儚くも美しい世界観、兵器として戦う少女…“好き”が詰まってる。アプリ『タクトオーパス』CBTをプレイ
- 文
- セスタス原川
- 公開日時
DeNAとバンダイナムコフィルムワークスが2023年春に配信予定のアプリ『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』ではCBTが開催中です。
電撃オンラインでは、CBTに参加してプレイした内容を2回に分けてお届けしていきます。
※内容はCBT版のものです。リリース時とは異なる可能性がございます。
世界観に物語にキャラ、どれも最高!
初回となる今回は、本作の世界観について改めて紹介していきます。色々と触れたい部分は多いのですが、まずは本作のストーリーのあらすじを紹介しましょう。というより、語らずにはいられません。
本作のジャンルは “世界を調和に導くシンフォニックRPG”。その名の通り、音楽がテーマになった作品です。
舞台となるのは音楽が失われてしまったとされる2067年の世界。人類は“黒夜隕鉄”という隕石から現れた生命体“D2"によって滅亡の危機に瀕しています。
そこで人類は対抗手段として“ムジカート”と呼ばれる人間をベースとした、音楽を力にする兵器を生み出しました。
主人公は、彼女たちの力を引き出す“コンダクター”として戦場に立ちます。“コンダクター”は戦闘中に指揮を取ることで彼女たちの能力を向上させる役割を担います。
俗に言うところの終末世界を描いた物語の本作。物語は“D2"が攻めて来ているというところから始まるため、序盤から絶望的な展開です。
主人公は長い間眠りについており、彼を目覚めさせたのが“運命”という名の“ムジカート”。運命という名前には、ピンとくる方もいるはず。
そう、彼女たちの名前は音楽に紐づくものが多く、彼女はクラシック音楽で最も有名な曲・ベートーヴェンの『運命』から来ています。
初めて彼女を見たとき、その美しさに目を奪われてしまいました。今後もさまざまな“ムジカート”が登場しますが、どれも美しく、可愛く、カッコいい。見た目から我々の好みをグッと抑えてくる“ムジカート”たちの姿は、全員一見の価値ありですよ。キャラクターデザイン、素敵ですね。
そしてそんな彼女たちが立つ、この世界観を簡潔に言うとしたら“儚くも美しい”という言葉が合うでしょうか。その理由は彼女たちの境遇です。彼女たちは自らを兵器と呼称しますが、見た目は人間そのもので、心もしっかり持っています。
使命の通りに「戦わなければ……」と言う彼女たちの言葉は機械のように冷たくも聞こえますが、その表情にはどこか寂しさのようなものも見えるようで……。あぁ、戦わせなくない……けど、人類を守るためには彼女たちに戦ってもらうしかない……恐らくずっと我々はこのジレンマに悩まされるのでしょうね。
このように、プレイして間もない段階から胸にグッと来るシーンが多く、これからプレイを続ける上で涙腺が持つか心配になります。
そして、戦闘の際に運命が言った「指揮者は唯一観客に背を向ける演者でした。それでも奏者は指揮者が誰よりも前に立っていることを知っている」という言葉。
主人公は彼女たちの後ろでサポートをすることしかできない。それでも最前線で戦っている。そのことをオーケストラの指揮に例えて表わすとは……。なんと趣のある、そして説得力のある言葉なのでしょうか。
そんな深く、そして温かい言葉を聞いて、一緒に戦いたいと思わないプレイヤーが居るでしょうか。いや、居ないでしょう。共に戦い続けることを、その言葉を聞いた瞬間に決意しました。
プレイしていると、世界観が美しいだけでなく、キャラクターの一言にギュッと意味が詰まっていたり、時折使用されるアニメーションの美しさに引き込まれたり、至るところにRPG好きの心を鷲掴みにする要素が満載なんです。
まるで「こういうのが好きなんでしょ……?」と言われているようで悔しいですが……大好きです。こういうの、いいんですよね。リリースされる2023年がもう待てません。
魅力を語りすぎると記事がパンクしてしまうので、今回はこの辺りで。次回の記事では、より詳しくキャラクターやゲームシステムを見ていきたいと思います!
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