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汽車や脱線がトラウマになるぞ。間違っても子どもに見せたらダメなオープンワールドホラー『Choo-Choo Charles』はチャールズが怖すぎる…【電撃インディー#381】

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 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、Two Star GamesがSteamで配信している『Choo-Choo Charles』を紹介します。

 本作は、オープンワールドを探索する一人称視点のホラーゲーム。不気味な島を列車で動き回り、NPCのミッションをクリアしたり、謎を解き明かしたりしつつ、島に住む怪物列車の“チャールズ”の退治を目指します。

 なお、電撃オンラインでは尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

恐ろしすぎる怪物列車“チャールズ”と戦う

 主人公は、チャールズ討伐のために呼び出されたハンター。住人に案内されたのは、まるで遊園地のアトラクションのような古びた列車でした。島全体には線路が敷かれており、移動手段はこの列車での移動が中心になります。


 備え付けの銃も用意して、いざ怪物退治に出発……した瞬間、いきなりチャールズの襲撃に遭う主人公たち。案内人のおじさんは、一瞬でチャールズの餌食になってしまうのでした。


  • ▲案内人がやられるお決まりのパターンではありますが、チャールズに捕食されて終わるという衝撃の最期を迎えます。

 本作を語る上で欠かせないのは、やはりこのグロテスクなチャールズのデザインでしょう。列車なのに蜘蛛のような8本足。今にも噛みついてきそうな恐ろしい顔。子どもが見たら大声を出して泣くこと間違いなしですよね。

 そして、列車の前面に顔がついているという……某有名幼児向けアニメを連想するかもしれませんが、あのアニメとは似ても似つかない恐ろしさ……。

 このチャールズのさらに恐ろしいところは、見た目だけでなく、ゲームでの登場が神出鬼没なところ。列車で移動していると、不穏なBGMと共に急にチャールズが襲い掛かってきます。

 チャールズはとても強力で撃退するのが難しいことこの上ありません。プレイ中は何度もチャールズのどアップの顔を見させられて、軽くトラウマになってしまいました……。

オープンワールドの島を自由に探索

 ゲームの流れは、拾ったり貰ったりしたスクラップを集めて列車を強化しながら、島の謎を解き明かしつつ、チャールズを倒すこと。

 島には多くの開拓民がおり、彼らは主人公にミッションを依頼をしてきます。依頼をこなすとスクラップが手に入り、それを使用して少しずつ列車を強化していくのです。中には武器をくれる開拓民もいるので、ミッションクリアはチャールズ撃破への近道と言えるでしょう。


 他にも、仮面を付けた住民がいますが、こちらは襲い掛かってくる敵。島の脅威はチャールズだけではありません。

 依頼をこなしながら広大な島を冒険する体験は、さながらMMORPGをやっている感覚に近いです。列車は乗るだけでなく、自分で進行方向を決めたり、線路を切り替えたりと自由に動けます。

 さらに、列車を止めて近くの空き家は森の中で、手がかりとなる資料やスクラップを探したりと、探索は列車だけに留まりません。

 しかし、列車を降りて歩いているときにプレイヤーは無防備な状態。列車には機関銃があるので戦えるのですが、徒歩で歩いている最中の武装はなく、常に不安と恐怖に挟まれながら歩いていました。

 とはいえ、このゾクゾクする感覚こそホラーゲームの醍醐味。どんな不気味な場所、どんな恐ろしい敵に出くわすのか、先の展開が見えない探索の楽しさは、実際に体験しないと味わえない映像で見た以上のものでした。

 拾ったスクラップは、列車の速度強化や耐久上昇、耐久回復などに使用できます。スクラップは至るところに落ちていて入手難易度は低めですが、ゲームオーバーになると手持ちのスクラップを紛失してしまう仕様。

 筆者はこういったアイテムは大事に貯め込んでしまうタイプなので、そのせいで結果的に紛失することに後悔した回数は数知れず。手に入れたらどんどん列車を強化する進め方が良さそうですね。

 列車のダメージが多いと移動速度が落ちてしまうので、その場でスクラップを集めて修理するなど、その場での解決力も試される本作。ミッションの攻略順も決まっていないので、プレイヤーがその瞬間にどう行動するかでゲームの流れは大きく変わります。人によっては、効率よく列車を強化してすんなりクリアできてしまう可能性もありますね。

 オープンワールドを舞台にしたホラーゲーム『Choo-Choo Charles』。うす暗い自然の中、突如現れるチャールズの恐ろしさは例えがたいもので、あのビジュアルに興味を持った方はぜひプレイして体験していただきたいところ。

 また、個人的には他の方がチャールズに出くわした際にどんな反応をするのかも見てみたいですね。素直にやってもらえるかはさておき、面白いからだけでなく、そういった意味で“オススメしたい”作品です。


※画像はSteamページのものです。
©Two Star Games

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