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『ディヴィニティ:OS2』序盤攻略ガイド・第3回――フォートジョイ砦の突破後、島から脱出するまでを解説!

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 10月31日にスパイク・チュンソフトから発売されたクラシカルRPG『ディヴィニティ:オリジナル・シン2 ディフィニティブエディション』(以下、『ディヴィニティ:OS2』)。世界で高い評価を得た作品ですが、独自のシステムが多く、「買ったけど、なにをすればいいかわからない」というプレイヤーも多いかと思います。この記事は、そんな初心者のプレイをサポートするための攻略ガイドとなります。これから始めるという方は、ぜひ第1回、第2回も合わせてご覧ください。

再び放り出されて困っちゃう!? 砦を突破後の大まかな道程を解説!

 前回の記事ではフォートジョイ砦を脱出するところまで紹介しました。脱出ルートによって場所は変わりますが、おおよそ砦の東側に出ていることでしょう。砦を突破したといっても、ここはもともと収容者を閉じ込めておくための孤島。完全に自由を得るには島からの脱出を考えねばなりません。おそらく、これまでのクエストのいずれかで、“虚ろな沼地”にシーカーと呼ばれる反抗勢力がいることが判明しているハズ。ということで、次の大きな目標は彼らを探すことになります。

 私が今回使用した船で水路を抜けるルートでは、船に乗る直前にいっしょになった子供がおり、脱出後に仲間のいる隠れ家“アマディアの聖域”への案内を受けることができました。マップに隠れ家の位置が表示されるため、隠れ家を探すのが少しラクですね。

  • ▲ちなみに、島に流れ着いてからすぐに、黒猫がずっと後を付いきたのを覚えているでしょうか? 砦突破まで黒猫を生かしたまま連れてくることができると、自分の使い魔として召喚できるようになります。

“アマディアの聖域”には新たな商人やシーカーたちがいて、ワンランク上の装備やスキルを購入することができるほか、島を脱出するための重要な情報も得ることができます。しかし、シーカーの指導者であるガレスとの連絡が途絶えたことで隠れ家の人々は浮き足立っており、彼らのために(自分の脱出のためでもありますが……)ガレスを探すという目的へとつながっていきます。

  • ▲“アマディアの聖域”の転移門は、像に触れることで会話イベントが始まり、泉の水が“祝福”状態になります。“祝福”状態の水は触れていると継続的に体力が回復するのでとても便利! ただしアンデッドの場合はダメージを受けてしまうため注意してください。

 ここでもメインストーリーを一直線で進めるのはレベル的に厳しいため、まずはマップの西から東に向けて探索しつつサブクエストをこなし、レベルを上げていきたいところ。ですがその前に、フォートジョイ砦まででやり残したことがあればこの段階でこなして、経験値の足しにしましょう。

  • ▲砦の脱出後でも“フォートジョイ隔離地区”に戻ることはできますが、一度脱出してしまうとすべてのマギステルが敵対状態になります。あえてすべてのマギステルを倒して、経験値とアイテムを回収して回るのもアリです。
  • ▲まだ倒してなければ、砦の地下にいる解剖医ナイルズや、大広間にいる高等審判者オリヴァンドを倒しにいくのもオススメです。レベル5程度になれば安定して戦えるようになっているハズ!

 また、ぜひこなしておきたいのが“フォートジョイ隔離地区”の地下にある闘技場のサブクエスト。闘技場での戦いに勝利したあと、商人のネボラに話しかけると、1人だけ首輪を外してもらうことができます。首輪が外れると首装備を装備可能になるだけでなく、強力な“ソースの力”が使用可能になります。

“ソースの力”は特殊な戦闘アビリティで、種族に応じたスキルを1つ最初から覚えているほか、ストーリーの進行にしたがって扱えるスキルが増えていきます。“ソースの力”カテゴリーに属するスキルは、使用する際にソースポイントが必要になるのが難点ですが、その分戦局を一変させるような強力な力を秘めているのが特徴です。

 ほかのメンバーの首輪に関しては、ガレスを救出後に“アマディアの聖域”にいるレヤに話しかけると首輪を外してもらえます。ちなみに、仲間にビーストがいる場合、レヤの隣にいるドワーフのドゥガンと会話すると、ガレス救出前でも首輪を外すことが可能です。

  • ▲ソースポイントは、フィールドにまれに存在するソース溜まりに触れることで得ることが可能。1つのソース溜まりからは1ポイントしか得られず、復活もしません。
  • ▲“炎術”や“風術”といった通常の戦闘アビリティに属するスキルでも、強力なものになるとソースポイントが必要になるスキルも。その分強力な性能になっているため、ボス戦などで役立つこと間違いナシ!

 ミニイベントやサブクエストで経験値を稼いでレベル6になったら、ガレスの行方を探してみましょう。この時点で広く探索をしていたらすでに近くを通っているかもしれませんが、ガレスがいる城跡へ向かうと、シュリーカーという敵と出会うハズ。このシュリーカーが島脱出の最大の障害で、シーカーたちもシュリーカーによって大打撃を受けてしまったため、主人公たちを助けるどころではない、というのが現状のようです。

  • ▲シュリーカーはマギステルたちが生み出した生物兵器。固定砲台のような役割を果たしており、近付くと即死する威力の攻撃を放ってくるため、絶対近付かないように!

 シュリーカーを倒すには“粛清の勺杖”という特別な武器が必要。“粛清の勺杖”は“神秘的な洞窟(暗闇の洞窟とも)”で手に入れることができますが、現段階で持っていなくても、シュリーカーが守る入り口を迂回すればガレスのもとへ行くことは可能です。

  • ▲迂回ルートは主に3通り。南を大きく回るルートでは強敵、ヴォイドウォークン・ドゥウェラーが出現するので注意しましょう。高低差のある谷間で襲われるため、高低差によるダメージ増減によって不利になる下層部分で戦うのは避けたいところ。
  • ▲ガレスはマギステルたちに包囲されています。敵の数はやや多いものの、しっかりと装備やスキルを揃えておけばそれほど苦戦する敵ではないハズ。

 無事にガレスを救出できたあとは、いよいよ脱出のための作戦が開始されます。船を守るマギステルたちに戦いを挑む流れになるのですが、敵の拠点を防衛するシュリーカーを倒せないと進軍できないため、“粛清の勺杖”を持っていない場合はここで取りにいきましょう。

  • ▲“粛清の勺杖”を入手できる“神秘的な洞窟”では、壊れた像に触れることでキャラクターや地形に祝福効果を付加する“ブレス”の能力が解放されるので、忘れずに習得しておくこと!

 島を脱出するまでのストーリークエストは、ガレス救出後すぐに始めることができますが、ここでも問題になるのが敵の強さ。このマップの最後に待ち受けるアレクサンダー主教のレベルは8。敵も精鋭揃いなので、こちらのレベルが8未満の状態で挑むと厳しい戦いを強いられます。いずれにせよ島を出てしまうと戻って来れなくなるため、アレクサンダー主教に挑む前にすべてのサブクエストを一通り終わらせておき、レベルを8まで引き上げておくことをオススメします。

  • ▲アレクサンダー主教とのバトル開始から数ラウンドが経過すると、地中からヴォイドウォークン・ドリルワームが出現! これを機にマギステルたちもヴォイド・ウォークンを攻撃するようになります。ただし、あくまでも優先的に攻撃するだけなので、攻撃範囲内にヴォイド・ウォークンがいない場合はこちらに攻撃してくるため、立ち位置に気をつけましょう。

どうやってクリアすれば……? つまづきやすいクエストや戦闘を攻略!

 フォートジョイ砦の外は、突発的に始まるミニイベントが多いのですが、これまで同様サブクエストもいくつか存在します。一見しただけではクリア方法がわかりにくいものや、単純に敵が強く、アイテム消費がかさんでしまう戦闘など、これまでよりも歯ごたえのある戦闘も増えるでしょう。ここでは、そういった難易度が高めのものをいくつかピックアップして解説します。

<ブラッカス・レックスの宝物庫>

“神秘的な洞窟”としてマップに記されている場所。岩壁に近付くと、魔法で隠された入り口が姿を現します。中には無数の罠が設置されているため、ゆっくりと罠を確認しながら移動しましょう。進めなくなったときは、ミニマップやマップで洞窟内部の作りを確認! 魔法で隠された通路があり、行けないように見える場所でも、じつは道がつながっているはずです。

 魂瓶の貯蔵庫にある魂瓶は、ほかのサブクエストやミニイベントの登場人物(主にアンデッド系NPC)とつながっており、ここで魂を解放したり、その人物のもとに魂瓶を運んでいったりすることで展開が少し変化します。なお、魂瓶を自分で吸収すると、ソースポイントを回復することができます。

<ブラッカスの兵器庫>

 ガレスがマギステルたちと戦っていた城跡には、ブラッカスの兵器庫があります。兵器庫の扉は閉ざされており、近くにあるレバーでしか開きません。しかしこのレバーには呪いがかけられており、触ると“呪い”状態になってしまいます。効果はすぐ切れるので問題にはならないものの、開けるには“ブレス”が必要。もし未習得なら、先に<ブラッカス・レックスの宝物庫>をやって“ブレス”を習得してきましょう。

 なお、門の横にはソースポイントを無制限で回復させられる“ソースの力の源泉”というオブジェクトがあるため、早めに来てソースポイントを安定供給できるようにするのも手です。

<燃えるブタたち>

 ガレスがいる城跡の少し南、木材の足場が組まれている沼地には、燃え盛るブタが走り回っています。このブタたちは呪いによって炎が消えない体にされており、“降雨”など通常のスキルで火を消すことはできません。そのため、ここでも呪いを解く“ブレス”が有効となります。呪いを解いたあと、ブタは姿を消してしまいますが、じつは“アマディアの聖域”へ移動しています。話しかけることで、その後の展開を楽しめるでしょう。

<ガーゴイルの迷宮>

 マップ南東には迷宮があり、その奥に“ブラッカス・レックスの塔”があります。塔自体はそれほど複雑なギミックはないのですが、そこに至るまでの迷宮が問題です。この迷宮の進み方の基本は、条件を満たすことで出現する“ぼろぼろの頭蓋骨”を使って門を開けていくというもの。しかし、この頭蓋骨は手に入れられる数に限りがあり、門は頭蓋骨の数より多いのです。そのため、開ける門を間違えると塔までの道のりが閉ざされてしまうことに……。一応、門は視線を通すため、“テレポーテーション”を使えば通り抜けること自体はできるのですが、門のたびに“テレポーテーション”を使うのは骨が折れるので、できればしっかりとしたルートを確保できるよう、開ける門を考えましょう。

<粛清されたドラゴン>

 マップ東にある、地面が凍りついた地の中央には、鎖で捕えられたウィンタードラゴンがいます。ドラゴンを鎖から解き放っても、彼は魔女ラデカによって自由を奪われているため戦闘にはなりません。魔女ラデカも“粛清の勺杖”を持っており、その力でドラゴンを捕縛しています。彼女を倒して“粛清の勺杖”を手に入れることで、ドラゴンを自由を与えるか、“粛清の勺杖”を自分の目的のために使うか選ぶことができます。

 なお、魔女ラデカはなかなかの強敵。個人的にはアレクサンダー主教と同じ程度には苦戦しました。彼女はこちらから離れるようにして安全圏まで退避してから攻撃をしてくるのですが、その間にも、彼女が操るゾンビが群がり、キャリオン・ビートルが遠くから攻撃してくるという、イヤらしい戦術で攻めてきます。私はまずラデカを“テレポーテーション”で引き寄せ、集中攻撃で倒すという方法を取りましたが、それでもアイテムの消耗は多くなってしまいました。


 サブクエストもあらかた終わったら、いよいよ船出のとき! ここからはアイテムを保管できる“保管庫”が登場したり、傭兵を仲間として雇い入れることができるようになったりと、要素も増えていきます。成長するにつれ、ますますプレイヤーごとの差も出てくるかと思いますし、自分ならではのプレイスタイルを追求してみてください!

(C)2019-2020 Larian Studios. All rights reserved. Larian Studios, Divinity and Divinity Original Sin are registered trademarks of the Larian Studios group entities. Published and distributed in Japan by Spike Chunsoft Co., Ltd.

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ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション

  • メーカー: スパイク・チュンソフト
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2019年10月31日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション(ダウンロード版)

  • メーカー: スパイク・チュンソフト
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年10月31日
  • 価格: 7,800円+税

ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション(ダウンロード版)

  • メーカー: スパイク・チュンソフト
  • 対応端末: Switch
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年10月31日
  • 価格: 7,800円+税

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