勇者と守護神に新たな力が！ 2023年も『スパロボDD』で熱くなれ!!【スパロボDDコラム#81】

　バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第80回コラムをお届けします。

　遅くなりましたが、みなさま明けましておめでとうございます！　本年も『スーパーロボット大戦DD』ならびに、『スパロボDD』コラムをよろしくお願いいたします!!　……ということで、2023年最初の『スパロボDD』コラム、早速参りましょう！

　本年最初のトピックとして、イベント“緑の鼓動に命を懸ける”の開催に合わせて実装された、2種のSSR必殺技パーツをご紹介!!

最強勇者ロボ軍団に禁断の力が！　フリード星の守護神も地球の科学でパワーアップ!!

SSR 弾丸X

【ユニットパーツデータ】弾丸X

　ガオガイガー、超竜神、ビッグボルフォッグの3体が使えるSSR必殺技パーツとして“弾丸X”が登場！　ガオガイガーにとっては5つ目の、超竜神とビッグボルフォッグにとっては、待ち望まれていた初のSSR必殺技パーツとなっています。

　“弾丸X”は、ガオガイガーをはじめとする勇者ロボ各機に搭載された動力源・Gストーンに封印された高エネルギー集積帯を爆発的に解放させることで、短時間ながら限界以上の力を引き出すパワーアップシステム。しかしそれは、瞬間的にすべてのエネルギーを消失しかねない、ということをも意味しており、勇者ロボにとってはまさに諸刃の剣とも言うべき最強最後のミラクルマシンなのです。

　通常時の“弾丸X”は、GGGベイタワー基地の中心部で作戦司令部たるメインオーダールームを備えたヘキサゴンと連結されており、海中移動要塞GGGバリアリーフを形成する“エリアIII”となっています。内部中央にはXルームと呼ばれる空間があり、フル出力でのパワーアップに要する時間は60秒。また、サイボーグ凱の治癒能力を高めるためのメンテナンスシステムもこの区画内に存在します。

　実戦での使用は、原作『勇者王ガオガイガー』第30話における、EI-01戦の一度きり。それまではビッグオーダールームの操作コンソールが封印（ガムテープで）されており、凱の要請によって出撃が承認されました。

　マイクサウンダース13世の決死のサポートにより、“弾丸X”のXルームに入ったガオガイガー、ゴルディーマーグ、超竜神、ビッグボルフォッグの4体は緑色の輝きに包まれ、EI-01が展開する鉄壁のバリアを突破。最終的に、ガオガイガーがゴルディオンハンマーでEI-01を消滅させることに成功しましたが……。

　このあたりの激アツな展開は『スパロボDD』2章Part14にも盛り込まれていますので、ぜひそちらでご堪能ください。ちなみに『スパロボDD』での“弾丸X”の戦闘デモは、かなり忠実に原作でのEI-01との戦いを再現していますので、必見ですよ!!

　なお原作では、その後フランスGGGが“弾丸X”のパワーアップ機能を小型化することに成功。GSライドターボチャージャー“内蔵弾丸X”が、超竜神の妹分である天竜神（光竜と闇竜）に搭載され、OVA『勇者王ガオガイガーFINAL』でソール11遊星主の1体・プラヌスに対して使われました。

SSR ダブルスペイザーストーム

【ユニットパーツデータ】ダブルスペイザーストーム

　グレンダイザー4つ目のSSR必殺技パーツとなる“ダブルスペイザーストーム”は、地球製スペイザーとして宇宙科学研究所が開発したダブルスペイザーとドッキングして放つ連続攻撃。ハンドビーム、ダブルカッター、サイクロンビーム、スペースサンダーの4つの武器が使われています。

　原作『UFOロボグレンダイザー』に登場したダブルスペイザーは、光量子エネルギーで稼働し単体でも高い戦闘能力を誇りますが、グレンダイザーとコンビネーションクロス（合体）することで本領を発揮。グレンダイザーの空戦能力を大幅に向上させることが可能となっています。

　もともとグレンダイザーはスペイザーとドッキングすることで飛行が可能でしたが、グレンダイザー本体の武器の一部が使用不能になるという欠点がありました。一方、ダブルスペイザーとの合体では、この弱点を克服しており、なおかつ3万℃もの熱線を放つサイクロンビームや、鋭い切れ味を誇るダブルカッターなどの武装が追加されます。

