごいコラボになるぞって、多くのファンが察したと思う。

まさん:新たなプレイヤーも入ってくるでしょうね。

信濃川:私もそうですから。それに、ミッションでほかのプレイヤーのキャラクターをレンタルする際、同じ冒険ランク帯のコラボキャラクターがずらっと出てきます。

まさん:それはまさに、今始めた人たちですね。

信濃川:違いないです。いるなぁって感動しました。

コラボキャラクターたちの強さは?

信濃川:既プレイヤーから見て、今回のコラボキャラクターの中でも特におすすめキャラはいますか?

タダツグ:みんないいんだよね~。あと、すでに持っているキャラクターとのバランスにもよるね!

まさん:せっかくだから全キャラクターについて見解をくださいよ。

タダツグ:まずジョーカーは、どんなパーティにも入れられる。いわゆるバフキャラで、物理攻撃も魔法攻撃も上昇してくれる!

信濃川:それは、いるだけでもうお役立ちキャラクターっていうことですね。

タダツグ:そう、たとえばマルチ(共闘プレイ)で、ジョーカーが参戦してすぐにやられてしまってもバフは残るから、上級者さんたちも許してくれるというか、ありがたがってくれると思うんだよね。すぐやられちゃったけど、バフくれたからいいか~って(笑)。

信濃川:確かに、私はまだ始めたばかりなので、マルチに入っていくのにものすごく勇気がいります。ジョーカーなら歓迎してもらえるというのは、ありがたい情報です!

まさん:性能としては、やっぱりジョーカーがおすすめ?

タダツグ:ジョーカーは汎用的ではあるけど、ほかのキャラもいいよ。僕自身は、鳴上くんが使いやすいと思ってる。『SOA』にはアタッカー、ディフェンダー、シューター、ヒーラー、キャスターといった役割があるんだけど、アタッカーは敵の体力を削ってナンボなんで、そのぶん被ダメージも大きいのよ。

信濃川:ジョーカーはアタッカーですね。

タダツグ:ジョーカーはダガーと銃を使うので遠距離でも戦えるんですけど、やはり比較的被弾しやすいキャラクターなんだよね。回避をバリバリ使いこなせないと、ちょっと厳しいかも。回避性能が高いキャラでもあるので、操作がうまくできる人はいいんだけどね。

まさん:始めたばかりの人って、あまり回避に意識が向かなくなっちゃいそうですね。

信濃川:確かに、攻撃をしなくちゃ、手を出さなくちゃっていう意識で動いてしまいがちです。特に今はゴリ押せてしまっているので、なおさら。

タダツグ:そういう意味では、初心者さんのジョーカーはやられやすいかもしれない。そこで、鳴上くんですよ! 彼は、堅いんですよ!!

信濃川:ディフェンダーですよね。

タダツグ:打たれ強いし、攻撃と同時に回復ができる武器を持たせておくと継戦能力が高くて長く戦える。

まさん:じゃあ、初心者さんにはむしろ鳴上くんのほうがおすすめってことかな。

タダツグ:戦いやすいとは思うね。

信濃川:結城くんはどうですか?

タダツグ:結城くんは、スタンといって敵を動けなくする能力に長けているんです。そのためには手数が必要なので、立ち回りはジョーカーよりも難しいかも。攻撃を途切れさせずにスタン値をためていくのが役割のキャラなのよ。

信濃川:技術がいるんですね。ちょっと上級者向きなのかな。

タダツグ:ただ、役割をまっとうできたときの達成感はハンパない!

まさん:狩猟系のゲームでも、敵を麻痺状態にすると途端に戦闘が楽になりますよね。

タダツグ:そういうこと! 敵が棒立ち状態になるので、ものすごく楽。これは否定できない事実なんだけど、『SOA』ってスタンがとてつもなく重要なんだよね。

信濃川:どれだけスタンさせるか……っていうことですか。

タダツグ:そう、いろんな戦い方のスタイルがあるけど、その中でもスタンを狙っていくやり方はかなり有効だと思う。

まさん:結城くんをうまく操作することができたらすごいし強い、っていうことなんですね。

タダツグ:さらに言うと……3人そろうとものすごいシナジーが出る。

信濃川:ファンとしては、とりあえず全員欲しいですけどね(笑)。

タダツグ:編成としても強いよ。結城くん、鳴上くん、ジョーカーがいて、あとの1体は回復もしくはアタッカーがいると、かなりの安心感。そうそうやられないな、みたいな。

信濃川:これは、3人コンプリートを目指して頑張るしかない……!

タダツグ:ジョーカーが一発で出たの、いいなぁ。うらやましいなぁ!

まさん:でも、鳴上くんを持ってるじゃない。

タダツグ:そうそう、鳴上くんいいのよ~。超セクシーなんで。勝利ポーズが特にセクシーで!

信濃川:ジョーカーを引いて運を使い切った気がしていましたけど、鳴上くんと結城くんも引かなきゃ……。まあ、これは宿命ですね。

新米艦長さんはこう立ち回ろう!

信濃川:『SOA』を始めたばかりの私に、ベテランプレイヤーからのアドバイスをいただけるとうれしいです!

タダツグ:まずはストーリーを進めて紋章石を集めるといいよ。かなりたっぷり手に入るので、それを使ってコラボガチャを回せるだけ回しちゃって!

信濃川:私は『ペルソナ』ファンなんで淀みなくコラボガチャを回しましたけど、やっぱり今回すとしたらコラボガチャですよね。

タダツグ:そうだね。今しか手に入らないですし、それにすごく強いんで。さっき話したように、お持ちのジョーカーはマルチに入りやすいですから臆せず参加して、どんどん経験値などを稼いじゃって! 実はジョーカーに限らず、今回の『ペルソナ』キャラクターはバフが強力なので、いてくれるだけでありがたいのよ。

信濃川:少し安心しました~。実はイベントシナリオをプレイしているんですけど……初心者には途中からだいぶ厳しい難易度になります。敵のレベルが87になるくらいから。

タダツグ:そこは借りましょう。ほかの艦長たちの力を。

信濃川:やっぱり、突破方法はそれですよね!

タダツグ:初心者さんってどうしてもマルチに戸惑っちゃうけど、ジョーカーたちなら歓迎してもらえると思うよ。

まさん:だからこそ、始めるなら今ってことですね。

信濃川:ですね。バフキャラが歓迎されるうえに、最近始めた同レベル帯の人も多いはずです。

タダツグ:同レベル帯であれば、やられちゃってもまあまあお互い次頑張ろうね……ってなるから。それと、初心者さんがマルチをやるなら、ぜひ部屋を自分で立てましょう。

信濃川:自分で部屋を立てたほうがいい理由はなんですか?

タダツグ:このゲームは、部屋を立てた人だけがスタミナを消費するのよ。

まさん:あー、なるほど!

信濃川:スタミナを支払って、ほかのプレイヤーに“来ていただく”ということですね!

タダツグ:そう。支払って来ていただいているぶんには、オーナーがやられたけど僕らが頑張るか、という風になってくれると思うので。

まさん:逆に、高レベルのオーナーのところに入って、すぐにやられちゃうのはまずそうですな。

タダツグ:それを“床ペロ”っていうんですけど(笑)、それをしちゃうと「コイツなにしに来たんだよ」ってなっちゃうので、そうならないように気をつけて!

信濃川:だとしたら初心者さんは、スタミナを消費して部屋を立てるべきですね。私も初心者ですし強い人に助けていただくなら、心ばかりのお礼としてスタミナ消費くらいしたいです。

タダツグ:さらに、自分で立てた部屋に強い人が入ってきてくれたら、その人をフォローしちゃえばいい。そうすれば、シングルプレイをする際にその人のキャラを借りることができるし。序盤は、強キャラが1体いれば進められる難易度なので。

信濃川:あ、それはそう思います。引けたジョーカーに、持っている素材のすべてをつぎ込んでレベルを最大まで上げたんです。限界突破もして。そうしたら、ジョーカーでガンガン進められています。今は3つ目の惑星(ファブリーク)ですが、まだまだ困らないですね。

タダツグ:その戦略、大当たりだよ。『SOA』はサービスインから2年が経っていて、ストーリーも随時追加されているけど、序盤は今の性能のキャラで挑めばかなり楽にクリアできるはず。マルチも、そのキャラを連れて入れば戦えると思うよ。

信濃川:可能な限り強くしたジョーカーとレンタルキャラクターで、当面は進めていけそうです。

タダツグ:あとはイベントを周回して、いましか手に入らないアクセサリーなどをゲットしておくのも大事。クマのぬいぐるみとか。イベントミッションで手に入るブランクカードの交換でゲットできるから。

信濃川:『P4』のアイドル的存在ですから、クマもこういう形でちゃんとコラボに登場しているのがうれしいですね。見た目だけではなくて効果もいいものですか?

タダツグ:クマのぬいぐるみは敵から狙われやすくなる効果があるんだけど、鳴上くんのようなディフェンダーって狙われてナンボのキャラクターなんだよ。他のキャラクターが狙われないようにヘイトを集め続ける役割なので。だから鳴上くんにはクマのぬいぐるみが最適!

まさん:鳴上くんにクマ……うまい具合にできていますね。

タダツグ:あと、このゲームは武器が大事というのも覚えておいて。少し前の世代のキャラクターでも、強い武器の属性をそろえておけばスタンをとりやすくなるの。弱点属性を突けば、スタン値が高いので。いかにいろいろな武器を持っているのかによって、戦いやすさが変わってくるよ。

まさん:コラボイベントの交換品の中にも、武器があるみたいですね。

タダツグ:鳴上くんにはやっぱりゴルフクラブだよね。懐かし~!

まさん:鳴上くんは、変な武器をいっぱい使っていましたからね。

信濃川:釘バットとか!

まさん:バス停とか!

タダツグ:今回のコラボの楽しいところは、ゴルフクラブをほかのキャラクターにも持たせられるっていうところなんだよね。普段、そんな武器で戦うとは思えないキャラがゴルフクラブで戦っているのを見ると、『スターオーシャン』ファンからしてもうれしいものです。

信濃川:今までの『SOA』は、ネタ武器ってありましたか?

タダツグ:結構あったよ。正月武器で羽子板があったりね。長く続けているとネタ武器もいろいろと手に入るよ。だから、今回のコラボで遊んでみておもしろいと思ったら、ぜひ続けてみてほしいです!

コラボキャラの魅力を引き出す会話モード

信濃川:そういえば、キャラクターとコミュニケーションがとれますよね。“会話モード”でしたっけ。あれ、おもしろいです。ぬいぐるみ抱っこさせられますよね!

タダツグ:そうそう。スターオーシャンシリーズのマスコット、バーニィを抱きかかえている鳴上くんたちのスクショがとれちゃうんですよ!

信濃川:会話モードは素晴らしいですね! いきなり乙女ゲーが始まったかと思っちゃいましたよ! 主人公たちは『ペルソナ』本編では寡黙ですから、ガンガンしゃべってくることにびっくりしました。

まさん:結城くん、鳴上くんに関しては、キャラクター設定をアニメや劇場版に寄せているような感じでしたね。でも、ジョーカーは饒舌にしゃべるイメージがなかったです。アニメでも無口でしたから。

信濃川:「贈り物をもらうのには慣れていないんだ」って照れるジョーカーには破壊力があります。こんな風に照れるんだ……って感動しました……!

タダツグ:『SOA』では、主人公とのコミュ、コープを築けるというのがいいよね。これまでは、主人公たちがコミュやコープを築いても、主人公からの目線だったから。主人公=プレイヤーだったわけじゃない。今回は主人公が“艦長”だから。艦長が、鳴上くんたちとコミュを築いていくんだよね。ちなみに艦長は、男性とも女性とも明言されてません。

信濃川:それこそ、艦長はプレイヤー自身ということですからね。

まさん:プレイヤーには男性も女性もいるでしょうし。

タダツグ:だから、友情目線でもいいし、恋愛目線でもいい。まさにプレイヤー次第。『ペルソナ』って男性も女性もファン多いからね~。

信濃川:どっちもめちゃくちゃ多いですよね!

