『ヘブンバーンズレッド』1st Anniversary Party! レポート。声出し解禁で終始歓声と拍手で大盛り上がり! 生の朗読劇にも感動

ユート
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 2月5日に行われた、『ヘブンバーンズレッド(ヘブバン)』1周年記念のリアルイベント&生配信“ヘブンバーンズレッド 1st Anniversary Party!”の会場レポートをお届けします。

 新情報もさらいますが、詳細はまとめ記事1周年記念特設サイトでしっかり見ていただくとして、このレポートでは展示物や放送に乗っていなかった部分といった会場ならではのことや、新情報以外のコーナーをやや多めにお届けできたらと思います。

展示物も見ごたえ満点でした

 イベント自体のレポートに入る前に、まずは展示されていたものを軽くご紹介。

 会場には物販で販売された1周年グッズに加え、月歌の等身大フィギュアと1/7スケールフィギュア、『もちどる』全53種、『ヴァイスシュヴァルツ』のカード、スタッフによるイラストが散りばめられたアートボード、そして来場者が自由に書いていいメッセージボードが展示されていました。

  • ▲あったら買おうと思っていた『ナービィグラス』はすでに売り切れに……通販するか!
  • ▲『もちどる』は縦がだいたい15~20cm前後だったような気がします。こちらもついナービィに目が(笑)。
  • ▲カードはホログラムがめっちゃきれい!
  • ▲アートボードは1つ1つじっくり見たくなるイラストばかり!
  • ▲思い思いのメッセージを書く皆さんも楽しそうでした。

 等身大フィギュアと1/7スケールフィギュアの写真は下に掲載しているので、ぜひご覧くださいね。

声出し解禁でオープニングから大盛り上がり!

 用意されていた300以上の席は、予備のところが少し空いてるのかな程度のほぼ満席状態。『ヘブバン』トークで盛り上がっている人もいれば、始まるのを今か今かと待ち構える人もいるなど、開演前から熱気が漂います。

 筆者は本作の観覧・リアルイベントには今回が初参加。個人的に『ヘブバン』は大半が男性プレイヤーだと思っていただけに、女性プレイヤーが結構いたことにも少し驚かされました。年齢・性別関係なく愛されている作品って素敵ですよね。

 イベント開始直前には“情報局”コンビによる案内も行われたのですが、そこでは天海さんが嚙むというちょっとしたハプニングも(笑)。声出しが解禁されたことも発表され、来場者から大きな拍手が巻き起こっていました。

 そんなしっかりと温まった状態で“1st Anniversary Party!”がスタート。

 MCの田口尚平さん、プロデューサーの柿沼洋平さんに続き、ユキ役の前川涼子さん、めぐみ役の伊波杏樹さん、つかさ役の天海由梨奈さん、可憐役の芹澤優さん、タマ役の古賀葵さんがステージ上に登場します。

 挨拶ののち、改めて声出しOKであると伝えられた際には、来場者から「いぇーい!」などの大歓声が! やっぱりイベントはこうでないと!!

 今回会場にこられなかった月歌役の楠木ともりさんからは、ビデオメッセージが到着。『ヘブバン』1周年についてや月歌のエピソードなどが語られていきます。

 ここですごく印象に残ったのは、来場者はもちろんのこと、ステージ上のみなさんもモニターをじっくり見て、楠木さんの言葉にうんうんとうなずいたり、笑顔になっていたりしたこと。

 同じ想いを持ちながら、31Aとして一緒に進んでいってるんだなーとすごく感じさせてくれる一幕でした。

声優陣が思い出に残っている出来事は?

 オープニングに続いて行われた最初のコーナー“ヘブバン1周年振り返り”は、名前の通り『ヘブバン』の1周年をスライドとともに振り返るというもの。

 2~4月、5~7月、8月/ハーフアニバーサリー、9~10月、11~1月ごとにまとめられた印象的なビジュアルが、キャスト陣のお話とともにやや駆け足で公開されていきます。

 2~4月部分で話を振られた伊波さんは、“逢川めぐみ[一夜の夢]”を見て「ポニテがいい! 新しい姿を見せてくれることがわかって、それぞれの推しにも期待がいったと思う」、

 1年の思い出を聞かれた芹澤さんは、8月のストーリーイベントの「よっ! トロピカルだねぇ! のくだりが楽しかった。私が、よっ!! っていうと、毎回涼子さんがトロピカルだねぇ! って言ってくれる」などとコメント。

 ほかにもコラボカフェやハーフアニバーサリーのライブ、収録での思い出なども披露されました。

 1月のイベントストーリーでの料理など、初期には予想していなかったシステムが加わっていっていることにも触れられ、柿沼プロデューサーから「ゲーム性として新しい驚きや遊びを提供していくことも大事にしている」と、止まらない進化を期待させてくれる一言も。

 ちなみにですが、筆者はサービス開始の4日後、2月14日から始めたタイプの準初期勢。『ヘブバン』の存在自体は知っていて、「なんか思ったよりも話題になってるから遊んでみるか」で触ってみたら、ストーリーのノリにドはまりしてしまい、気が付けば1年……って感じなんですね。

 それだけに「マリーのイベがもう1年前か」や、ユッキー派なので「浴衣ユッキー出たときはめっちゃテンション上がったなぁ」などなど、いろいろなことを思い出しながら振り返りを見ていました。

 『ヘブバン』プレイヤーが一番印象に残っていることとかも、いつか見てみたいものです。

ローソンコラボは第2弾も美麗イラスト! 出前館コラボの法被も欲しい…

 続いてのコーナー“プロモーション展開”では、グッズやコラボなど、ゲーム外コンテンツの最新情報が公開。

 開催中のコラボカフェ第2弾を皮切りに、先月発表された『もちどる』の発売時期、TCG『ヴァイスシュヴァルツ』に『ヘブバン』参戦、月歌の等身大フィギュア展示と1/7スケールフィギュア発売、マリオンクレープや出前館とのコラボ、ローソンコラボ第2弾が発表されました。

 等身大フィギュアについて柿沼プロデューサーは、「メインビジュアルの空気感を再現することを最重視。テーマパークの入り口から見える街並みやお城のように、細部にトリックアート的な技巧を凝らし、こだわって作成してもらいました」とコメント。

 こちらは会場にもサプライズ展示されていたのですが、クオリティがガチですごい。画像でもすごいのが伝わると思いますけど、実際に見るとさらにすごい。近くにいた全然知らない方に「これすごいっすね」ってつい口に出して言ってしまったぐらいすごい。

 色見や光沢、立体感って、やっぱり実物を見てこそじゃないですか。月歌自身はもちろん、セラフの造形もディテールまでめっちゃ作りこまれてるんですよ。渋谷PARCOに行ける方は、ぜひ実物を見てください。行く価値があるものですよ、ほんと!

  • ▲こちらは1/7スケールフィギュアです。

 キャスト陣が「かわいー!」と叫んでいたマリオンクレープとのコラボは、来場者のなかでも女性からの反応が強かったのが印象的でした。初めて聞く店名だったけど、おいしいのかしら。コラボ始まったら行ってみようかな……。

 出前館コラボが発表された直後には、古賀さんの席にスタッフさんが駆け寄り、何かを手渡し。一体何かと思っていると、古賀さんが急いでそれを着だし……あとは放送でも映っていた通り、コラボ法被姿でフリーダムに振る舞っていらっしゃいました。おもしろい方です。

 トリを飾り、大きな拍手が巻き起こったローソンコラボ第2弾では、各部隊の隊長8人がゆーげんさん描き下ろしイラストで登場。天海さんは、キャロルが素顔で描かれている点に注目したり、ユイナが上着なしでいつもと印象が違っていたりすることを指摘するなど、らしさ全開のコメントが。

 “情報局”を見ている方ならご存じだとは思いますが、イラストの注目ポイントを的確に見つけ出す観察力、さすがですよね(笑)。

 なお各施策の詳細は、1周年記念特設サイトや、2月9日の“情報局”で公開予定とのことです。

“朗読劇”では茅森がいない午後のひと時を過ごす31Aのエピソードが展開!

