暁佳奈『春夏秋冬代行者』の最新巻は朝と夜を巡らせる少女神と青年従者の物語

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 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の著者である暁佳奈先生の最新シリーズ『春夏秋冬代行者』の最新巻『春夏秋冬代行者 暁の射手』(著者:暁佳奈、イラスト:スオウ)が、電撃文庫(KADOKAWA)から1月7日に発売されます。

 本シリーズは、季節の巡り変わりを神に代わって、現人神である“季節の代行者”が担う世界が舞台。今作では季節ではなく、朝と夜を巡らせる現人神“花矢”と青年従者の物語が描かれます。

彼の者の名を「花矢」という。新たな現人神の物語、開幕。

「彼の者の名を『花矢』と言う」

 季節は、如何にして齎されるのか?

 その問いに人の子らはこう答える。

「四季の代行者」が神々より賜りし権能で春夏秋冬を大地に巡らせるからだと。

 では朝と夜は? 同じく人は告げる。

「巫の射手」が空に矢を放ち、その矢が朝と夜の天蓋を切り裂くのだと。

 黎明二十年、島国『大和』の北端に位置する大地エニシに一人の少女がいた。

 姓に神職を冠す巫覡の一族の末裔、代行者と同じく神の御業を担う者。大和に朝を齎す「暁の射手」その人だ。

 少女花矢は今日も民に紛れ学舎に通う。

 傍に美貌の青年を従える彼女が、大和にただ一人の『朝』だとは誰も知らない。

 花矢と弓弦。少女神と青年従者の物語は、いま此処から始まる。



『春夏秋冬代行者 暁の射手』

  • 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
  • 発売日:2023年1月7日
  • ページ数:408ページ
  • 定価:792円(税込)



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