タダツグ:僕は鳴上くん推しなんだけど、あんなイケメンの彼が会話したり戦闘でかっこいいモーションを見せたりするだけで、もう満足ですよ。セクシーだし!

まさん:『ペルソナ』って、その時代ごとの若者をターゲットにしてるんですよね。だからどちらかではなく、男女ともに若者に人気が高い。

タダツグ:まあ、僕らおじさんもプレイしてるけどね!(笑)

まさん:コラボストーリーは、すごく『ペルソナ』らしいなって思いました。

信濃川:コラボストーリーでメインのレナって、初出は『SO2(スターオーシャン セカンドストーリー)』なんですよね。

タダツグ:『SO2』コラボというよりは『SOA』コラボになっていると思った。『SO2』のキャラクターは『SO2』の冒険が終わったあとの状態から召喚されている、という設定なので。

信濃川:今回のコラボでは、『P5R』からはフォックスやナビも来ていましたね。フォックスは、いろいろあってどこかに行ってしまいましたが(笑)。

まさん:フォックスは、外伝的なストーリーでネタキャラとして扱われることが多いような気がしますね。

信濃川:それはもしかして“中の人”のイメージもあるのかな? フォックス役の杉田智和さんの。

まさん:それは大いにあると思います。

タダツグ:このあたりについては、『ペルソナ』ファンが納得しているならいいのかなって。

信濃川:これでいい、これがいいと思いました!

タダツグ:実は杉田さんのキャラは、レナと同じ『SO2』にもいるんだけど、めっちゃイケメンなんだよ。ディアスというキャラクター。そこも含めて今回のコラボっておもしろいんだよ~。ギャップにニヤニヤしちゃう(笑)。

信濃川:確か東京ゲームショウ2019の『SOA』ステージ、『P5R』コラボの発表で杉田さんが登壇していましたよね。それなのに、シナリオの中ではスッといなくなっちゃうっていう(笑)。

まさん:それも含めて全部おもしろい!

タダツグ:逆に言えば、そんなフォックスの描き下ろしの立ち絵イラストもあるということは、やっぱり本気のコラボなんだよね~。

信濃川:結局、どの角度から話しても「このコラボは本気だ!」に行き着きますね。

タダツグ:本気度を測るという意味でもうひとつ。すごく生々しい大人の話ですけど、今って紋章石の増量セールをやっているんですよ。『SOA』はセールの実施頻度をある程度絞っているので、ぶつけてくるということはやっぱり本気だなと。

まさん:結構お得度が高いセールなの?

タダツグ:かなりお得! それに単純にうれしいじゃない、『P5R』コラボキャラクターが欲しい人にとって。だからこそ、『SOA』を始めるなら本当に今なんですよ!!!!

双方タイトルのファンに向けて

まさん:『ペルソナ』シリーズと『スターオーシャン』シリーズのファン層は、親和性があるんですかね?

タダツグ:RPGファンであれば、どちらも知っている気はするよね。一例として、信濃川さんはどう?

信濃川:『スターオーシャン』シリーズは、SFCとGBでプレイしました。長生きしているので記憶が薄れてはいますが、楽しんでプレイしたと思います!

タダツグ:SFCは無印、GBは『SOBS(スターオーシャン ブルースフィア)』だね。

信濃川:『ペルソナ』は、系譜が繋がるFCの『デジタルデビル物語 女神転生』から。SFC『真・女神転生』シリーズの頃は、頭の先から足の先までどっぷりでした。そして『ペルソナ』へ。

タダツグ:そうシリーズを振り返ると、人気が出た時期はかぶっている気がするね。どちらもSFCでヒットしてるから、両方やっている人は少なくないだろうね。でも、『P3』以降から入った人でも楽しめると思うよ。だってモデリング、めちゃくちゃかっこよくなかった?