　ただし意外なことに、最高速度ではダブルスペイザーがマッハ4、スペイザーがマッハ9と、大きく水を開けられています。また、ダブルスペイザーはあくまでも空中戦用であり大気圏突入は不可能。そのためか、ダブルスペイザーの登場後も、状況に応じて旧来のスペイザーが使われ続けています。

　ダブルスペイザーのメインパイロットは、それまでは地球製UFOともいうべきTFOに乗っていた兜甲児。『スパロボDD』での甲児はマジンカイザーのパイロットとして活躍しているため、メインシナリオ3章以降でダブルスペイザーが登場した際に、どのような扱いになるか気になるところです。

　原作『UFOロボグレンダイザー』でのダブルスペイザーの初登場は第35話。この時はコンビネーションクロスは行われず、ダブルスペイザー底部の取っ手にグレンダイザーがつかまる形で飛行をサポートしました。

　コンビネーションクロスは第36話で初成功。スペースサンダーすら物ともしない、超合金ベガニウム製の円盤獣ジラジラを、ショルダーブーメランとダブルカッターの同時攻撃で撃破しました。

　なお、前述の通りダブルスペイザーのメインパイロットは甲児なのですが、第37話ではひかる、第50話ではデュークの妹・マリアが搭乗し、それぞれグレンダイザーと合体せずに単体で円盤獣を撃破。第38話では、ひかるが乗ったダブルスペイザーがグレンダイザーとのコンビネーションクロスに成功しています。

　その後、第41話ではマリンスペイザー、第45話ではドリルスペイザーが新たに開発されるなど、グレンダイザーのパワーアップに拍車がかかっていきます。はたして『スパロボDD』にこれらのスペイザーが登場する日も来るのでしょうか？

　なお、“ダブルスペイザーストーム”は恒常のレアガシャにも追加されていますが、“弾丸X”は期間限定排出。両パーツがピックアップ排出される4ステップアップガシャは、1月15日（13:59）までの開催となっています。残り時間がわずかですので、ゲットしたい方はお急ぎを!!

“紅の修羅神”ヤルダバオト参戦！　『スパロボDD』で再び無双の拳が唸る!!

　12月27日にスタートした第13回制圧戦“紅の修羅神”では、フォルカが乗るヤルダバオトが参戦！　1つ目のSSR必殺技パーツ“機神猛撃拳”は制圧戦の報酬で交換が可能です。

ヤルダバオト＆SSR 機神猛撃拳

【ユニットデータ】ヤルダバオト

【ユニットパーツデータ】機神猛撃拳

　『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』『スーパーロボット大戦OG外伝』での活躍が鮮烈に記憶に残るヤルダバオト。その初登場は、2003年発売の『スーパーロボット大戦COMPACT3』でした。

　パンチとキックの乱打を浴びせる“機神猛撃拳”は、『OG外伝』などでは機神拳の奥義“轟覇機神拳”に次ぐ威力を誇った技。戦闘デモでは『OG外伝』の演出が再現されています。夕日の中を悠然と歩いてくる姿も、トドメの飛び蹴りを飾る荒々しい書体の技名も、渋くてカッコいいですよね!!　ちなみに『COMPACT3』ではパンチ連打のみによる必殺技となっていました。

　また『スパロボDD』での通常技“破表拳”は『スーパーロボット大戦X-Ω』が初出。R必殺技“機神拳”とSR必殺技“機神双獣撃”は、『OG外伝』からアクションが追加されています。

　余談ですが、千値練のRIOBOTシリーズからヤルダバオトの完成済みアクションフィギュアの発売も決定！　1月8日に配信された『生スパロボチャンネル（アプリ版）』では、寺田貴信スーパーバイザーが、テストショットを使って格闘ポーズを決めていました。発売は10月予定とのこと。もちろん筆者も予約しましたよ！　兄弟機であるビレフォールの発売も決定しているそうなので、そちらも楽しみです!!

『電脳冒険記ウェブダイバー』期間限定参戦イベント開催中!!

　最後になりましたが、1月10日から『電脳冒険記ウェブダイバー』から主役ロボット・グラディオンが登場する、期間限定参戦イベント“静かなる刻を共に感じて”が始まりました！

　シナリオプロデュースは、なんとグラディオン役の声優・杉田智和さん自らが担当!!　SSR必殺技“ブレイク・ザーン”が手に入る4ステップアップガシャも開催中です!!　こちらは次回の『スパロボDD』コラムで詳しく紹介したいと思いますので、しばらくお待ちくださいね!!

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