『タクトオーパス』CBTをプレイ。美しく描かれるキャラや背景ストーリーから目が離せない

セスタス原川
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 DeNAとバンダイナムコフィルムワークスが2023年春に配信予定のアプリ『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』では、CBTが本日まで実施されています。

 電撃オンラインでは、CBTに参加してプレイした内容を2回に分けてお届けしていきます。今日で終わってしまうのが名残惜しいですが、リリースを楽しみにしつつ紹介していきますよ!

“ムジカート”にはこだわり満載

 今回は、主人公が出会う魅力的な“ムジカート”たちの紹介と、彼女たちとの交流について触れていきます。まずは、序盤の段階で登場して、ストーリーに深く関わる5人を紹介します。

運命(声優:本渡 楓)

 1人目は主人公が最初に出会う運命。作品を代表するような“ムジカート”で、タイトル画面にも登場。恐らくプレイヤーが一番多く関わることになるでしょう。

 落ち着いた性格で感情表現は控えめな方ですが、言葉1つ1つに力が籠っており、芯が通っていると感じるシーンが多くあります。序盤から登場シーンが多かったということもあり、個人的には一番のお気に入りが彼女です。

 そして、本作はゲームに先駆けて、同じ世界の別の物語を描くアニメが放送されていました。が、そこで登場した運命とは風貌が違う様子。

 そして、担当声優の本渡楓さんはそこではアンナ・シュナイダーという人間の少女を演じているのですが……? うーん、いろいろと考察が膨らむキャラクターです。

きらきら星変奏曲(声優:指出 毬亜)

 続いては“きらきら星変奏曲”。“ムジカート”は曲名が名前になっていますが、彼女は名前のインパクトがすごいですよね。

 我々が『きらきら星』と聴くと童謡のイメージが強いのですが、調べたところによると、その元になったのはモーツァルトの変奏曲なんですって。知りませんでした。本作を遊んでいるだけで音楽の知識も増えていきそう……。

 そんな彼女は、無邪気で天真爛漫な女の子。この辺りの性格は『きらきら星』が童謡であることを意識しているのでしょうか。彼女はわかりやすいですが、題材となった曲とキャラクターの名前以外の関連性を探すのは楽しそうですね。

 彼女は、運命と主人公の前に現れて2人の窮地を救います。見た目は幼いですが、腕前は頼れる一人前の“ムジカート”です。

ワルキューレ(声優:上坂すみれ)

 目覚めた主人公にとっての最初の任務で出会う“ムジカート”の1人。アニメ版でも登場していた“ムジカート”です

 どうやら過去の主人公のことを知っているようですが、本人は目覚める前の記憶がないため詳細は不明。彼女と主人公の関係性が気になる……という方は、アニメ版をチェックすることをオススメします。実は、彼女はアニメにもゲームにも登場している、物語を語る上で鍵となる1人です。

 主人公にも高圧的に当たってきたり、自分の考えを押し通したりと、性格はかなり直情的。しかし、心の奥にはD2から街を守るための信念があるようです。非常に感情の起伏が激しく、彼女たちが兵器であると同時に人間の心を持っていることを感じさせてくれる存在です。

カルメン(声優:花守 ゆみり)

 ワルキューレと同じく、目覚めて間もなくして出会う“ムジカート”。

 その妖艶な見た目から想像できる通り、性格はお姉さんタイプ。ただし、もの腰穏やかな口調でしっかりと核心を突いてくるタイプなので、時折「ウッ!」となるような鋭い一言も言う侮れないタイプ。

 その性格も相まって、周りの血気盛んな“ムジカート”たちをまとめるリーダー的な存在です。主人公もその魅力に当てられそうになってしまう場面も……?

木星(声優:依田 菜津)

 同じく主人公が出会う“ムジカート”の1人である木星。常に元気があり、それが行動にも言動にも出ている子です。

 他の“ムジカート”たちと比べると、等身大の女の子というイメージが強いです。主人公とも友達のように親睦を深めており、会話だけしている分には彼女が兵器だとはとても思えません。

 そして、任務中以外はほぼトレーニングルームにいるという筋トレオタクな一面も。

 全ての“ムジカート”に共通するのは、元々は普通の人間で、人間だったときの記憶を失っているというところ。なぜ彼女たちが“ムジカート”になったのか、どんな人間だったのかは気になりますね。

 他にもさまざまな“ムジカート”が登場しますが、今回は最初に出会うこの5名の紹介まで。公式Twitterでは続々とキャラクター紹介が行われていますので要チェックです!

交流要素も豊富でキャラの深掘りも十分

 彼女たちは戦う存在ですが、バトルだけでなく、パートナーとして彼女たちと交流を行えるのも本作の魅力的なポイント。しかも、本作の交流要素はコンテンツ全体のウェイトを多く占めており、キャラクターの深掘りを強く意識していると感じますね。

 彼女たちとの交流シーンでは、会話するだけでなく“聞き耳”というコマンドも。ちょっと背徳感がありますが、彼女たちが主人公に対して素直に思っていることを聞ける場となっています。会話1つ取っても、ただ話すだけでなく、この選択肢を用意したのは面白いポイントです。

  • ▲盗み聞きはよくないですが、どうしても気になって聞いてしまいたくなる……。

  • ▲会話や戦いを通じて彼女たちとの“絆レベル”が上がっていきます。

 本作には彼女たちとの交流要素も多数あり、会話だけでなくミニゲームを楽しんだり、プレゼントをしたり、さらには楽譜を一緒に作ったりします。まさかRPGの攻略中に、楽譜を読む必要があるとは……! 斜め上のコンテンツに驚かされました。



  • ▲ミニゲームのババ抜きでジョーカーを引かされたときのこの表情。この可愛らしさはたまりませんね!

 そして、“ムジカート”の描き方が多彩なところも本作の魅了の1つ。イラスト、アニメーション、デフォルメ3Dと、さまざまな形で彼女たちの姿が描かれます。

 イラストだけを見ても、一枚絵はアニメーション搭載ですし、キャラクターページでも項目ごとに違う一枚絵があるという気合いの入りっぷり。彼女たちのいろいろな姿を楽しめますよ。



 わかりやすく運命のシーンをピックアップして紹介していますが、他の“ムジカート”ももちろん同様。プレイしている時間は、いい意味で目が休まるタイミングがありませんでした。


 もちろん、1人1人に個別のエピソードも用意されています。“ムジカート”たちはただの物語の登場人物に留まらず、それぞれが作り込まれたバックボーンで物語を持っているのです。それを全部合わせたら、本作1つで一体どこまで大きな物語になるのか……これはリリースを迎えてからガッツリとプレイできる瞬間が待ち遠しい限りです!

 CBT期間後も公式Twitterなどでは続々と新情報は発表される予定なので、そちらもお見逃しなく!

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