『かぐや様は告らせたい ファーストキッスは終わらない』声優陣のクリスマスの過ごし方は…

電撃オンライン
公開日時

 アニメ『かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-』の公開を記念して、初日舞台挨拶が新宿バルト9にて開催されました。

 以下、オフィシャルイベントレポート原文を掲載します。

豪華7名登壇! 初日舞台挨拶で『かぐや様』最新作への愛を語る♡

日時:12月17日(土)12:35〜13:25
会場:新宿バルト9
登壇者:
古賀葵(四宮かぐや役)、古川慎(白銀御行役)、小原好美(藤原千花役)、 鈴木崚汰(石上優役)、富田美憂(伊井野ミコ役)、 鈴木雅之、高城れに

 いよいよ公開を迎えた『かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-』。

 キャスト5人、そしてオープニングテーマを担当したアーティスト2人登壇するやいなや会場は大きな拍手の渦に。

 鈴木雅之、そして高城れには「Love is Show」の衣装を身につけての登場となりました。

 はじめに、公開初日を迎えた気持ちを聞かれると古賀は「とにかく今日が迎えられたのが嬉しいです。」と話し、今年4月から放送された3期が終わってからこの期間で公開を実現させたスタッフや、公開を待っていた『かぐや様』ファンに感謝を述べました。

 古川は「冬の話になるので、同じ時期にリンクさせて見ていただけることが嬉しかったです。」とクリスマスが舞台となる本作がまさにクリスマスを目前に控えるいま公開されることに言及。

 小原は第1期放送時の頃を思い返し「『かぐや様』が大きくなっていくなと改めてひしひしと感じています。」と感慨深げな表情を浮かべました。

 鈴木雅之は、「3期で『ウルトラロマンティック』……ウルトラでしょ? ここからどこまでいくんだろうと思いましたね。今回の副題は『ファーストキッスは終わらない』です。ラブソングだな、原点回帰だなという気持ちになりました。」とコメントし、今回の楽曲は「一番ストーリーとリンクしている」そして「クリスマスシーズンですから『かぐや様』ファンへのプレゼントになればいいなという思いです。」と語り、会場は大きな拍手に包まれました。

 高城は作品がもつ影響力の凄さを改めて感じたといい、SNSでトレンドに頻繁に入る様子や海外の反響を挙げました。

 「作品自体もかわいらしさや切なさ、少し刺激的なシーンもあって心打たれました。これからも色々な方にずっとずっと愛されるんだろうなと思います。」と話し、それぞれが今の想いを露わにしました。

 今回の『ファーストキッスは終わらない』の見どころを、古川「各々が過ごしているクリスマスの描写」、小原「3期まで駆け抜けてきたからこその、役者がここまでキャラを引き立てられるという本気度が詰まっている」と挙げていくなか、鈴木崚汰は「クールごとに副題に意味が込められているなと思っていて、テーマとして強く思いが込められている」とTVシリーズを重ねるなかでも都度変化してきた”副題”に注目しました。

 また、富田は「恋人であれ家族であれ、大切な人を思い浮かべながら見て欲しい」と話し、「恋愛というものの綺麗なところだけでない、人間の深いところまで描かれている作品」だと本作の魅力を語り、古賀も「キラキラしたものだけが幸せじゃないというか、日常にもいっぱい溢れているということを感じられる」、「一杯一杯になってしまうと、日常の小さな幸せを見失ってしまうことも沢山あると思うのですが、ふと過ごしている何気ない日常に小さな幸せを見つけていただけるのではないかな」と日々を忙しく過ごす方へメッセージを寄せました。

 これまで3期に渡ってTVシリーズのオープニングテーマを担当し、これで4作連続での参加となる鈴木雅之は、「1期から3期までを大切に歌わせていただいて、40年以上になる音楽の歴史の中でかけがえのないマイルストーンになったなという思いで。そこで今回のオファーだったので、完璧に僕は『かぐや様』の歌う広告塔だと(笑)「Love is Show」 では、どう愛を見せられるか、タイトルに相応しい曲を手掛けさせていただけたかなと思います。」とオープニングテーマ決定を受けた際を振り返りました。

 デュエットパートナーを務める高城は「いまだに信じられないという気持ちと、勝手に、100%の色気がないと鈴木(雅之)さんの横には立てないんじゃないかと思っていたのですが(笑)不安な気持ちもあったなか、私なりの愛の形を表現できたなかなと思いますし、色気の部分でも、MV撮影も鈴木さんが全力で引っ張ってくださったのでとても楽しい撮影でした。作品とのマッチの仕方も個人的に気に入っています。」とコメントしました。

