サイコスリラー『ロレッタ』PC版が2/16に配信

電撃オンライン
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 DANGEN Entertainmentは、サイコスリラー『Loretta』のPC版を2月16日にリリースすることを発表しました。

 以下、リリース原文を掲載します。

サイコスリラー『Loretta』が2月16日にPC向けにリリースされます

 ヒッチコック作品にインスパイアされたインディーのアドベンチャーゲーム『Loretta』では、激動の1940年代を舞台に、主人公である女性の視点を通してプレイヤーが殺人の共犯になります

 DANGEN Entertainmentと開発者のYakov Butuzov氏は、2月16日にインディーのスリラーゲーム『Loretta(ロレッタ)』を全ての一般的なPCプラットフォーム向けにリリースします。

 『Loretta』は1940年代アメリカの小さな町を舞台に夫の不倫という裏切りを乗り越え、自分の人生を取り戻そうとする女性を中心に展開する2Dポイント&クリック型アドベンチャーゲームです。『Loretta』は後日コンソール機に登場します。

ストーリー

 ロレッタは主婦。彼女の夫、ウォルターは作家。華やかで魅力的なニューヨークシティから、南部の田舎にある荒れ果てた農場へと引っ越すことになったふたり。仕事もうまく行かず、経済的に困窮している上に夫婦の関係も冷え切っていた。しかしロレッタは、夫の不貞と、彼の名前で掛けられた多額の生命保険があることを知り、恐ろしい計画が静かに根をはり始める。ロレッタがどこまでその計画を遂行するのかはプレイヤー次第だ。

 プレイヤーは主人公のロレッタ自ら創り出した悪夢へと足を踏み入れる中で、会話の選択肢を選び、アイテムとインタラクトし、ロレッタの業の深さを決定づけていきます。ゲームは現在と過去が入り混じる複数のチャプターに分かれており、ロレッタの廃退的な背景を浮き彫りにします。枝分かれするストーリーにはどんでん返しや転調が含まれ、複数のエンディングも用意されています。あなたのロレッタは夫のステーキに胡椒を振りかけるのでしょうか?それとも毒を盛るのでしょうか?詮索好きの探偵をレモネードでもてなすのでしょうか?はたまた裏庭で始末するのでしょうか?

特徴:

・ロレッタの物語が、蜘蛛の巣のように張り巡らされた嘘や、転落の一途をたどる血塗れの殺人へと続くのか、対話や発見を通してプレイヤーが決定。

・フィルム・ノワール、アンドリュー・ワイエスやエドワード・ホッパーの作品、アルフレッド・ヒッチコック、フィリップ・リドリー、スティーヴン・キング、ウラジーミル・ナボコフの映画などから着想を得たゲームコンセプト。

・ロレッタの傷ついた過去の深みへと導く謎めいたパズルを解き、彼女の感じている絶望のレベルを知り、彼女の生活を立て直そう。

・ヒーローのいないこの物語であなたは誰の側につく?複雑に枝分かれし、エンディングは複数あるので、何度プレイしても違ったゲーム体験が楽しめる。ロレッタの運命を選択し、彼女の前に提示されたたくさんの機会を探索しよう。

 「私は長い間、善悪の区別があいまいなヒーロー、それもアンチヒーローについて描くことに夢中になっていました。悪事を働いたのにも関わらず、許しではなく同情と理解を誘うような複雑なキャラクターを生み出す事は『Loretta』を制作する上での主な挑戦の1つでした」そう話すのは脚本を担当したYakov Butuzov氏です。

 「『Loretta』のストーリーは1940年代の男女間での不倫、暴力、信頼関係といった家族内のいざこざについて詮索できます。『Loretta』は、今日でも無関係ではない質問、つまり私自身に関わる質問をする機会であり、生涯にわたって慕ってきた文化、歴史、芸術への愛を表現する機会でもあるのです。このゲームを制作するのと同じぐらい、プレイヤーの方々が楽しんでくださることを願っています」

Loretta (c). Y.Butuzov. All rights reserved.

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