『fingger』リリースゲームやTGS2022出展、『VALORANT』大会開催などこれまでの振り返り

電撃オンライン
公開日時

 YouTube ライブで遊べる参加型ゲームプラットフォーム『fingger(フィンガー)』では、今日までにさまざまなイベント実施やゲームリリースが行われてきました。

 本稿は、これまで電撃オンラインで特集してきた『fingger』に関する印象的だった出来事をピックアップしていく振り返り記事です。どんなことが行われてきたのか、この記事を読みながら振り返っていきましょう。

 2022年5月1日よりβ版のサービスが開始された『fingger』。現在は“YouTube ライブで遊べる参加型ゲームプラットフォーム”というキャッチフレーズですが、リリース開始当時は“次世代ゲーム配信プラットフォーム”というキャッチフレーズでした。

 その名の通り、視聴者参加型という形を重視したプラットフォームで、ゲームと配信プラットフォームが一体化しているという斬新なサービス。連携先のサービスがYouTube ライブなので扱いやすさも兼ね備えています。

 人気ゲームの視聴者と配信者が協力してプレイする新感覚ブロック崩しの『WORD BREAKER(ワードブレイカー)』や、全員参加のクイズバトル『クイズオンエア』をはじめ、さまざまなゲームが追加されていきました。

 ゲームだけでなく、配信者をサポートするブラウザサービスの『fingger ライブスタジオ』も実装されました。その他にも、ギフト機能実装や配信可能時間の延長など、さまざまなアップデートが加えられていきました。

TGS2022では豪華ゲストを招いてのステージも

 その後も、トライエース共同開発の超高難易度アクションゲーム『すぐ死ぬ勇者』などが登場。他にも、毎月新たなゲームが追加され続けています。

 特に『すぐ死ぬ勇者』は高すぎる難易度のゲームとして話題に。筆者も実際にプレイしてみましたがステージ1をクリアするので精一杯でした。現在はソロプレイも可能になっているので、気になった方はぜひ挑戦してみてください。

 8月には、秋葉原全域のエリアにて開催されたポップカルチャーイベントにて、うちわの配布と秋葉原ビジョン5基での広告放送が行われました。

 同時期に新たにサービスやコンテンツの紹介に特化した特設サイトもオープン。より扱いやすく、楽しめるプラットフォームへの進化を遂げました。

 さらに『fingger』の応援団長に、Kizuna AI株式会社所属のバーチャルタレント“loveちゃん”が就任。『fingger』の使い方や遊べるゲームの紹介など、サービスの告知に大きく貢献してくれました。

 9月には『fingger』にとって昨年で最も大きいイベントと言える“TGS2022”のブース出展が行われました。ブースは“ふぃんふぇす”と称され、さまざまな企画や配信が行われました。

 ブースでは、配信者の目線に立ってのゲームプレイが可能。マイクを通して声が配信されたり、実際に視聴者からコメントが届いたり、実際に『fingger』を利用した状態を実体験できました。


 ステージでは開催期間の4日間を通して特別配信が行われました。ステージには豪華ゲストも登場。

 中でも印象的だったのは、アニメ『School Days』の西園寺世界を演じている河原木志穂さんが登場して、VTuber西園寺世界として雑談やゲームプレイを行ったことです。会場でも注目を集め、多くの方が足を運んでいました。

 他にも、よしもとお笑い芸人のインパルス 板倉俊之さん、ガーリィレコードさん、陣内智則さん、野田クリスタルさんが出演。NMB48から浅尾桃香さん、桜田彩叶さん。他にも、えなこさん、ゴー☆ジャスさんなど、数多くの著名人がステージに登場。『fingger』のゲームを楽しみつつ、客席やコメントとのやり取りを楽しんでいらっしゃいました。

 さらに、TGSでは人気企画だった“吉本自宅ゲーム部”がリニューアルして復活し“よしもとfingger部”として発足することが発表されました。

 その後も数多くのイベント開催や、ゲームのリリースが続きます。

 12月には『fingger』によるVALORANTのイベントも開催。MC/実況に田中一朗さん。解説にKeNNyさん、JUNiORさんと豪華実況解説陣を招きつつ、配信者たちによる大会が行われました。

 見事優勝したチームは、夜澄セトさん、やひさん、まっどさん、風輝 光也さん、夜澄えあさんの“HS率5%”。優勝チームはもちろん、参加チーム全てが全員で勝利を目指して真剣に戦う様子は見ごたえがありました。

 12月には、全員で一緒にショットを行いホールインワンを目指す『わちゃわちゃゴルフ』。配信者と視聴者がまるで恋人のように繋がる『マッチング バカラ』をはじめ、特徴的なゲームが続々とリリース。


 配信者と視聴者が共に遊ぶというテーマはそのままに、後々にリリースされたゲームはいい意味で尖ったアイデンティティのある作品が多い印象。この頃から、他では楽しめない独特なゲームを楽しめるのが『fingger』らしい部分と感じるようになりました。

 定例配信されていた“よしもとfingger部”では、よしもとお笑い芸人のみなさんが、ゲームの尖りっぷりにツッコミを入れる様子もありました。こうして見ると、視聴者と交流するだけでなく、話題のネタという意味でも配信向きのゲームが揃っています。

 12月末~1月頭にかけての年末年始では、24時間の特別配信リレーが行われました。配信は30名を超える配信者が参加するという大規模イベントに。全員で協力して24時間の長時間配信をやり切りました。

 2023年に入ってからも、ほのぼのと釣りを楽しめる『みんなで釣りしよ!』のリリースに、“よしもとfingger部”メンバーと“けものフレンズVぷろじぇくと”が戦う“よしもとfingger部VSけものフレンズVぷろじぇくとコラボレーションイベント”。VTuber限定イベント“ポッピン Night フィーバー”の開催など、多くの動きがありました。


 最初は限られた種類しかなかったゲームも、現在では25種類まで増加。シンプルなゲームから、やりごたえのあるゲームまで、幅広い作品が遊べるようになりました。

 プラットフォームとしても進化を続け、YouTubeチャンネルの登録者数に関わらず収益を受け取れるギフトシステムや、視聴者がよりゲームに参加しやすくなる“ゆびコン”をはじめとする機能追加など、リリース当初と比べるとより使いやすく、“遊べるプラットフォーム”としての色が濃くなってきた印象です。

 今後もさまざまなイベント開催やゲーム追加が行われることが期待される『fingger』。既に利用したことある方はもちろん、まだ利用したことのない配信者、視聴者のみなさんも、今後の『fingger』の展開にご注目ください。

©fingger Inc.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら