圧倒的な再現力で“秘密結社・ライブラ”の活躍を描く、舞台『血界戦線』をレポート!

ガルスタオンライン
公開日時
最終更新

 アニメ化もされた大人気コミックを原作とした舞台『血界戦線』の公演が、11月2日~10日まで天王洲銀河劇場(東京)、11月14日~17日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪)にて上演中です。
 公演に先駆け11月1日におこなわれた囲み会見、並びにゲネプロの模様をレポートします。

見どころはすべて! キャストも舞台の出来に太鼓判

 公演前の囲み会見には、レオナルド・ウォッチ役の百瀬朔さん、クラウス・V・ラインヘルツ役の岩永洋昭さん、ザップ・レンフロ役の猪野広樹さん、スティーブン・A・スターフェイズ役の久保田秀敏さんが登場。
 舞台の見どころや、意気込みを語ってくださいました。

  • ▲左から久保田秀敏さん、岩永洋昭さん、百瀬朔さん、猪野広樹さん

――公演への意気込みをお願いします。

百瀬朔さん(以下、百瀬さん):(原作の)『血界戦線』とてもおもしろく、迫力のある作品。。その迫力をそのまま持って来たような舞台になっていると思うので、みなさん楽しみにしていてください。

岩永洋昭さん(以下、岩永さん):ステキなスタッフ、キャスト一同で、推して参りたいと思いますので楽しみにしていてください。

猪野広樹さん(以下、猪野さん):原作のおもしろさプラス、(脚本・演出の)西田大輔さんの世界観をキャスト、スタッフみんなで作りあってきました。本当に大変な稽古期間だったんですが、みなさんに楽しんでいただけたらなと思います。

久保田秀敏さん(以下、久保さん):『血界戦線』という作品は、僕らがいる人界と異界の人達が交わって物語が始まります。セットを見ていただくとわかるのですが、みなさんのイメージでいろんなとらえ方ができる作品だと思っています。内容も異界の人達と人界の人たちと、照明、映像と合わせてパレードのような賑やかな演出となっています。

――舞台の見どころを教えてください。

百瀬さん:それぞれに特殊な能力があるんですが、そこのカッコよさが1つ。また必殺技は舞台だからできるこど表現もあると思っていて、それがすごくステキで僕は見どころだと思っています。

岩永さん:愚問ですね。見どころじゃないところはありません。推して参る!

猪野さん:全部見どころなんですが、一幕と二幕で全然作風が変わるというか。一幕のスピード感、二幕はどうなっていくのかと言うのを楽しみにしていただきたいです。また今回役のために全身を黒くしましたので、なぜそうしなければならなかったのかというところにも注目していただけたらなと思います。

久保田さん:僕らは技名を思いっきり叫んで技を繰り出すんですが、その演出が『血界戦線』ならではだなと思います。個人的には、僕はもしかしたら血管に“氷の針”を通すかもしれないです。この意味がわからない人は、ぜひ見てお楽しみください!

――最後に公演を楽しみにしているみなさんにメッセージをお願いします。

久保田さん:1カ月間必死で原作の世界観を具現化できるようにがんばってまいりました。想像を超えるような作品を作っていきたいと思います、みなさま楽しみにお待ちくださいませ。

猪野さん:原作から飛び出してきたような部分、舞台だからできる部分、そしてキャストが考えてきた役に対するアプローチもあります。そして自分が尊敬している演出家の西田さんと一緒に出来たことも大きいですし、西田さんだからこそ成立した世界観になっています。それが劇場に来てくださったみなさんに、どう映るのか楽しみです。

岩永さん:スタッフ、キャスト、身を粉にして目標に向かって走ってまいりました。“なんかわからないけどかっこいい、なんかわからないけどおもしろい”作品になっているのではないかと、我々も自負しております。わくわくして劇場に来て、涙を流し、笑い、カッコいいと痺れてふらふらになって帰ってください。

百瀬さん:スタッフやキャストのみなさんと、ここまでやってこれたなという気持ちでいっぱいです。そのぶん見ていただけるものは最高のものになると期待しておりますし、みなさんも期待して見に来ていただけたらなと思います。

原作コミックシーズン1の物語を舞台で表現!

 物語の舞台は、かつて紐育(ニューヨーク)と呼ばれた街“ヘルサレムズ・ロット”。“異世界”と“人界”が混ざり合うこの街では、絶えずさまざまな騒動が巻き起こっていて……。本作は影ながら事件を解決し、人類を守り続ける“秘密結社・ライブラ”構成員たちの暗躍と日常を描いた群像劇です。
 舞台では、原作コミックシーズン1に沿ったエピソードが展開。構成員たちの個性が発揮される人気エピソードや、迫力のあるアクションなど原作ファンにはたまらない内容になっています。
 



ライブビューイングやBlu-ray&DVDもお見逃しなく

 千秋楽公演は、全国の劇場でライブビューイングでも楽しむことができます。
 また2020年3月18日はに、Blu-ray(9,800円+税)&DVD(8,800円+税)が発売。稽古場やバックステージが見られるメイキング映像や、ブックレットなど豪華特典もついているファン垂涎のアイテムです。
 どちらの情報も、くわしくは公式サイトをご確認ください。 

舞台概要

■公演名
舞台『血界戦線』

■出演
レオナルド・ウォッチ役:百瀬 朔
クラウス・V・ラインヘルツ役:岩永洋昭
ザップ・レンフロ役:猪野広樹
スティーブン・A・スターフェイズ役:久保田秀敏
チェイン・皇役:長尾寧音
ツェッド・オブライエン役:伊藤澄也
K・K役:安藤彩華
ギルベルト・F・アルトシュタイン役:萩野 崇
デルドロ・ブローディ&ドグ・ハマー役:川上将大
ミシェーラ・ウォッチ役:斉藤瑞季
偏執王アリギュラ役:甲斐千尋
Dr.カミモヅ役:佐々木喜英
サックス(演奏)/トビー・マクラクラン役:丹澤誠二

・演奏
ドラム:KEN’ICHI
ピアノ:安島 萌
ウッドベース:玉木 勝

・アンサンブル
咲花莉帆、高士幸也、田嶋悠理、夛田将秀、中西智也、中庭ひなこ、中野紗耶可、西田直樹、星 賢太

■スタッフ
原作:『血界戦線』(内藤泰弘作/集英社 ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出:西田大輔

(C)内藤泰弘/集英社 
(C)舞台『血界戦線』製作委員会

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら