フリーダムとサンドロックに新必殺技が！『ブレイクブレイド』イベント終了直前!!【スパロボDDコラム#79】

文: 電撃オンライン

公開日時: 2022年12月14日(水) 17:20

　バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第79回コラムをお届けします。

フリーダムとサンドロック、2機のガンダムに新たな必殺技が！

　イベント“シューティング・スターズ”の開催に合わせて、“ミーティア・フルバースト（MAP）”と“ヒートショーテル・ラッシュ”、2種のSSR必殺技パーツが追加されました！

SSR ミーティア・フルバースト（MAP）

【ユニットパーツデータ】ミーティア・フルバースト（MAP）

ミーティア・フルバースト（MAP）の評価（SS）

　無条件で射程が1増加し、気力10上昇ごとに攻撃力・防御力・照準値が強化されます。また戦闘回数に応じて攻撃力が、、気力130以上になれば必殺技威力が増加する効果があります。

　そして、必殺技スロット1に装備しているパーツの必要アクションを1短縮する効果もつきました。「覚醒」の効果があるハイマット・フルバーストとの相乗効果はバツグン。双方が揃えば、超強力アタッカーとしての活躍は約束されているといってもいいでしょう。

　フリーダムガンダムの新たなSSR必殺技パーツ“ミーティア・フルバースト（MAP）”は、待望のMAP兵器!!　フリーダムガンダムは、これまでに4つのSSRパーツが実装されていますが、いずれも単体攻撃であり、MAP兵器の実装は今回が初となっています。これで、いかなる戦況にも対応できるユニットとして仕上がったと言っても過言ではないでしょう。

　大型兵装ユニット・ミーティアとドッキングして繰り出す必殺技としては、先行してジャスティスガンダム用の“ミーティア・ビームソード”が実装されています。こちらは、ミーティアが備えるアームユニットの超大型ビームソードにより、敵機を両断するという豪快極まりない攻撃でした。

　一方“ミーティア・フルバースト”は、ミーティアの60cmエリナケウス敵対艦ミサイル77門、93.7cm高エネルギー収束火線砲2門、120cm高エネルギー収束火線砲2門に加え、フリーダムガンダム本体の火器を併用した一斉射撃となっています。

　原作『機動戦士ガンダムSEED』では、PHASE-47でフリーダムガンダムが初めてミーティアと合体。プラントに迫る多数の核ミサイルを撃墜するために、ジャスティスガンダムとともにこの一斉射撃を敢行。

　PHASE-49でも同様に、無数の核ミサイルを撃ち落としました。多数の火器を同時に使用するこの攻撃は、フリーダムのマルチロックオンシステムと非常に相性がよく、単機で戦況を変えるほどの活躍を見せています。

　ちなみに、前述の通りジャスティスガンダムもミーティアと合体した状態で武装の一斉射撃を行っており、一方のフリーダムガンダムも超大型ビームソードでのモビルスーツ戦をこなしています。

　ジャスティスガンダムに“ミーティア・フルバースト”が、フリーダムガンダムに“ミーティア・ビームソード”が実装される日が来るかもしれませんね。

SSR ヒートショーテル・ラッシュ

【ユニットパーツデータ】ヒートショーテル・ラッシュ

ヒートショーテル・ラッシュの評価（S）

　無条件で防御力、気力10上昇ごとに攻撃力・防御力・照準値が強化されます。また斬撃・実弾属性のブレイクゲージ減少量に加え、味方のヒイロ、デュオ、五飛、トロワのいずれかがいるとき、攻撃力・防御力、ブレイクゲージ減少量がさらに増加する効果もアリ。

　そして、ヒートショーテル・アジタートと同じように今回も周囲バフがついています。効果は攻撃力・照準値の増加で、他の周囲バフと重複可能なのでヒートショーテル・アジタートと同時装備で全パラメータの強化ができることになります。攻撃面は少し物足りないですが、ブレイカー兼サポーターとしての役割は十分にこなしてくれますね。

　ガンダムサンドロック改に早くも2つ目のSSR必殺技パーツ“ヒートショーテル・ラッシュ”が実装されました!!　その名の通り、背面にマウントされた2本のヒートショーテルを両手に持って、バルカン砲でけん制しつつ敵機に突撃。格闘攻撃で敵機を上方に打ち上げ、無防備になったところをヒートショーテルで両断するというラッシュ攻撃となっています。

　原作OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』のガンダムサンドロック改には、頭部のバルカン砲とヒートショーテル以外に武装がないため当然ではあるのですが、“ヒートショーテル・ラッシュ”や1つ目のSSR必殺技である“ヒートショーテル・アジタート”を含め、R～SSRまでの4つの必殺技パーツが、ヒートショーテルを使用したものとなりました。

