『この音とまれ!』28巻表紙は桐生桜介くん。全国大会初日、 明陵高校の演奏は…!
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漫画『この音とまれ!』最新28巻が、2月3日に発売されました。
箏(こと)といえば、お正月に聴く“春の海”のイメージですが、そんな箏を弾く部活“筝曲部”(そうきょくぶ)がメインの青春部活漫画が『この音とまれ!』です。
先輩が卒業して、2年生たった一人になった筝曲部、そこに入部する破天荒な1年生たち、という王道ストーリーに、作者のアミュー先生はご家族が筝に携わるお仕事という事で、箏の描写もとても詳細で丁寧です。こういった、あまり人に知られていない題材を扱った作品に触れると、世界が広がってとてもありがたい気持ちになります。
さて、物語は全国大会、3年生の武蔵たちには最後なので、3年生の卒業と共に物語も終盤でしょうか…。いやいや、愛やさとわ達が後輩を引っ張るその後も見たいし、欲を言えば名都たちが3年生になる姿も見たい! と、誰もが主人公になりえる、青春群像劇としても素晴らしい読み応えで、ずっと時瀬高校筝曲部を見守っていたい…と思ってしまいます。本当に良い子たちで、前巻でも何度も、そのまっすぐでキラキラした様に涙腺を刺激されました(保護者目線)。
28巻の表紙は、前大会で2位だった明陵高校の桐生桜介くん。普段ニコニコとお調子者な彼の真剣な表情がたまりませんね!
『この音とまれ!』最新28巻の内容は?(商品紹介ページより)
全国大会初日の7番目に演奏する明陵高校。昨年は一英に敗れ、2位に終わった彼らだが今年は桐生を中心にリベンジに燃えていた。
しかし予選での時瀬の演奏を聴き、桐生は今のままでは時瀬にも負けてしまうと危惧する。そんな彼が導き出した、自分たちの演奏の最適解とは──!?
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