『ぎゃる☆がん』好きなら絶対に予約してほしい。『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』の気になるトコロ

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 インティ・クリエイツが贈る、2人の女子高生が戦う2D横スクロールアクション『Grim Guardians:Demon Purge(グリム・ガーディアンズ デーモンパージ)』。

 本記事では『Grim Guardians:Demon Purge(グリム・ガーディアンズ デーモンパージ)』のストーリーやゲーム性だけではなく、主人公“神園姉妹”と同姓同名のキャラクターが登場する『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』にも触れていきたいと思います!

『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』とはどんなゲーム?

 個性が異なる“神園しのぶ”と“神園真夜”という姉妹を使い分けながらステージを進んでいく、ステージクリア型のゴシックホラーアクションとなる本作。“悪魔ハンター”を生業とする二人の女子高生が、悪魔の城になってしまった学校を元に戻すために戦います。

 ボスの悪魔を倒すごとに、新たな退魔道具(サブウェポン)が獲得できるので、一度クリアしたステージで新たなルート開拓・強化アイテムを入手できるなど、様々な探索が楽しめるのも特徴です。

 本作は2人同時プレイにも対応。2人のキャラクターを同時に動かす連携アクションを楽しむことができるほか、プレイヤー自身が自由に難易度を選択する“スタイルシステム”、周回で変化するゲームプレイなど、インティ・クリエイツ作品の持つハードなアクション性+これまでとは異なるゴシックホラーテイストが楽しめる作品となっています。

ストーリーは何かの続きから始まる……?

 本作のストーリーは、小さくてかわいい悪魔“くろな”が悪魔ハンターのニンゲン姉妹に怒っているところから始まります。 

 くろなが怒りながら悪魔学校内を歩いていると見知らぬ部屋を発見。吸い込まれるように部屋に入るとそこには大きな鏡が、その鏡に触れると……。


 場面は変わって、悪魔ハンターの仕事を終え、久しぶりに学校に登校した“神園しのぶ”と“神園真夜”の姿が。しかし、学校へ辿り着いた2人の目に飛び込んできたのは、自分達の通う“桜咲第三高等学校”がなぜか魔城に変わってしまっている、異様な光景でした。

 一体なぜ? 通っていた生徒たちは無事なのだろうか? この状況を解決するため、悪魔ハンターである神園姉妹が立ち上がる! というストーリーになっています。


 ここで気になるのが、くろなの会話から察するに、何かの続きからストーリーが始まっていそうだというところ。そこで注目したいのが、本作メインの登場人物“くろな”と“神園しのぶ”と“神園真夜”の3人です。

 彼女たちはインティ・クリエイツの作品『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』に登場しており、なんらかの作品の関連性があると思われるのですが、以前行ったインタビューにてプロデューサーの會津氏が「シリーズをまたいで他の作品に出演した場合には、キャラ性を明確にしないようにするルールがあるんですよ」と語っているんですよね。

 そちらも踏まえると色々と気になる……。ということで、改めて『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』を含めて振り返ってみようと思います。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』とは

 インティ・クリエイツが開発した、次々と言い寄ってくる女の子達を眼力(通称:フェロモンショット)で昇天させ、意中のヒロインへの告白を目指す“眼(ガン)シューティングゲーム”こと『ぎゃる☆がん』の続編です。……『ぎゃる☆がん』を初めて知った方は何を言っているんだと感じるかもしれませんが、何も間違っていません。本当にこういう作品なのです(そして面白いので、未プレイの方はぜひ!)。

 主人公は、久時 峰大(ホウダイ)。メインヒロインは、“神園しのぶ”と“神園真夜”と“くろな”の3人になっています。主人公の名前は『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』のストーリーでもチラッと出てきます。

神園しのぶ(声優:上間江望)


※上:『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』、下:『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』

 桜咲第三高等学校に通う、神園姉妹の姉。代々悪魔退治を生業とする“悪魔ハンター”の家の生まれです。家の仕事を誇りに思っており、悪魔と敵対する天使や女神に対してはやや過剰な憧れを抱いています。

 つねに自信満々な態度なので、周囲からはリーダーシップ溢れる委員長タイプだと思われがちですが、学校の成績はあまりよくない……といった人物。ギャップがイイですよね。

 『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』では、長い射程と高連射な“退魔サブマシンガン”をメインウェポンに、安全な位置から悪魔を掃討する遠距離アタッカーです。妹の真夜に比べて体力が高めで、各ステージでサブウェポンを獲得していくことで攻撃範囲が広くなるほか、回復もこなせるので、粘り強く戦えるのが特徴的。


神園真夜(声優:橋本ちなみ)


※上:『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』、下:『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』

 マイペースで心優しい高校一年生。しのぶの妹で、しのぶと同じ“悪魔ハンター”の女の子です。

 人と話すことが苦手で、少々たどたどしい口調で話します。それもあっておっとり+ぼーっとした印象を受けますが、実はかなりのシッカリもの。空回りの多い姉を、陰に日向に支えているのです。

 『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』では、折り紙を使って様々な武器を作り出す、テクニカルな近接アタッカーです。接近戦において非常に高い攻撃力を発揮できますが、体力が低いのが弱点なので、プレイヤーの回避テクニックが問われます。

