電撃オンライン

『青雲の契り』プレイレポート・物語&世界観編! 華麗で危険な宮廷ドラマに飛び込んでみませんか?

長雨
公開日時

 Future Interactiveより本日2月16日にリリースされたiOS/Android向けアプリ『青雲の契り』は、古代の中華風王朝を舞台に、気高い志を持つ主人公となって、さまざまな思惑が渦巻く朝廷で夢を追っていく王朝と運命を契る育成RPGです。

 本作のプレイレポートを物語&世界観編、システム編の2回にわたってお届け!今回は絵画のように美しいグラフィックで紡がれていく、ドラマチックな大河ストーリーに注目していきます。


陰謀渦巻く宮廷で夢を追う主人公の物語

 物語は、主人公が朝堂(王朝)の官吏になるための試験を受けるところから始まります。主人公は男女から選択でき、それぞれに違った物語が用意されています。
 

  • ▲左・男性主人公(声優:諏訪部順一)/右・女性主人公(声優:M・A・O)

 私は可憐ながらも芯の強そうな女性主人公の姿に一目ぼれして、彼女を選択。彼女はとても優秀な女性ですが、家族に官吏になることを反対されていて……。それでも己の志を捨てず、試験に挑む主人公はかっこいいです。

 ちなみに涼やかなたたずまいの男性主人公を選ぶと、国を代表する医者に成長する物語を楽しめるとか!こちらも気になりすぎるので、配信後は彼のストーリーもプレイしてみたいです。

 メインストーリーは、画面左に目的地が表示され、それをタッチするとオートで目的地に移動できます。サクサク物語を進められて、とっても快適なのが嬉しいです。

 試験会場の青雲館に行くと、女官は証拠もないなか罪で責められている姿を目撃します。皇帝が優秀な女性も官吏になれるように定めてはいますが、あまりよく思ていない人物もいるよう。試験を受けたあとも、大変な未来が待っている予感がひしひしとしました。

  • ▲物語では時おり選択肢が発生。選んだ内容によって、主人公のパラメータが変化します。

 しかし友人の楚棠(そとう)との再会など、青雲館での出来事は悲観的なことだけではありません。楚棠は主人公の面倒をいろいろ見てくれる優しい女性で、試験のための衣装まで手配してくれて……。(主人公とは知己とはいえ)プレイヤー的には出会って少ししか経っていない彼女ですが、すぐに好きになりましたよね。しかも、美人ですし!


  • ▲衣装は2種類。選ばなかったほうも、のちのち入手可能です。

 無事に2人とも試験を乗り越え、主人公は王朝の官吏に、楚棠は地方の官員として働き始めます。その後も手紙のやり取りをして、姉妹のような友情が続いていくのが尊いんですよね!

 そんななか、楚棠がある事件の犯人として投獄されてしまいます。主人公は彼女の疑いを晴らすため、皇子・慕凌辰(ぼりょうしん)とともに事件を調べることに……。

 事件を解決するために、証言を集めたり、現場を調べたりする謎解きゲームの要素があるのもいいスパイスになっておもしろかったです。


 無事に事件は解決しますが、主人公は次第に皇子たちの権力闘争や宮廷の陰謀に巻き込まれていくことになります。そのなかで、愛や絆が生まれていき……。

 どんな事態でも清廉さを失わず、前向きに頑張る主人公の夢と物語を、ずっと見守っていきたいと思いました。

豪華声優陣が演じる登場人物たちにも注目!

 本作のメインストーリーは、豪華声優陣のフルボイスで楽しむことができます。

 さらにキャラクターたちは“召喚”で従者にして、一緒に戦うことも可能!“召喚”の演出も美しくて、ちょっと長めなんですが毎回スキップせずに見てしまいます(笑)。

 召喚できる人物は、みんな麗しくて、誰をパーティに入れるかとても悩みました。敵対している皇子たちを集めるもよし、美しい女性たちをそろえるもよし、どんなパーティにするのも主人公の思うがままです。

 初心者用に、20回で確実にSSR従者が獲得できる“玉楼の風”が用意されているのも嬉しいところ。こちらでは魅力的な皇子たち3人のなかから1人を選び、その人物を確定で獲得することができます。選べる相手は1人だけなので、慎重に選んでくださいね。



 また物語を進めると“出会い”で、手紙を受け取ったり、贈り物ができたりするように……。それぞれとの個別の物語が展開し、彼らの事はより好きになること間違いなしです。どんな人物との交流が待っているのか、ぜひ楽しみにしていてください。

古代王朝の美しい風景に思わず感嘆がもれます

 主人公は王朝勤めということで、華やかな宮殿で生活することができます。グラフィックも繊細な水彩画のようで、色彩も現代よりは美術館で見る絵画や絵巻に近い印象を受けるのも、古代への浪漫に想いを馳せられる本作の世界にピッタリだなと思いました。

 音楽も弦の音色が心地よく、今も原稿のかたわらでBGMをずっと流しているほど聴いていて気持ちもリラックスできるものばかりです。

 イベントの一部はムービーになっているのですが、そちらも本編と同じタッチで描かれているのがすごいんですよ。メニューの“回想”で、いつでも確認できるので、何度も見返してしまいました。

 次回は女官としての主人公の仕事など、システムについてのプレイレポートをお届けしていきます。

©Future Interactive Limited All Rights Reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら