『モンスト』6周年はユーザーへの還元と新たなことへの挑戦。キーパーソンにインタビュー!

電撃オンライン
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 2019年10月10日に6周年を迎えたミクシィ・XFLAGより配信中のアプリ『モンスターストライク(モンスト)』。6周年に伴い、ミクシィ執行役員、モンスト事業本部本部長・根本悠子さんへのインタビューを実施しました。

 根本悠子さんは、“Find Job!”のコンテンツプランナーやSNS“mixi”のプロモーション・プロダクトオーナーを歴任したのち、『モンスト』や新規事業のマーケティングを統括。2018年4月に執行役員(マーケティング領域)、2019年4月に執行役員(マーケティング・デジタルエンターテインメント領域)に就任。ゲーム以外の周辺事業も含めた“モンストブランド”全体を統括しています。

 今回実施したインタビューでは、アップデートのコンセプトや6周年に込められた思いなどをうかがいました。

――初めに普段どのような業務をされているのか、簡単に自己紹介をお願いします。

 『モンスト』のゲームアプリだけでなく、周辺事業を含めて統括をしています。ビジネス上、ゲームが中心にはなるのですが、『モンスト』ブランド全体の方針を決める業務を行っています。

 なので、ゲームのプロデューサーというわけではなく、全体のプロデューサーといいますか。ゲーム以外ですと、アニメやイベント、プロモーションなど『モンスト』全部に携わっています。

――今年はアニメやイベントにも力を入れているような印象を受けます。

 そうですね。今配信しているアニメ『モンスターストライク』シリーズ3はルシファーやノアなど、ゲームでもなじみ深いキャラクターが登場しているので、アニメを見たことがないユーザーさんも楽しんでいただけるのではと思っています。

 また、アニメシリーズの他にも、新キャラや獣神化発表PVのアニメーションにもこだわっています。ゲームではキャラクターは動かないので、普段は見られない動いている姿をPVで表現することによって、より愛着を持ってもらえたり、楽しんでもらえたりしていただければと思っています。

――ゲーム内に動くキャラクターの実装などは予定されているのでしょうか?

 今後5G(第5世代移動通信システム)に向けての技術革新などで、何かを変えていくことはあるかもしれませんが、現段階ですぐに実装予定ということはありません。数年後の技術の革新に応じた新しい『モンスト』のあり方のような施策の1つではあるかもしれません。

 Live2Dに限定するわけではなく、もう少しリッチな見せ方やキャラクターに対する愛着表現は、ゲームの中で何かできたらという思想は社内で出ておりますので、どこかのタイミングで実現できたらと思っています。

――コラボ先の選定についてはどのように決めているのでしょうか?

 基本的には多くの方が知っている作品とのコラボを実現できればと思っています。ユーザーさんの年齢層も多岐にわたるので、全年齢層が知っているもの、知らないものはあると思うのですが、バランスよく実施することを心がけています。

 今回の『妖怪ウォッチ ぷにぷに』とのコラボは、今年8月に『妖怪ウォッチ ぷにぷに』の方で『モンスト』キャラが登場したということもあって、6周年で相互コラボが実現しました。

――6周年で実装されたアップデートのコンセプトを教えてください。

 現状、6年もゲーム提供をさせていただいているので、上級者から初心者まで、さまざまな層のユーザーさんが『モンスト』を遊んでくださっています。

 その経緯で、轟絶や爆絶など難易度の高い、やりごたえのあるものは提供しつつも、一方でゲームを離れた方や高難易度攻略がしんどいと感じてしまっている層で、何をしたらいいのか悩まれるユーザーさんもいらっしゃると思います。

 新機能を実装して現役のユーザーさんに盛り上がってもらうことはもちろん、周年は一度離れたユーザーさんが多く戻ってくるタイミングでもあるので、そういった方に向けて“やることを作る”こともコンセプトとしてありました。

 今回のアップデートで登場した“覇者の塔”の“お助けデッキ”(各階層で“助っ人ミン”を1つ消費することで使用できる適正キャラクターのデッキ)は、手持ちのキャラクターが少ない方でもチャレンジできるように用意したもので、階層をクリアできればモチベーションにもつながるのではと思っています。


 “覇者の塔”をクリアして多くのインセンティブを獲得し、好きなガチャを引くというサイクルに乗れているユーザーさんはよいのですが、覇者の塔を上ることができない方も一定数いらっしゃいます。その「覇者の塔をクリアしたいけどできない」という物理的な障壁を外すことができればと思い、“お助けデッキ”を実装しました。

 “覇者の塔”の“お助けデッキ”以外にも、“6周年爆絶感謝マルチガチャ”をはじめとした施策を行っており、さまざまな施策が友だち同士のコミュニケーションツールとして会話をするきっかけになればと思っています。

――10月の“覇者の塔”は消費スタミナ1/2で挑戦できる他、“お助けデッキ”を“助っ人ミン”の消費なしで使えるところなど初心者への配慮を感じました。

 お助けデッキ、消費スタミナ1/2などは、6周年だからこそ気軽に挑戦してもらいたいという意図があります。

 ただ簡単なステージであればいいと言うことはない気がしています。攻略するというやりごたえがあって、それをクリアすることによって達成感を得られるのではと思っているので、ぜひ挑戦してもらいたいです。

――“モンスト6周年カウントダウンキャンペーン”の“モンストプリズン”シリーズについて、刑務所を舞台とした物語をテーマにしたことには、どのような意図があったのでしょうか?

 長く『モンスト』を遊んでいただいているからこそ、多くの要望をいただいています。要望や意見、不満などもひっくるめて『モンスト』をよりよくしていくために必要なことだと考えています。ですので、今回のキャンペーンではユーザーの皆さまと『モンスト』運営という構図でプロモーションを設計しました。

 その中で、キャンペーンメッセージ“モンストよ!俺たちの声を聞け!”が生まれたのですが、すべての要望を叶えることは難しいので、このテーマをメッセージにすることは、結構なリスクになるのでは、という声も社内ではありました。

 ですが、このようなメッセージをテーマにできるのは『モンスト』だけなのではないかと思い、挑戦する決断をしました。

 ガチャが出ない、オーブが欲しいなど要望は千差万別ですが、その要望を表現するとした時に、要望を言う囚人とそれを受ける看守という対立構造がテーマに合致したんです。

 なので、最初に刑務所という舞台から企画を考えたのではなく、企画有りきの舞台という流れですね。私たちとしても7月~10月と4カ月連続でシリーズを展開することは初めての試みだったので、チャレンジでもありました。

――6周年カウントダウンキャンペーンの顔として、クロちゃんさんを起用した狙いを教えてください。

 先ほどもお話しした通り、6周年カウントダウンキャンペーンは最初に企画を作って、それに見合う世界観や舞台、キャストを決めています。

 3周年の“モンストやるなよ!”をテーマにした際は、強いメッセージにしてくれるのは誰かと議論した上で、上島竜兵さんを起用させていただきました。もし上島竜兵さんをキャスティングできなければ、“やるなよ!”のテーマはお蔵入りにしようとも考えていました。

 6周年カウントダウンのテーマもクロちゃんだからこそ実現できたもので、もしキャスティングできていなければ、このテーマではなかったかもしれません。

――カウントダウンキャンペーンを含めて、オーブの配布数、ガチャを引ける回数が相当な数だと思うのですが、これらの意図を教えてください。

 日ごろ遊んでもらっている方への還元です。ただ還元するだけでなく、より楽しんでもらえるようにという想いが根底にあるので、配り方にもこだわりました。

 カウントダウンキャンペーンは初めての挑戦なので、反応も予想できず、実施判断がチャレンジだったというのも事実です。

 やらないよりチャレンジした方がいいと思っていますし、今までの積み重ねがあったからこそ今の『モンスト』になっていると思っているので、ユーザーさんへの還元と新しいチャレンジは昔から変わらない方針として、今後も方針を変えず徹底していきたいです。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

 いつも『モンスト』を遊んでいただき、ありがとうございます。

 引き続き、色々なチャレンジはしていきますし、先ほどお話した通り、やりごたえのある上級者向けのものは提供させていただきつつ、初心者でも楽しんでいただけるクエストや、友だちとワイワイ楽しめる新しい体験や場をつくれたらと思っています。

 今後も予想できないような体験を提供していければと思っているので、『モンスト』を楽しんでいただけますと幸いです。

(C)XFLAG

モンスターストライク

  • メーカー: ミクシィ
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: ARPG
  • 配信日: 2013年9月27日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

モンスターストライク

  • メーカー: ミクシィ
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: ARPG
  • 配信日: 2013年12月15日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金