　原作OVAはかなりコンパクトにまとまった作品なので、ガンダムサンドロック改の活躍シーンもそう多くはありません。そのため“ヒートショーテル・ラッシュ”の戦闘デモで使っている、ヒートショーテルの投てきや、キックを絡めた連続攻撃なども、実は作中では披露されていないのです。

　では、この技の出どころがどこなのかというと、それはTVシリーズ『新機動戦記ガンダムW』。宇宙用に改修される前の姿であるガンダムサンドロックが使用した攻撃がモチーフとなっています。

　ヒートショーテルの投てきは、第17話と第36話で使用。どちらも、OZの量産型モビルスーツであるリーオーを一撃で撃破するという威力を見せつけました。第17話はカトルがガンダムサンドロックを自爆させた回、第36話はカトルが修復されたガンダムサンドロックに再び乗った回であり、特に記憶に残るエピソード内で使用されている印象ですね。

　回転タックルと回し蹴りで敵機を打ち上げ、ヒートショーテルでトドメを刺すという荒業は第38話で使用し、2機のトーラスを同時に撃破するという戦果を上げています。この時は宇宙空間での戦いだったのですが、改修前にも関わらず、「コロニーを守る」というカトルの気概ゆえか、かなりの高機動戦闘を繰り広げていました。もっとも、次の第39話ではヒートショーテネルによる攻撃を回避されるなど限界が露呈し、第40話で改修が施されることとなります。

　第41話からは、宇宙戦用に強化改修されたガンダムサンドロック改として登場。ヒートショーテルの出番は減り、新たに追加されたビームマシンガンを主武装として使うようになりました。

　TV版のガンダムサンドロック改は、設定上『Endless Waltz』のガンダムサンドロック改とまったく同一の機体ということになっていますが、後者はビームマシンガンや首元のホーミングミサイルを装備しておらず、前述の通り頭部のバルカン砲と、2本のヒートショーテルのみで戦っています。

　“ミーティア・フルバースト（MAP）”と“ヒートショーテル・ラッシュ”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは12月15日（13:59）までの開催。

　特に“ミーティア・フルバースト（MAP）”は期間限定排出となっていますので、フリーダムガンダムを主力で使っている方は、ぜひゲットしておきましょう!!

『ブレイクブレイド』期間限定参戦イベント終了間近!!

　11月20日から開催されている『ブレイクブレイド』の期間限定参戦イベント“クロス・ブレイド（巨兵邂逅）”も、まもなく12月15日（131:59）に終了が迫っています！

　『ブレイクブレイド』の主役機・デルフィングと、主人公・ライガットを入手できる最後（かもしれない）の機会ですので、絶対にプレイしてくださいね!!　イベントの難易度はかなり低くなっているので、『スパロボDD』を始めたばかり、という方でも十分入手は可能です!!

　デルフィング専用のSSR必殺技パーツ“ワール・ウィンド”が排出される4ステップアップガシャや、デルフィング／ライガットに関連した各種ミッションなども同時に終了となります。みなさん、思い残しのないように!!

　……といったところで、今回の『スパロボDD』コラムはここまで。

　最後になりますが、さる12月6日に、我らが“アニキ”こと、アニソン歌手の水木一郎さんが亡くなられました。肺がんで闘病生活の末のことでしたが、亡くなられる直前までライブにご出演されており、まさしくご自身が宣言した“生涯現役”を貫かれました。

　毎年恒例となっていたライブ『スーパーロボット魂』に毎回参加して、熱唱するお姿を拝見していたいちファンとしては、正直まったく心の整理がついてないのですが、多くの『スパロボDD』プレイヤーの方々も、筆者と同じような心境であろうかと思います。

　思えば『スパロボDD』にも、『マジンカイザー』『鋼鉄ジーグ』『超電磁ロボコン・バトラーV』『超電磁マシーンボルテスV』『真（チェンジ!!）ゲッターロボ世界最後の日』『鋼鉄神ジーグ』など、アニキが携わった作品がたくさん参戦しています。きっと、今後生まれてくるであろう新たな『スパロボ』にも、アニキの名が刻まれ続けることでしょう。

　“人のいのちは尽きるとも”、アニキが雄叫びとともに教えてくれた“正義と愛と友情”は、我々『スパロボ』ファンの胸に確かに息づいています。幾度となくアニキの歌声に勇気づけられてきた一介のファンとして、本当にたくさん語りたい思い出があるのですが、それはあまりにも個人的で、とりとめなくなってしまいそうなので、今はこれだけ言わせてください。これまで、本当にありがとうございました！　いつまでも、絶対に忘れないゼーーーーット!!

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