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『鎌倉殿の13人』47話感想。尼将軍の熱い演説に義時も涙…

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 毎週日曜20時から放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が、いよいよクライマックスを迎ます。

 この記事では、『鎌倉殿の13人』第47回の感想をお届けします。

尼将軍の熱い演説に義時も涙…

 最終回の1つ前となる大事な第47回“ある朝敵、ある演説”は、心を揺さぶる内容が盛りに盛られた回でした。

 朝廷・後鳥羽上皇が幕府政治の要である北条義時の首を狙い、戦を仕掛けようという動きを隠さなくなります。

 京都守護が上皇たちによって襲撃され、院宣が義時の周りの者たちの元に届きだして…?

 いよいよ義時も危ういか…⁉ と思われたとき、「カッコイイままでは終わらせません」と政子が立ち上がります。

 そして臣下たちの前で、ウソ偽りのない言葉で語る心からの演説を行います。

 自らを尼将軍と言う彼女の姿は、まさに将軍そのもの。

 鎧に身を包んでいなくとも、武将と変わらないものを感じます。

 このときの政子の言葉や、臣下たちの賛同する声に義時は男泣き。

 そんな彼を見ながらテレビの前でこちらも目頭が熱くなってしまいました。

 今回は主役たちだけではなく、どの人物も細かい見どころが盛りだくさん!

 ほかにも見どころをピックアップするとしたら、過去回想との比較を差し込んできた義時と三浦義村のシーンを推したいです。

 2人とも過去と現在では雰囲気も言動もまったく違います。

 優しくちょっと気弱に見えた義時はもうおらず、ムキムキの肉体美を持つ義村は竹刀を撃ちつける……。

 この対比が、2人の今と昔を如実に表していてグッときてしまいました。

 そして、次回ついに最終回。

 幕府と朝廷がぶつかる戦いが始まります。

 史実として結果を知ってはいても、そこにどんなドラマが散りばめられていたのか。

 三谷幸喜節はどう炸裂するのか――などなど、楽しみですね!

 義時の「鎌倉殿の13人」たちの運命をしかと見届けましょう!!


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