 ちなみに、小柄な体格を活かして、真夜にしか通れない小さなスキマに入ることもできます。カワイイ。


くろな(声優:藤田彩)


※上:『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』、下:『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』

 悪魔学校中等部の三年生の見習い悪魔。自信家でお調子者ですが、その反面打たれ弱く流されやすい、トラブルメイカーとも言えます。語尾などに“DEATH”をつける独特な口調も印象的。

 イタズラ好きで勉強が苦手、という典型的な問題児で、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』のときは試験の補習で人間界にやってきたという設定だったのですが、『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』ではいよいよ留年が確定したとの噂も……。

 上記で紹介した3人は『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』の続編『ぎゃる☆がん2』にも登場しており、『ぎゃる☆がん』シリーズお馴染みのキャラクターともいえますね。

見覚えのあるキャラクターたちを見かけたときの安心感。悪魔の城も怖くない!?

 『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』の舞台はその3人にゆかりのある、“悪魔学校”と“桜咲第三高等学校”が舞台になっています。

 しかも、本作には『ぎゃる☆がん』のヒロイン、“野々宮かなめ(声優:三宅晴佳)”や“火吹晶(声優:内村史子)”、“兎野葵(声優:山本希望)”といった面々も登場することが発表されており、本作はぎゃる☆がんシリーズのスピンオフ作品……いや、冒頭ストーリーから察するに、ゲーム性が全然違えど、実質続編なのでは……!? と感じさせてくれる作品になっています。真相やいかに。


 また、アクションが苦手だけど、『ぎゃる☆がん』シリーズに関わっているなら気になる……という方もいると思います。

 ご安心ください! 本作には、残機が無限+被弾時の吹き飛ばしがなく、気楽にアクションを楽しめるスタイル“カジュアル”、往年の横スクロールアクションならではのシビアな緊張感を味わえる“ベテラン”から選んでプレイできるシステムになっています。

 どちらを選んでもストーリーには影響を及ぼさないので、アクションが苦手な方でも存分に楽しめるのが良いですね。


 そして、なによりプレイしていて楽しいのは“神園しのぶ”と“神園真夜”をプレイアブルキャラとして使えるところ! まったく違うキャラ性能になっているので、2人の切り替えタイミングなどが問われます。そのため、片方だけでゴリ押しできないような感じですね。2人をバランスよく使用できるので、その匙加減が絶妙です。

 コントローラーを2つ用意すれば、“しのぶ”と“真夜”をそれぞれ操作する協力プレイができるのも良ポイント。協力プレイでは、2人同時に攻撃することで普段よりも大きなダメージを与えることができたり、友達の操作キャラクターに乗ることでさらに高いジャンプが可能になったりと、1人では不可能だったプレイが可能になります。ゲーム中はいつでもどこでも途中参加ができるので、協力プレイならぬ“強力プレイ”が体感できますよ!

 TGS2022の先行プレイ記事でも、本作の魅力を紹介しています。こちらもぜひ!

TGS・先行プレイ記事

ぎゃる☆がんシリーズが好きなら限定版の予約は必須! 超豪華特典も

 ダウンロード版が2023年2月23日にSwitch、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、Steam(PC)で発売され、その1ヶ月後の3月23日にはSwitchとPS5限定でパッケージ版も販売されるのですが、このパッケージ版には通常版と限定版があります。その限定版がかなりの豪華仕様になっているので紹介しておきますね!

 限定版は、オフィシャルイラストレーター・伊東大典氏描き下ろしのBOXに収納。ゲーム中の全BGMを収載した“『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』サウンドトラックCD”、姉妹チェンジの瞬間をドット絵で描き下ろした、50×50mm内サイズの茄子カン付きアクリルキーホルダー”姉妹チェンジ!”アクリルキーホルダーなどが同梱されています。

 その中でも一番オススメしたいのが『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』フルカラー設定資料集

 伊東大典氏のデザインはもちろん、ドットスタッフがデザインした資料まで惜しみなく収載した、フルカラー設定資料集になっています。伊東大典氏は『ぎゃる☆がん』シリーズのキャラクターデザインを手掛けている方なので、ファンならマストで入手したいアイテムなのではないでしょうか。

 パッケージ版は通常版・限定版のどちらを予約しても、A4クリアファイルがプレゼントされる施策もあります。パッケージ版を購入予定の方は、忘れずに予約しておきましょう!

 他にも店舗ごとに予約特典があるので、こちらの記事でチェックしてみてくださいね。

発売まであと一ヶ月!

 本作のダウンロード版まで発売はあと1ヶ月、パッケージ版まであと2ヶ月あります。

 この発売までの待ち時間にSteam(PC)やSwitchにて配信されている『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』をプレイしておいて、“神園しのぶ”と“神園真夜”と“くろな”がどんなキャラクターだったかをおさらいするのもありだと思います!

 ということで『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』と『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』についての関連性を紹介させていただきました。

 公式の発表ではないので、実質続編か!? というのは、筆者の妄想として捉えていただければ幸いです。本作をプレイして、細かいところまでチェックするのが楽しみです!

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