 3つ目のコーナーは“朗読劇”。前川さん、伊波さん、天海さん、芹澤さん、古賀さんによる、麻枝 准さん描き下ろしエピソードの生演技が披露されました。

 “Half Anniversary Party!”で行われたものが素晴らしかったのもあり、個人的に“1st Anniversary Party!”のなかで生で見るのを一番楽しみにしていたコーナーだったので、台本を手に役者モードになった5人の姿を目にしたときは、興奮が止まりませんでしたね。

 そんな今回の“朗読劇”は、茅森がいない午後のひと時を過ごす31Aのエピソード。彼女がみんなを元気づけるメッセージを電子軍人手帳に残していた、という設定で、物語が展開されます。

 かれりんの「あれ、月歌さんいないの?」から幕を開けたのは、ゲーム内シナリオの前半で繰り広げられるような5人のドタバタ劇。

 自由にふるまうめぐみんとおタマさん、バトりあう覚醒つかさっちとカレンちゃん、巻き込まれ突っ込みまくるユッキー、そして5人の状況に見事にかみ合わない……と思いきやいきなり謎のシンクロを見せる月歌のメッセージなど、終始笑わせてくれる内容になっていました。

 なかでも特に目を引いたのが、舞台女優としても活躍してらっしゃる伊波さん。声の演技だけでなく、身振り手振りも役になりきられていて、放送で映っていない場面でも、ずっとめぐみんの今に合わせた動きをしていたんです。

 それに引っ張られてか、ほかの4人も徐々に動きが出てきて、途中からは朗読劇でなく、舞台を見ているかのような感覚に。

 放送では場面に合わせて抜きになっているところもあったので、5人をずっと見ていられたのは会場にいたからこそだと感じました。

 声優陣の演技ではなく、ステージ上に本当にかれりん(カレンちゃん)、つかさっち、ユッキー、めぐみん、おタマさんが居て、彼女らの日常を実際に見ているような気分になれる、不思議かつ最高の時間でした。

 レポートとしてはもう少し物語の内容も書いたほうがいいのかもですが、ネタバレになってしまうかもしれませんので、書くのは避けておきます。『ヘブバン』を未プレイでも作品の魅力の一部を感じられるはずなので、未視聴の方はぜひアーカイブを見てほしいです!

古賀さんのユニークな回答も光った“出張!ヘブバンレディオ”

 続いては、芹澤さんと古賀さんがパーソナリティを務める“ヘブンバーンズレディオ”の出張版“出張!ヘブバンレディオ”。こちらはステージとは別の場所で行われ、来場者も生配信を見るのと同様、モニターでの鑑賞となりました。

 今回は特別ゲストとして伊波さんが参加。「救世主様のお出ましや!」と、第一声からめぐみんのセリフで会場をわかせます。

 話題の中心となったのは、やはり伊波さん演じる逢川めぐみについて。彼女は関西弁も特徴のひとつと言えるキャラですが、伊波さん自身は関西出身ではないため、直前に関西出身のチーフマネージャーさんからニュアンスを学んでオーディションに臨んだそう。

 ほかにも、めぐみんのビジュアル的に最初はもっとかわいい系のトーンで演技をした、収録のタイミングでイントネーションを変える指示が出ることもあるなどの裏話が披露されました。

 レディオ内の企画では、『ヘブバン』に関する答えのないクイズにサイキック能力を駆使して回答を導き出す“うちはサイキッカー”を実施。内容を一言でいうと大喜利です。

 その最初のお題は“「おぃ! タマぁ!!」のあとに何か命令してください”といったもの。

 古賀さんはおタマさんになりきり「おぃ! タマぁ!! ……めぐみさん、こんな感じでしょうか?」と、物まねをさせられたかのような設定で。

 芹澤さんはかれりんのトーンで「たまには私とも話してほしいな」、伊波さんはめぐみんになりきりつつ、ご本人の気持ちを入れたかのような「ようやく会えたな」とのコメントをしてくれました。

 笑えたりほっこりできたりですごくよかったんですけど、もう1周となったときに事件が。「お客さんに向かってウインクせえ」「お客さんに向かって投げキッスして」「カメラに向かって一番かわいい笑顔をお願いします」と、無茶振りの嵐になってしまったんです(笑)。

 少し照れながらも振りを全うしようとする3人のお姿は非常に見ものでしたね。

 もう1つのお題“「サイキックはうちのアイデンティティや!!」のサイキックの部分を変えて自己紹介してください”では、芹澤さんはカメラの前でポーズを決め「さらさらヘアはうちのアイデンティティよ♪」、伊波さんは「関西弁はアイデンティティや!! って言えるようになりたい」と、それぞれの個性が光る回答を披露。

 そして古賀さんは……あえて伏せて、気になる方はアーカイブを、ってやつにしてみましょう。

 どの回答に対しても会場では拍手や笑いが起きたんですけど、ここでの珍回答に対しては数秒スンっと静まり返り、筆者はほぼ全員の頭の上に「?」が浮かんでいるような幻が見えたとかなんとか。

 最後には伊波さんが「『ヘブンバーンズレッド』はうちらのアイデンティティや!」と完璧な締めを見せ、“出張!ヘブバンレディオ”はエンディングとなりました。

 ちなみにこのコーナーの途中には、Twitterトレンドで“#ヘブバン1周年”が1位になったといううれしい報告が! 多分来場者、視聴者もそうだったと思いますが、自分もすぐにTwitterを覗いちゃいましたよ。

 また、コーナー後には前川さんのアイデンティティ披露や、天海さん、柿沼プロデューサーへの無茶振りなどが行われました。

 「それ事務所的に大丈夫なん!?」って思ってしまうような前川さんの表情や、「やめろー! 許してください」と絶叫する天海さん、眼鏡をはずしてポーズを決める柿沼プロデューサーが見られるので、こちらもぜひ実際の映像をチェックしてください!

“1周年アップデート情報”ではかつてない大ボリュームかつ濃密な情報が

 そしてついに、すべての『ヘブバン』ファンが楽しみにしていた“1周年アップデート情報”へ。冒頭で書いた通り詳細は別記事をご覧いただくとして、発表内容を箇条書きでまとめたのが以下になります。

■新衣装の茅森月歌と和泉ユキが登場する“1st Anniversaryガチャ”
■最大30回無料の“1st Anniversary記念ログインガチャ”
■“1st AnniversaryプレミアムパックA/B”発売
■“復刻 ピックアッププラチナガチャ”開催
■アーカイブイベントのイベントプリズムで獲得メダルが3倍になるピックアップ機能追加
■『Angel Beats!』コラボの期間限定ストーリーイベント“コスモスが咲き続けた場所”
■交換所に期間限定Sスタイル“[Pure Cosmos]入江みゆき”登場
■コラボガチャに期間限定SSスタイル“[Earth Angel]立華かなで”、“[Rain Fire]仲村ゆり”登場
■仲村ゆり1体含むSSスタイル2体を獲得できる“1st Anniversary記念 ログインボーナス”
■有償クォーツ限定“Angel Beats!コラボ記念 SS確定ガチャ”
■“Angel Beats!コラボ プレミアムパック”販売
■“1st Anniversary記念スペシャルセールA/B/C”開催
■『Angel Beats!』コラボグッズ発売決定
■“ヘブンバーンズレディオ”第42回に仲村ゆり役の櫻井浩美さんがゲスト出演
■メインストーリー第四章後編“凍てつく息吹と爆ぜる感情”4月28日配信決定&PV初公開
■リズムゲームコンテンツ“ライブモード”実装
■韓国語、繁体字でのリリースが2月10日に決定
■エーデルワイス×3をプレゼント
■レベルスキップ“強化育成パック”販売
■Steam版がコントローラーに対応
■コラボ記念でAbemaにてアニメ『Angel Beats!』一挙放送&豪華ゲストと観る生放送を実施
■初の“歌ってみたコンテスト”開催
■“ホロライブ×ヘブンバーンズレッドWEEK”開催
■秋葉原&池袋にコラボ広告とコラボアドトラック登場
■マヂカルラブリーさん、内田理央さん出演の新CMオンエア
■2月16日発売の『週刊ファミ通』で表紙&特集
■2月10日発売の『コンプティーク』で裏表紙&特集
■コラボカフェに2月10日から新メニュー登場

 箇条書きでもこのボリューム。ほんとヤバいっす。

 イベントでは韓国語、繁体字でのリリース日決定の発表に合わせて、韓国と台湾で同時刻に行われていた生放送に中継をつなぐというなかなかレアな試みも実施。

 国は違えどすごく盛り上がってくれていたり、『ヘブンバーンズレッド』という単語を他国の方からから聞けたりしたことに少し感動してしまいました。

 “1周年アップデート情報”コーナー最初の目玉といえる、月歌とユキの新スタイルが発表された際には会場でも大きな拍手が。女性から「きゃー!」「かっこいい!」など黄色い声が巻き起こっていたのも印象的でした。

 会場もざわつきましたが、新スタイル登場の日時がまさかのイベントが終わってすぐ、2月5日22時からということにも驚きましたよね。

 新スタイル登場時恒例の実機プレイではLv.2のオーブボスをいとも簡単に倒すなど、2人が持つ力を存分に披露。最新スタイルほんと強い……もう実装済みですが、皆さんは手に入りましたか?

 新スタイルに続いて発表された“ライブモード”の衝撃も大きく、会場では「おお!?」「え!?」といった驚きの声が続出。いやこれは予想してないですって! まさかのリズムゲームが遊べるモードなんて!!

 メンバーごとにライブスキルが発動できたり、NORMALに加えて初心者も安心なEASYモードと上級者用のHARDモードが用意されていたりなど、システムはガチンコのリズムゲーム。

 31Aのゲーム隊長・天海さんによる見事な実機プレイも行われましたが、レイアウトやノーツなどもゲーム内の1モードとは思えないほどのクオリティになっていました。

 実装の経緯について尋ねられた柿沼プロデューサーは、「麻枝さんの作る楽曲はストーリーやキャラと並ぶぐらいタイトルの大きな魅力。それだけに、イベントが終わっても別の形で曲に触れてほしいという想いでライブモードを用意することにしました」とコメント。

 耳にする機会が減るのは確かにその通りだったので、ゲーム内で遊びながら曲を聴けるのは本当に楽しみ! なお実装は2月24日予定となっています。

 柿沼プロデューサーの「大切な映像を用意してきました。こちらは第四章前編をクリアしてからのご視聴をおすすめしております」という言葉に続いて公開されたのは、待望の第四章後編PV。

 具体的な内容はここでは触れませんが、キャンサー、キャラ、状況など気になるシーンが満載で、会場では誰も声をあげることなく、最後まで映像に見入っていました。

 コメントを求められた伊波さんは「めぐみのいろんな歩みや葛藤が詰め込まれていたと思う。私自身も時間をかけてめぐみと向き合えたと思ったので、彼女の笑顔をまた見たいです。みなさんも彼女のそういったところや、31Aの絆に注目してほしいなと思っています」と、慎重になりながらも今の心からの気持ちを話してくれていました。

 第四章後編のリリースは4月28日。もしまだ前編をクリアしていない方はそれまでに! 今から『ヘブバン』を始めようという方も、2カ月と少しあるのできっとリリースまでに間に合うはずです!!

 PV後には柿沼プロデューサーの総括が始まり、「いや~すごかったな」と思っていたら「最後に1つ情報があります。作品にとってすごくチャレンジングな試みで、受け入れられるか緊張している」との言葉が。

 そして発表されたのが……まさかまさかの『Angel Beats!』コラボ!

 衝撃の映像でしたが、同じぐらいびっくりしたのが、PVでピアノが映った瞬間に「おおーーー!!」と叫んでいた方が結構いたこと。

 素直に書くと、自分は『ヘブバン』は好きで楽しんでますが、これまでにKey作品や麻枝さんの作品に触れてきたかといわれると、そうではない側の人間です。

 もちろん有名なキャラは多少はわかるし、『Angel Beats!』のアニメや最近だと『かぎなど』も観ましたが、深く知ってるわけでなないんですね。

 ですので、熱心なKeyファン、麻枝さんファンの方々が、早押しクイズ張りのスピードで『Angel Beats!』とのコラボということに気づかれていたのにほんと驚きました。

 前の席に座っている方のなかには涙していた方もいたそうで……熱い。素敵。これらを裏付けるように、会場の盛り上がりもイベントのなかで一番だったと思います。

 仲村ゆりを演じる櫻井浩美さんからは、「『Angel Beats!』は私にとってジェットコースターのような作品。あっというまに過ぎていったので、またこういった機会にゆりを演じさせてもらえてうれしく思っています」とのビデオメッセージが。立華かなで役の花澤香菜さん、入江みゆき役の阿澄佳奈さんからはコメントが届いていました。

 収録でのエピソードについて、古賀さんは「楽しかった。当時観ていた作品のキャラと会話しているのが夢のような感じで。麻枝さんイズムを感じるところもしっかりあり、感動しながら収録させていただいた」とコメント。

