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『テイルズ オブ ルミナリア』サービス終了は悲しいけど…配信から1年が経ったアニメやアーカイブを見て思い出に浸ります

江波戸るく
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 サービス終了してしまってもアプリアイコンがなかなかホームから消せず、時々、遊んでいた頃のことを思い出す。そういった作品がある人は、少なくないと思います。

 バンダイナムコエンターテインメントのアプリ『テイルズ オブ ルミナリア』も、筆者にとってはそんな作品の1つです。7月20日にサービス終了となってしまいましたが、公開された“メモリアルアーカイブ”をはじめ、今でも触れられるコンテンツがいくつかあります。

 先日、アニメの公開から1年が経過したので、この機に改めて、色々と振り返ってみようと思います。

映画レベルのアニメ。今でも観られますよ!

 時間の流れはとても早いもので、アニメ『テイルズ オブ ルミナリア The Fateful Crossroad』の公開から1年が経ちました。初めて観て「え、映画では……?」と感じたのを昨日のことのように思い出せるのですが、もう1年です。早い。

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 『テイルズ オブ ルミナリア』は3つの勢力に分かれて主人公が21人おり、群像劇という形で濃い物語を描いていました。

 電撃オンラインでは主人公1人1人にフォーカスした連載企画や、レビュー記事などをまとめた特集ページも展開しました。個性的な人物ばかりだったので、記事をまとめていて楽しかったのを覚えています。

 アニメではその一部分、作中でも重要な部分の1つを描いています。前提知識があればより分かりやすいですが、初見の方でも公式サイトの紹介欄に目を通しておけば、大まかな物語は掴めると思います。

 こちらの記事でも触れていますが、ほかのキャラクターのエピソードで見てリュシアンがずっと気になっていたので、良い意味で生きた心地がしませんでした。彼の個別エピソードが配信されたのがアニメ配信の2日前で、その後にアニメで大きすぎる供給があったので、受け止めるためのキャパシティが足りず、頭を抱えたのをはっきりと覚えています。

 そのおおよそ1ヵ月後、また頭を抱えることになるとは思いもしていませんでしたが……。

主人公たちを振り返るのにぴったり。メモリアルアーカイブも公開中

 サービス終了前、制作されることが告知されていたアーカイブ。こちらは昨年度12月27日に“メモリアルアーカイブ”という形で公開されました。

 こちらのアーカイブサイトは“テイルズチャンネル+”の会員限定コンテンツのため、内容については詳しくは触れないでおきますが、本作をプレイしていた方は見ておいて絶対に損はありません(見ていない方のほうが少ない気もしますが)。

 ああ、こういう料理あったなぁとか(本作、食事のイラストもとても凝っていました)、このアイテム欲しくて頑張ったな~とか、年表のここが気になっててエピソード配信待ち遠しかったな……等、眺めているだけでプレイ当時の思い出がパッと蘇ります。

 アプリが遊べなくなってしまっても、彼らに触れられる機会があるのはありがたいですね。欲を言えば、どこかでせめて、あの緻密に練られていたであろう物語だけでも見届けたいのですが……それが叶うかどうかは、神のみぞ知るというところでしょうか。


江波戸るく:永遠に新米のライター兼編集者。業が深いと判断したキャラクターを“海溝”と定めて沈むことに生きがいを見いだす。



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