『ストリートファイター』春麗モデルのシューズが発売。スニーカー好きの桂正和さんがイラストを担当

　オニツカタイガーとカプコンの格闘ゲーム『ストリートファイター』のコラボレーション記者発表会が、5月23日に実施された。

　このコラボレーションでは、『ストリートファイターV アーケードエディション』に登場するキャラクター・春麗の衣装の色や帯模様に用いられているドラゴンのグラフィックを落とし込んだ、モデル『MEXICO 66 SD』が世界限定5,000足で発売される。

　登場したアシックスの取締役・庄田良二さんは、オニツカタイガーが1949年に誕生し、今年で創業70周年を迎えたことを説明。現在、世界32カ国で販売され、愛されているという。続いて、カプコンの『ストリートファイター』シリーズのエグゼクティブプロデューサー・小野義徳さんは、最新作『ストリートファイターV』が、世界中で愛されていることを語った。

　オニツカタイガーとカプコンは、同じ関西の企業であるうえに、世界に発信しているという親和性があり、このコラボが上がったという。春麗を選んだ理由について2人は、オニツカタイガーのシューズはさまざまな性別の人が履かれるということで、幅広い層に人気の女性キャラ春麗に決まったことを明かした。

　『MEXICO 66 SD』は、人気モデルの『MEXICO 66』はさらにアップデートしたもの。オニツカタイガーストライプは、春麗が身にまとう衣装のブルー×イエローがあしらわれている。

　また、ゲーム内で春麗のオニツカタイガーオリジナル衣装を使用することが可能となるプロダクトコードが商品『MEXICO 66 SD』に同封される。ゲーム内の春麗ともコラボレーションしたスペシャルモデルだ。

　ここで、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅさんが登場するコラボ映像が公開された。イベント会場に姿を見せたきゃりーぱみゅぱみゅさんは、履き心地がいいため、普段からオニツカタイガーを履いていることを告白した。

　出演していたコラボムービーについては、好きなシューズを履けるうえに、カワイくて素敵な春麗として映像に出られることが楽しみであったとコメント。撮影は深夜のゲームセンターで行われた。春麗の動きを見つつの収録で、長時間に及んだが、軽いシューズでまったく疲れたようだ。「自分じゃないみたいにかっこよくて感動しました」と笑顔で語った。

　コラボレーションを記念して、11名のアーティストが手がけた“Onitsuka Tiger×ストリートファイター”春麗のビジュアルがお披露目された。

　さらにコラボのキービジュアルを担当した漫画家の桂正和さんが登壇した。スニーカーが好きで、オニツカタイガーのシューズを何本も持っているという桂さんは、今回の話を聞いてすぐに飛びついたことを告白。春麗は足技が得意ということで、足を全面に出したビジュアルにしたという。

　桂さんといえば女の子の描写を得意としているが、これまで筋肉のついた女の子はあまり書いたことがなかったとのこと。そのため、今回のイラストでは足の筋肉、腹筋という筋肉にこだわったという。あとは、背景の虎にもかなり力を入れているようだ。

　ここで、コラボの企画にたずさわったれもんらいふの千原徹也さんが姿を見せる。千原さんは、いろいろな女性像があるとおもしろいと考えて、たくさんのアーティストに声をかけてバリエーション豊かな感じを出したという。

　また、会場に展示されていたイラストは、5月24日から表参道店、新宿東店、難波店と巡回して飾られるとのこと。会期中、店の近くに立ち寄った際にはチェックしてみては？

巡回展スケジュール

●5月24～26日　オニツカタイガー表参道店
●6月7～9日　オニツカタイガー 新宿東店
●6月21～23日　オニツカタイガー 難波店
※スケジュールは変更される可能性があります。