 コラボの経緯について柿沼プロデューサーは、「運営していくゲームにとって、コラボは多くの方に知っていただくためにとても重要な施策。しかし本作の場合はきちんとシナリオをつける必要があり、安易にできませんでした。

 そのなかで考えに考え、世界観の親和性なども踏まえて『Angel Beats!』ならコラボとして成立すると思い、Keyさんに相談させていただきました」と言い、続けて「実はクロスオーバー作品は苦手なのでということで、麻枝さんから一度お断りを受けたんです。しかし、話し合っていくなかで『ヘブバン』を多くの方に知ってもらい、楽しんでもらいたいという我々の気持ちに応えてくださり、コラボが実現しました」と、発表に至るまでの道のりを語ってくださいました。

 また、楽曲に関しても『My Soul,Your Beats!』『Alchemy』『Run with Wolves』『Awakening Song』など、『Angel Beats!』ファンにはたまらないものが多数登場するとのこと。

 ゆり、かなで、みゆきの性能をはじめ、コラボイベントの詳細は2月9日の“情報局”で公開予定なので、お見逃しなきよう!

 このほか、多くの情報発表を終え、イベントはエンディングに。

 最後に古賀さんは「あっという間に終わってしまうと感じるほどの濃密な時間を皆さんと過ごせました。情報がたくさんだったので、まだまだ盛り上がっていけるのと、伊波さんにやっとお会いできたことをうれしく思います。次はどこかで31A全員でそろって皆さんの前で何かしたいなという楽しみが増えました」。

 芹澤さんは「この1年間でみんながこのゲーム最高だと思っていたのがどんどん広がっていって、今回『ヘブバン』が世界に羽ばたいていくのをすごくうれしく思っています。『ヘブバン』はまだまだ大きくなるんだと確信しました。可憐としてもいろいろやらせてもらっていますが、歌ったことだけはないので、“歌ってみたコンテスト”に応募してみようかと思います(笑)」。

 天海さんは「怒涛の情報量で、時間収まるのかなと思いながらいろいろ聞いていました。この1年間いろいろなことをやらせてもらって、これからもつかさと、そして31Aのみんなと頑張っていきたいなと思いました。ひとまずは2月9日の“ヘブバン情報局”見てくださ~い、今日はありがとうございました!」。

 伊波さんは「会場はもちろん配信を見てくださっている方々もコメントで盛り上げてくださってありがとうございました。逢川めぐみ役として31Aの皆さんと気持ちも心も温まることができたのが本当にうれしく思っています。これからも逢川めぐみとしてしっかりと精進して生きていきますので、どうぞこれからも『ヘブバン』の行く末を楽しみにしていてください」。

 前川さんは「こうして1周年を皆さんと祝えるのが、リリース前から放送に携わらせていただいている身として感慨深いものがあります。今回も朗読劇をやらせてもらいましたが、キャラがそれぞれ個性豊かで本当に素敵な作品だなと心から思いました。いろいろな楽しみがこれからも待っているので、9日の“ヘブバン情報局”を含め、よろしくお願いいたします」。

 柿沼プロデューサーは「改めて、1周年をともに祝っていただいて本当にありがとうございます。1周年は本当にうれしいのですが通過点だとも思っていますので、これからも麻枝 准さんはじめKeyの皆さん、ゆーげんさん、声優の皆さん、そして我々制作スタッフ一同、もっともっと面白いコンテンツをたくさん届けられるよう頑張っていきます。引き続き応援をよろしくお願いいたします」とコメントされ、イベントは終演となりました。

 最初の“ヘブバン1周年振り返り”がすごく駆け足で巻いてるのかなと思っていたものの、終わってみれば怒涛の約3時間。念願だった“朗読劇”含め、すごくすごく充実した時間でした。やっぱ生で見るイベントはいいですね!

 31Aの5人をじかに見られたのも貴重な体験だったと思います。いずれは6人全員そろっているのを見たい! そして、その時も会場にいられたらいいな!!

  • ▲イベント終演後には、入口に飾られていたボードが『Angel Beats!』コラボのものに変わっているといった心憎い演出も!
  • ▲めちゃくちゃ美麗な来場者特典のポストカードもお宝です!

ヘブンバーンズレッド1st Anniversary Party!


©VisualArt's/Key/Angel Beats! Project ©WFS Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS ©VISUAL ARTS/Key

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