『ホグワーツ・レガシー』の『ハリー・ポッター』再現度が高すぎてエモい…。自分が何者かを決めるのは能力ではなく…どんな選択をするかだ!

ハチ
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 ついに2月10日(金)に発売となるWB Gamesの『ホグワーツ・レガシー』

 本作はあの『ハリー・ポッター』の世界を体験できるオープンワールド・アクションRPGで、プレイヤーは古代魔術を操る“ホグワーツ魔法魔術学校(以下、ホグワーツ)”に入学し未知の歴史を体験することとなります。ここでは、1月20日(金)に都内で行われた体験会でのプレイレポートをご紹介! 

 ちなみに製作者インタビューも公開されておりますので、こちらの記事も合わせてお楽しみください!

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20年間憧れ続けた“ホグワーツ”へついに入学!

 『ハリー・ポッターと賢者の石』をはじめて読んだときからずっと夢見ていた“ホグワーツ”への入学がついに実現! まずはプレイヤーの分身となるキャラクターのカスタマイズからゲームははじまりました。

 たくさんのプリセットがあるので自分の理想に近いものを選んでから、顔・肌の色・メガネの有無・髪型・髪の色・肌の質感・そばかす/ほくろ・傷跡&マーク・目の色・眉の形と色・ボイスなどを細かく決めていくことができます。



  • ▲ハリーっぽいメガネを発見。ハーマイオニーっぽい髪型やロンっぽい髪色もあったので原作のキャラクターを再現できるかも?
  • ▲この傷は……ルーピン先生の傷に近いのではないでしょうか! 人狼感を出したい方にオススメです。この時代では叫びの屋敷は幽霊屋敷ではないはずですが、すでに建てられているのかぜひ見に行きたいですね。

 今回のプレイでは寮の選択はなかったのですが、公式サイトのQ&Aを見る限り寮は組み分け帽子による振り分けではなく選択できるようです。どの寮にするか悩んでいるというプレイヤーさんは“ハリー・ポッター・ファンクラブ”で組み分け帽子に診断してもらうのがオススメ!

 寮だけでなくパトローナスや杖診断もあり、本作とアカウントを連携させることで限定報酬も手に入るのでぜひやってみてください。登録はこちらのページをチェック!

“ホグワーツ”を探索しながら謎に挑戦!

 つぎはいよいよ“ホグワーツ”へ……。映画で見たままの城の姿に感動しました。中へ入る前に外を探索。今回の体験では大きな噴水のある手入れの行き届いた庭やドラゴンの噴水がある変身術中庭などに行くことができました。

 外では“呼び寄せ試合”のクエストも楽しむことができました。床には点数が書かれていて、大きなボールのような物体を自分のもとに引き寄せる魔法アクシオで引き寄せ、止まった床の点数の合計が高かった方の勝利となるようです。

 引き寄せるだけの簡単なゲームですし、私の“ホグワーツ”での初めての勝利をものにしてやろうと挑みました。結果は……なんと敗北! 床の点数が低かったという以前に床の外にボールを落とすという失態……、マグルの世界での生活が長いせいか、魔法で引き寄せる感覚がつかみ切れてなかったようですね。

  • ▲映画でもファイアボルト(ハリーの箒)を呼んだり大活躍だったアクシオを体験した結果、障害物に引っかかることがあるということを発見。

中央ホールでのクエスト

 気を取り直して“ホグワーツ”の中へ……。装飾が美しい中央ホールは息をのむ美しさ! ゴブリンとマーピープル(人魚かも?)、ユニコーンとシリウスのような犬があしらわれた噴水が目を引きますね。

 上をみあげると天井も歴史を感じるレンガとステンドグラスからの光がキレイ! 木造のアーチには「永遠の教義」という文字がありました。生徒が話しているセリフも『ハリー・ポッター』を知っている人なら「おっ!」と思うものもあって校内を散歩しているだけワクワクしますね。



  • ▲ハニーデュークスはホグズミード村にあるお菓子屋さん。フィフィ・フィズビーは体が浮くお菓子なのですが、この時代から大人気のようですね。
  • ▲ウィーズリーの課題……⁉ この時代ではウィーズリー家の先生がいるようです。ロンのご先祖さまでしょうか。

 中央ホールにいる生徒に話しかけることでクエストを受けることができました。真っ暗な絵画の謎を解いてほしいというもので、魔法を駆使してクエストクリアを目指します。ここで使ったのは杖に光を灯すルーモス。呪文を唱えると真っ暗な絵画が明るくなり、校内のどこかが映し出されました。


 その場所を探し当てると、額縁から逃げてしまった蛾を発見。無事に戻すことでクエストがクリアとなりました。謎を解いたことを報告しにいくと、選択肢が。このあたりの選択によってストーリーが変わっていったりするのでしょうか……?

 製作者さんのインタビューでは「なるべく多くの“ホグワーツ”の秘密や謎を入れた。」とのことだったので、どんな謎が待ち受けているのか楽しみですね。秘密の部屋はこの時代でも女子トイレにあるんでしょうか……? 気になります……。

待ち望んでいたバトル!

 次に訪れた場所ではバトルを体験! どうやら“ホグワーツ”には招待制の決闘クラブが存在しているようです。決闘クラブでは生徒たちとバトルしたり、ハリーたちが必要の部屋で呪文の練習していたように模型を使ってコンボの練習などができます。

 魔法バトルは私がとても楽しみにしていた要素なのですが、想像していた以上に直感的でスピード感のあるバトルを楽しめるので大満足でした! ゲームによくある魔法に詠唱時間がないタイプなので、バシバシ魔法が放てるのが気持ちいいですね。

 ここでは通常攻撃のほかに物体を自分のもとに引き寄せるアクシオ、相手の持つ物体や杖を吹き飛ばすエクスペリアームス、見えない盾を出現させるプロテゴなどの呪文も使用することができました。プロテゴはもちろん相手も使用してくるので、そのまま攻撃しても防がれてしまいます。そのため、プロテゴを破壊してから攻撃をするというのが基本的な戦い方になりそうです。

 プロテゴには、黄色と紫色があり、黄色なら浮遊呪文レヴィオーソなどの制御呪文、紫色なら︎アクシオなどの強制呪文で解除することができます。解除すると相手はふらつくので、そのまま通常攻撃や呪文でコンボを繋いでダメージアップを狙うといい感じ! 相手の攻撃に合わせてプロテゴをするとカウンターもできるため、読み合いも重要。うまく使えば複数人とも問題なくバトルできそうでした。

 戦況を見て的確な魔法を選ぶ戦いがとても面白いですし、映画の魔法バトルのイメージを崩さないどころかより派手でスタイリッシュに洗練されているなという印象でした。呪文も増えていくと思うので、いろいろな戦い方ができそうですね!

  • ▲緊張感のあるバトルは不死鳥の騎士団と死喰い人の戦いを彷彿とさせます!

ケンタウルスやドラゴンとも遭遇!

 バトルの練習をしたところで“ホグワーツ以外でのクエストにチャレンジ! 舞台は雪山でどうやら森に密猟者がいるようでホーンテール・ホールという名前の場所を調べにいくようです。ホーンテール……、確かトライウィザード・トーナメントでハリーと戦ったドラゴンがハンガリー・ホーンテール種だったはず。何か関係はあるのでしょうか……。

 ドラゴンの気配を感じつつ森を進んでいくとケンタウルスと出会いました。魔法使いに不信感を抱いているようですね。そこを抜けてしばらくすると、何者かのキャンプにたどり着きました。ここで見つけたのはゴブリンの金属。ゴブリンといえばグリンゴッツ銀行にいるイメージでしたが、この森にもいるようですね。



  • ▲探索中にジョッキがあったので調べてみると、飲み始めました。中身はバタービールでしょうか?

 さらに進んでいくと敵がうじゃうじゃ! でも、周囲へ溶け込み見えなくする目くらまし術があるので隠れながら進んでいけば大丈夫……と思ったら、見つかりました。全ての敵を倒すことで事なきを得ましたが、魔法でスマートに切り抜けたかった……。

 このクエストでは先ほどのバトルより呪文が増えていて、対象を爆発させるコンフリンゴ、対象を吹き飛ばすデパルソなども使うことができました。途中、吊り橋が壊れているのですが修理ができるレパロを使えば先に進むことができますよ!

  • ▲敵陣のど真ん中で見つかりましたが、プロテゴやデパルソを使うことで複数人相手でも戦うことができました。
  • ▲映画ではよくオキュラス・レパロで眼鏡を治していましたね!

 そしてついにホーンテール・ホールへ。ここはドラゴンの闘技場で先ほどみつけたゴブリンの金属が首に付けられていました。

  • ▲ウェールズ・グリーン普通種とハンガリー・ホーンテール種らしきドラゴンが闘わされていました。

 ホーンテール・ホールの中では敵に見つかるわけにはいかないので、つぎこそは! と思ったのもつかのま、やはりすぐに見つかりました。魔法にも得意・不得意があると思うので目くらまし術はこれから“ホグワーツ”で学ぶとして……いままで使っていなかった魔法のコマンドがありどんな魔法か気になっていたので、とりあえず使ってみることに。


  • ▲クエスト中には謎解きのギミックもありました。それを解けば、ドラゴンの卵が囚われているカギをアロハモラで開けることもできちゃいました!

 いざ魔法を使うと「クルーシオ!」の声が聞こえたと思ったら、敵の「やめてくれぇ!」という叫び声が響き渡りました。クルーシオとは、使うことを禁じられた許されざる呪文のひとつで、人に耐えがたい苦しみを与えることができます。ネビルの両親もこの魔法で拷問され心を壊してしまったという恐ろしい魔法です。意図せず、闇の魔術を使ってしまったようですね……。

 すると敵が「アバダケダブラ!」と唱え始めたではありませんか。アバダケダブラも許されざる呪文のひとつで、人を死に至らしめることができるというもの。この魔法でシリウスやセドリックなどのキャラクターたちが命を落としてきました。

 この戦いで製作者インタビューの中で語られた「どんな魔法使い/魔女になるかは自分次第。」と語られていた意味が理解できました。闇の魔術と呼ばれる恐ろしい魔法も使うことができ、とても強力なので確かに戦いは楽になるでしょう。

 ですが、それで良しとするのかは人それぞれ。きっとその選択で目の前の世界が変わっていくと思うので、それぞれのプレイヤーがどのような道へ進むのか楽しみですね。といったところで、今回の体験は終了となりました。

  • ▲映画でもかなりの回数使われてきたクルーシオ。授業でこの魔法を見せられ辛そうだったネビルはみていられませんでした。

 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のなかで、ダンブルドア校長がハリー・ポッターにこんな趣旨の言葉を語る場面があります。自分が本当に何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかということなんだ、と。

 能力ではなく、何を選択するかで自分というものが決まっていく……。それは、まさに本作に通じる部分でもあります。この体験会を通してより一層、発売が待ちどおしくなりました!

 美しいビジュアルの魔法界と未知の時代の物語、手に汗握るバトルは『ハリー・ポッター』ファンはもちろん知らない方でも楽しめること間違いなし! もうすぐ発売となるのでぜひプレイして、魔法の世界を堪能してくださいね。

HOGWARTS LEGACY software © 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche Software. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights © J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia © and ™ Warner Bros. Entertainment Inc.

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ホグワーツ・レガシー

  • メーカー:WB Games
  • ジャンル: オープンワールド・アクションRPG
  • 対応端末:PS5 / PS4 / Xbox Series X|S / Xbox One /Nintendo Switch / PC
  • 配信日(通常版): 2023年2月10日(金) 予定
  • 配信日(デラックス・エディション): 2023年2月7日(火) 予定
  • ※PS4 / Xbox One版は2023年4月4日(火) 、Nintendo Switch版は2023年7月25日(火)発売予定
  • 価格・通常版(PS5 / Xbox Series X|S):8,980円(税込9,878円)
  • 価格・デラックス・エディション(PS5 / Xbox Series X|S):9,980円(税込10,978円)
  • 価格・通常版(PS4 / Xbox One):7,980円(税込8,778円)
  • 価格・デラックス・エディション(PS4):8,980円(税込9,878円)
  • 価格(Nintendo Switch):未定
  • プレイ人数: 1人
  • CERO表記:C区分(15歳以上対象)

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