『鬼滅の刃』ワールドツアー舞台挨拶レポ。花江さんは無限城の映像表現に圧倒され、松岡さんは伊之助の着ぐるみと交流!?
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4月から開始となるアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』の放送に先駆けて、“ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ”が全国の映画館で上映開始となりました。
このワールドツアー上映では、《遊郭編》の第10話、第11話を迫力の4K映像で楽しめるほか、《刀鍛冶の里編》第1話も初公開されます。また、ワールドツアー上映を記念して、世界各地で舞台挨拶も実施。
この記事では、花江夏樹さん(竈門炭治郎役)、鬼頭明里さん(竈門禰󠄀豆子役)、下野紘さん(我妻善逸役)、松岡禎丞(嘴平伊之助役)さんが登壇した舞台挨拶初日の模様をレポートしていきます。
花江さんは無限城の広さに大興奮!?
ワールドツアー上映終了後、興奮冷めやらぬなか、舞台挨拶がスタート。大きな拍手に迎えられながら、花江夏樹さん、鬼頭明里さん、下野紘さん、松岡禎丞さんが登壇しました。花江さんからワールドツアーを見終わったファンに向けて挨拶のあと、クロストークが開始しました。
最初にワールドツアー公開を迎えての感想を聞かれた花江さんは「まずはありがとうございます! 念願かなって、クライマックスのシーンが劇場で見られるとあって、ファンとしてもうれしいなと思っています。ufotableさんの映像のクオリティあっての結果だと思うので、阿佐ヶ谷(※《刀鍛冶の里編》の脚本制作およびアニメーション制作を手掛けるufotableは、阿佐ヶ谷・下井草近辺にあります)に足を向けて寝られないですね(笑)」と冗談交じりに話しました。
続いてトークテーマは《遊郭編》の劇場上映について。「テレビのよさもありますが、劇場ではまた違った感覚で激闘を楽しんでもらえたんじゃないかなと思います」と語る下野さん。さらに松岡さんは「映画館では全方位から音が出てきて、しかも家では聞けない爆音も出たり、巨大なスクリーンで見られたり……いやぁもう、言うことないです」と感無量の様子。
鬼頭さんは「何度も見たシーンであっても、劇場のスクリーンでいい音響で聞くとなると感動もいつもと違う感じで届いていたんじゃないかと思います」と語りました。
《刀鍛冶の里編》の先行上映も行われたワールドツアー。その感想を聞かれた花江さんは、無限城の広さに驚いたとのこと。無限城を移動していく映像のワクワク感が、まるでアトラクションのようだったと、興奮気味に語ります。下野さんも「あの空間、どのくらい広がっているのかわからないよね」と同じく驚いたようです。
「原作ファンであれば、無限城のこんなところまで作っているんだという点も、『おっ!』と思うポイントだと思います。テンション上がりましたね」と振り返る花江さん。さらに「無惨様がいろいろな角度から見られたのもよかったです(笑)」とも語りました。
松岡さんも無限城のスケール感には驚きの様子で「あれ、入ったら出てこれないですよね。構図的にも天地がひっくり返ったようなシーンまであって……あれは、どう?」と、興奮のあまり登壇者に逆に質問を返していました。
アニメで動く玉壺が意外と可愛い?
続いて、無限城に集められた上弦の鬼についての話題へ。初めてアニメで動く上弦の鬼について、下野さんは「玉壺(ぎょっこ)のことは以前は気持ち悪いなコイツと思っていましたが…正直、アニメで動くとちょっと可愛いと思ってしまいました」と複雑そうに語り、花江さんも「わかる。あのお口の部分が可愛いよね」と同意していました。
ちなみに下野さんは、玉壺が逃げる姿にも可愛さを感じたとのことです。
童磨(どうま)については、「ほかの上弦の鬼から嫌われている、というか無視されているのに親近感を覚えます。ちょっとだけ善逸に通ずるところがあって(笑)」と語る下野さん。松岡さんは、「上弦の鬼の仲が悪い中で、なんとか場を盛り上げようとする童磨をどんな目で見ていいかわからなくなりました(笑)」と複雑そうな様子でした。
半天狗は下野さんいわく「思いのほか縮こまっていました」とのこと。またアニメになって、上弦の鬼全員の存在感が強くなっているとも語ります。
オープニングには原作読者注目のシーンが満載!?
刀鍛冶の里の描写について、花江さんは「温泉もあって、今までとは違った空気感のある場所ですね。上弦会議のあとだったのもあって、ああここには怖い上司もいなくていいなと、仲よさそうでいいなという印象がありました(笑)」とコメントしました。
刀鍛冶の里での刀を作る描写で、初めて刀の作り方の詳細を知ったという花江さん。「地味に見えてもあんなに大変な作業なんだな」と驚嘆した様子。「鋼塚さんがなぜ刀を壊してあんなに怒るかわかりました(笑)」とも語りました。
なお、刀を打っている音のリアルさにも注目とのことです。
《刀鍛冶の里編》で本格登場となる甘露寺蜜璃について、鬼頭さんは「蜜璃との女性同士ならではの絡みが可愛かったです。禰󠄀豆子が炭治郎以外にあんなに懐いているのも珍しいですね」と注目ポイントを語りました。
続いてのトークテーマは、MAN WITH A MISSIONとmiletさんのコラボレーション楽曲『絆ノ奇跡』が主題歌に決定したオープニングに関して。
鬼頭さんは、「くわしくは言えませんが、原作読者であれば“おっ!”と思うシーンが満載です。私としては、最後のシーンには鳥肌が立ちましたね」と注目点を話しました。
お馴染みメンバーの可愛い着ぐるみが登場! 自由すぎる伊之助と松岡さんが通じ合う!?
ワールドツアー開始を記念したセレモニーとして、舞台上に巨大なくす玉が配置! さらに炭治郎、禰󠄀豆子、善逸、伊之助の可愛い着ぐるみが登場し、場を盛り上げます。
『鬼滅の刃』らしい個性的な動きをする着ぐるみとじゃれ合うキャストたち。着ぐるみの動きに合わせて即興でアフレコするなどのサービスもあり、会場はおおいに盛り上がりました。
そして、花江さんの「ワールドツアー、開幕です!」の掛け声とともに、割られるくす玉。中からは、「ワールドツアー上映開幕!」という垂れ幕が出てきました。
舞台挨拶の最後には、登壇者から締めの挨拶。
「これからも鬼滅の刃は続いていくと思います。今回がイチから始まるということでもあるので、引き続き応援お願いします」と松岡さん。下野さんも、「これからも鬼滅の刃が盛り上がるように頑張ります。これからも応援お願いします!」とファンに語り掛けました。また鬼頭さんは「鬼滅の刃を好きな人のおかげでここまで来れました」と感謝を述べました。
最後に花江さんは「《刀鍛冶の里編》も含めて、ますます鬼滅の刃を見てもらえたらと思います。ぜひよろしくお願いします」と語り、舞台挨拶は終了となりました。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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