『ジャンプチ ヒーローズ』で河下水希作品の“ベストきゅんシーン投票”が開催か…。あのコの好きなトコ、早口で語っていいですか？【電撃バレンタイン】

　スマートフォン向けゲームアプリ『ジャンプチ ヒーローズ』では、“どきどきバレンタイン 河下先生ヒロイン特集祭”が開催中。さらに特設サイトでは“ベストきゅんシーン投票”も行われています。今回の記事では、“ベストきゅんシーン投票”について解説するのでチェックしてみてください。

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“ベストきゅんシーン投票”とは？

　『いちご100％』、『りりむキッス』、『初恋限定。』、『あねどきっ』に登場するさまざまな名シーンのなかから“きゅん”とするシーンを選んで投票するキャンペーンで、Twitterにシェアすることでゲーム内で使える報酬を得ることができます。どの作品も名シーンばかりですが、今回の投票は各作品ごとに33種類もシーンが用意されているので、きっとお気に入りのシーンがあるハズ。ぜひチェックしてみてください！

　さっそく推しキャラについて書いていく前に、ひとつだけ告知を。電撃オンラインではさまざまなゲームのバレンタイン情報を特集する“恋は電撃！ バレンタイン特集まとめ（電撃バレンタイン）”を展開中。この記事もその企画の一環として、Twitterでのプレゼントキャンペーンを実施中ですので、ぜひご参加ください。

推しキャラを語るなんて簡単に言ってくれるな！

　さて、記事の執筆にあたって編集さんから「推しのキャラクターについて語ってくれますか？」と依頼されたので、いちばんメジャーな『いちご100％』で語ろうと思うのですが……気づきました。これってすごい難しい。

　だって『いちご100％』って単行本の何巻の時点かで好きなキャラクターが変わるじゃないですか！　たとえば筆者は北大路さつきだったら主人公の真中に好き好きアプローチをしまくる後半よりも自分の恋に気付いてちょっと積極的になり始めた4巻ぐらいがいちばんいいじゃないですか！

　ずっと高次元で安定している東城なんかも個人的には中学時代の三つ編みメガネ時代がいちばん好き。逆に西野つかさは終盤の17巻あたりからの怒涛の追い上げが半端ないです。バトルものであれば夢の対戦カードを考えることはあると思いますが、『いちご100％』のこのタイミングのヒロインとこのタイミングのヒロインが直接、真中を奪い合っていたらどうなっていたか。誰もがそんな妄想をしてしまうことでしょう。…あれ？　ボクだけ？

　まぁ、そんな前提もありつつ、あえて総合的に推しキャラを選ぶなら、東城……と言いたいところですが、やはり物語中盤の破壊力がすごかった北大路さつきにさせてください！

　いちばん好きなシーン…それこそ“ベストきゅんシーン”を選ぶのであれば、単行本18巻、同じ屋上で違う景色を眺める“だから頑張るんだ。自分一人だけの力で。”に集約されると思っています。すべてのはじまりであった学校の屋上というシチュエーションでふたりが別れ、お互いの夢を歩むことを決めたシーンは『いちご100％』はもとより、全ラブコメ漫画、いや、全漫画のなかでも屈指の名シーンと言えましょう。

　ただ、推しキャラクターとなると、やはり北大路さつきに。コミックのなかで真中が感じていることもありますが、友だちのように自然に付き合える北大路は最高。

　最初の方こそツンケンしていますが、足首をひねってケガをしたあと、真中におぶってもらったことで一気に恋に落ちていきます。その後は笑顔も多くなり、本来の明るくさっぱりした性格で親しみやすいキャラクターになっていきます。それだけでもかわいいのに恋に気付いたばかりのころは、後半のお色気担当時代と異なり、かなり照れる描写もあり、めちゃくちゃポイントが高いです。

　3巻から7巻ぐらいまでの北大路の“ヒロイン力”はすさまじいものがありました。同タイミングで転校していた西野つかさを満を持して登場させるのが、河下水希先生のすごさではあるのですが、今回は置いておきましょう。

　自分だけが魅力に気付き、同じ夢を追うようになった東城はオタクのドリームだと思いますが、同性のように仲良しでありながら異性としての自分もすごく好きになってくれる北大路もオタクのドリーム。「こういう女の子と出会いたい（出会いたかった）」と思わせてくれる女の子です。

　“ベストきゅんシーン投票”にかけて好きなシーンをあげるとすると、やはり告白シーン。東城とのすれ違いで消沈した真中がひとりになろうとしたときの北大路からとっさに出た言葉「うっとーしくて悪かったわね!!」「仕方ないでしょ　アンタのこと好きなんだから!!」が最高にきゅんきゅんしました。そのあと、恥ずかしくなってダッシュで逃げるシーンも含めて100点ですね……。

　それだけに、教会で友だちに戻る誓いをする13巻のシーンは泣けました。それまで積極的だっただけに「今までいっぱいいっぱい惑わせちゃったね」「あたしたちの変わらない友情を誓えますか？」と自分の恋を諦めるシーンは切なすぎましたね。まぁ、そのあとも『いちご100％』は19巻まで続き、想いが抑えられない北大路は何度も真中にアプローチするのですが（笑）。まぁ、そういった自分に素直なところも北大路のいいところなのかなと思います。

　最終的には高校卒業後に親戚が営んでいる京都の料亭の女将を継ぐ北大路。コミックの最終巻には4年後に真中が彼女を迎えにくるマンガも収録されているので、北大路派の人はコミックを読み直してみてほしいです！

　ということで、今回は自分の推しキャラとオススメの“ベストきゅんシーン”を紹介しました。みなさんの“ベストきゅんシーン”はどこでしょうか？　ぜひ特設サイトからキャンペーンに参加してみてください！

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