信濃川:確かに、すごくかっこいいです!

タダツグ:『SOA』のモデリングって、それだけでちょっとゲームをやってみようかなって思えるレベルでかっこいいんだよね。

まさん:逆に、今回の『SOA』で『ペルソナ』に興味を持った人は、『P5R』をぜひプレイしてほしいですね。遊びやすくなっていますし、追加部分も好評です。

信濃川:追加要素が多いので、『P5』をプレイした人でも楽しめますよね。

まさん:3学期がまるまる追加されていますからね。

信濃川:それはすごい! このボリュームはうれしいですね。

タダツグ:『P4』から『ペルソナ4 ザ・ゴールデン(P4G)』になったとき以上っていうことかー。

まさん:『P5』とダンジョンの構造も変わっているので、『P5』を遊んだ人でも最初から楽しめるはずです。

タダツグ:じゃあ『P5』未プレイの人は、最初から『P5R』をやっても問題はないのか。ストーリー自体はちゃんと追えるしね。

信濃川:コラボにかすみが出るわけですし、もうかすみが出るほうをプレイしていただいたほうがいいはずですよね。

まさん:ですね。追加要素がありつつ、ダンジョンが快適になっているなど短くできる要素もあるので、最終的なプレイ時間はおそらく『P5』と同じくらいになるんじゃないかと思いますよ。ストーリースキップもありますから、『P5』既プレイの人にもやさしいです。それから、『P5』プレイヤーへの朗報としては、銃の弾丸が減らなくなりました。戦闘が終わったら回復するんです。

信濃川:ああ、それは本当にいいです! ありがたい! 『P5』では現実世界に一度戻るまで回復しませんでしたから。ガンガン銃で戦えるようになりますね。

まさん:銃を使いまくることができるので、戦い方がだいぶ違っていると思います。

タダツグ:そう考えると、『SOA』のジョーカーの性能が近接だけじゃなくて遠距離攻撃も得意というのは納得。『P5R』のジョーカーが『SOA』に出ているという認識でよさそうだね。

まさん:『P5R』はプレイ時間が100時間をこえるであろうゲームなので、『SOA』をコツコツ長く遊んできた人たちにも満足してもらえるボリュームです。

信濃川:今から『ペルソナ』に入門するなら、最新の『P5R』一択ということですね。そして気に入ったらぜひ、そのほかのシリーズも遊んでいただきたいです。格ゲーもダンスゲームもありますよ。

まさん:アニメや劇場版の出来もいいですから、過去作はそちらから入ってもいいですね。

信濃川:作品のファンになる要素って、キャラがいいとかストーリーの続きが気になるとかいろいろとありますけど、個人的に『ペルソナ』は、自分も身を置きたくなる世界観に魅力を感じます。どっぷり長時間、あっちの世界にいていただきたいです。

タダツグ:そして『SOA』も、初心者さんが参戦する大チャンスの今、ぜひ入ってきていただきたい!

信濃川:私は、続けてみようと思っています。『ペルソナ』キャラだけじゃなくて、ガチャで排出されたキャラに魅力を感じますし、本編も楽しんでいます。コロが、声も含めて好きになりました(笑)。

まさん:『P5R』のあとにはアクションゲームの『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(P5S)』が控えています。もうそろそろ情報が出てくるはずなので!

タダツグ:『SOA』はバリバリのアクションゲームだから、『SOA』が好きな方は『P5S』も楽しめると思うよ。そして『スターオーシャン』も、『スターオーシャン1 -First Departure R-』が12月5日に発売予定です!

信濃川:『SOA』×『P5R』コラボで両方の世界を体験して、それぞれの作品に世界を広げていっていただきたいですね!

©ATLUS ©SEGA All rights reserved. © 2016-2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Developed by tri-Ace Inc.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

スターオーシャン:アナムネシス

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: ARPG
  • 配信日: 2016年12月8日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

スターオーシャン:アナムネシス

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: ARPG
  • 配信日: 2016年12月8日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

関連する記事一覧はこちら