 先日もニューヨークでのアニメイベント・Anime NYCでワールドプレミアを行った本作。

 現地に赴いた古賀は、海外の熱量について「本当にすごくって……ステージに上がった瞬間、こんなにたくさんの方が愛してくれてるんだと思いましたし、すごく笑ってくれたり、応援してくれてたり、表に感情を出しながら見てくださってすごく嬉しかったです。」と当時を思い返し喜びを深く噛み締める姿で会場の笑いを誘いました。

 鈴木雅之も「全世界の人たちがMVを見て、サングラスをつけて歌ってくれたり、振り付けを踊ってくれたりとか。だいたい似てるんですよ(笑)愛情を感じます。」と自身でも感じた海外の反応を挙げました。デジタル化が進む世の中に対して、いつでもアナログ的な人間模様を届けている『かぐや様』シリーズについても「音楽という形でバックアップできてるんじゃないかな」と想いを語りました。

 そしてトークは目前に迫る”クリスマス”の話に。理想のクリスマスの過ごし方を問われると、高城は「お家でじっとしてることができないので、クリスマスは『かぐや様』を観てから……ももクロも24日と25日にライブがあるんですよ。そちらにも是非!」とまさか突然のライブ告知。会場は笑いに包まれました。

 学生時代には部活ばかりをやっていたという鈴木崚汰は「友達とプレゼント交換みたいなことをやってみたい。」といい、小原は「クリスマスはそれこそ大抵『かぐや様』の稼働があるので、なかなかプライベートで5人で遊びに行くってないんです。でも、この5人ならどこ行っても楽しいんじゃないかな。最強です。どんちゃん騒ぎするんだろうなと思います。」と生徒会メンバーの仲の良さをアピールし、古川が「そんなうるさくないよ!」とツッコむ、微笑ましい場面も。

 鈴木雅之が「子供の頃は本当にサンタのおじさんはいる、と信じていた淡い思い出があったりしましたけど、クリスマスシーズンはディナーショー……」と回答すると会場から再び笑いが。「そこで、ラブソングという名のプレゼントを届けるサンタクロースとしてここ2〜30年やらせていただいています。ラブソングが似合う季節ですし、みんな『ファーストキッスは終わらない』を観ていただけたらこれほどのプレゼントはないんじゃないかなという気持ちになりますよね。」と話しました。

 最後には、鈴木雅之「今年のクリスマス、みんなにとっての素敵な思い出に残るような作品に携わらせていただいて本当に感謝しています。これからも丁寧に『かぐや様』を届けていければと思っています。」

 高城「初めて関わらせていただいたことを嬉しく思いますし、わたしにとっても素敵なクリスマスプレゼントをいただいたなと思っています。今年ももうちょっとですが、みなさん身体に気をつけて、沢山『かぐや様』の世界を味わってください。」

 富田「2022年は年始から年末まで『かぐや様』に溢れた1年だったなとふと思いました。こうして『かぐや様』を背負って登壇したり、皆さんと日々過ごしているのがなんだか幸せだなと思うことが多いです。もう少しで今年も終わりますが、『かぐや様』ご覧いただいて、素敵な年末を過ごしていただけたらなと思います。」

 鈴木崚汰「”劇場版”ではないと言われながら今日を迎えましたが、スクリーンで今回の作品を観た時に『クオリティは間違いなく劇場版だったな』と思いました。アニメーターさんの力の入れ方をすごく感じましたし、キャストの演技もさらにブラッシュアップされていて、オープニングテーマ「Love is Show」も素晴らしいものになっていて、間違いなく全てが上手く噛み合って最高の作品ができたんじゃないかなと思います。繰り返したくさん観ていただけたら嬉しいなと思います。」

 小原「登壇して改めて皆さんのお話を伺っていくなかで、表現って世界共通なんだなって思いました。アニメもドラマも音楽も、言語は違えど伝わるんだなと。古賀葵ちゃんがアメリカに行って体感した感想も聞いたのですが、とても嬉しそうにしていて。私たちもそれを聞くだけで嬉しいですし、色んな方にお礼を伝えられたらと思います。引き続き、原作もアニメも愛していただけたらと思います。」

 古川「テーマとしてはありふれたものになっていますが、男心と女心が複雑に絡み合いながら一つの結論に徐々に近づいていくというのがたっぷりと詰まりつつ、コメディもある作品になっています。何度見ても面白い作品になっていますので、飽きるまで、いや飽きても見てください(笑)バイブルにしてください。」

 古賀「何度も何度も見て欲しい作品ですし、この特別上映で大きなスクリーンで『かぐや様は告らせたい』を観られるんだというのが、色々な人の夢が叶った瞬間でもあるんだなと思うと感慨深いなと思います。オープニングもエンディングも、最初から最後までしっかり見て欲しいです。作品に関わって下さった皆さんの名前が載っているので、エンドロールまでしっかり見ていただけると嬉しいです。」

 と、それぞれが作品への愛を語り、終始温かな雰囲気でイベントは幕を閉じました。


©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会

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