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『キングダムカム・デリバランス』プレスツアーレポ・観光編。世界遺産とビールの国・チェコを紹介

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 DMM GAMESより7月18日に発売されるPS4/PC用ソフト『キングダムカム・デリバランス』。本作のプレスツアーの模様をお届けします。

 本プレスツアーでは、Warhorse Studiosのオフィスで体験プレイを楽しめた他、物語の舞台となった場所を巡ることができました。本記事では、ツアーで訪れたチェコの観光名所や名物料理を紹介します。

 なお、本作のプレイレポートを掲載中ですので、併せてチェックしてみてください。

チェコの紹介

 チェコの正式名称は“チェコ共和国”で、ヨーロッパの真ん中当たりに位置しており、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ドイツと国境が接しています。日本からは片道17時間程度かかり、大きさは日本の5分の1程度です。

 見どころは、12箇所存在する世界遺産とさまざまな建築様式の建築物が混在しているという点で、異国情緒あふれる街並みは、映画のワンシーンに入ってしまったような気持ちにさせてくれます。

 本ツアーでは、オロモウツ→ブルノ→クトナー・ホラ→プラハの順に観光していったので、その順に紹介していきます。

オロモウツ

 オロモウツは首都プラハの次に文化財が多い都市。チェコ国内では5番目の大きさで、2番目に古い町とされています。


 町にはロマネスク様式(高さや尖塔、大きなステンドグラスが特徴とのこと)やゴシック様式(こちらは主に厚い壁、小さな窓、円形アーチといった点が特徴だそうです)など、さまざまな様式が建ち並んでいます。

 なお、本ツアーでは鉄道による移動で、プラハとの間は約2時間、ブルノとの間は約1時間半といったところ。旧市街ならば、きっちり計画を立てておけば1日で回ることも可能ですが、ゆったり見るなら2日ほどで観光するのがオススメです。

ホルニー広場

 ホルニー広場はオロモウツ旧市街の中心で、観光案内所も兼ねた市庁舎や世界遺産の“聖三位一体柱”があり、町のミニチュアで外観を把握できるので、最初に訪れる場所としてオススメです。


 また、近くのドルニー広場とあわせて6つの噴水が設置されており、それぞれネプチューン、ヘラクレス、ジュピター、マーキュリー、トリトン、シーザーの像があるのが特徴的です。レストランやカフェも並んでいてベンチもたくさんあるので、ひと休みする場所としても活躍します。

  • ▲こちらが“聖三位一体柱”。ツアーで訪れた時は、イベントの準備が行われていました。

聖ヴァーツラフ大聖堂

 聖ヴァーツラフ大聖堂は、オロモウツで一番歴史が古い建築物。南側の3つ目の塔の高さが100.65mとチェコ国内で2番目を誇っているので、街中からでも見つけることができます。

 もともとはロマネスク様式でしたが、改築を経てネオ・ゴシック様式の外装に作り変えられたそうで、内装に関してもさまざまな様式が用いられているので、建築様式に関する知識を備えておくとより楽しめます。

 なお、教会のベンチはそれぞれ異なる彫刻が施されていたり、地下室では主教の墓を見ることができたりと、事前の知識がなくてもわかる見どころがあるので、観光名所を巡りたい! という時には足を運んでみて損はしない場所でしょう。


  • ▲地下室への扉のノブは悪魔の人形の形。これは悪魔が入ってこれないようにという目的とのことです。

オロモウツ大司教博物館

 ヴァーツラフ大聖堂に向かうのならば、あわせて訪れておきたいのがオロモウツ博物館です。本博物館はヴァーツラフ大聖堂の向かい側にあり、幅広いジャンルの展示物を見学できます。

 本建築物はモーツァルトが11歳ほどのころに2カ月ほど滞在したことでも有名で、滞在中に『交響曲大六番』を作曲したとも。館内にはモーツァルトのオロモウツ滞在を記念したコンサートホールもあります。

雪の聖母マリア教会

 18世紀に建築された教会。こちらの教会は改修などがほぼ行われておらず、約200年前の状態が保存されておりとてもきれいでした。

 モーツァルトが使ったことがあり、当時そのままの音が聞けるパイプオルガンは一番の見どころ(聴きどころ?)です!

ブルノ

 チェコ第2の都市といわれるブルノは、プラハから鉄道で約2時間半程度でアクセス可能です。観光スポットは旧市街に集中しており、オロモウツと同じく観光しやすい都市となっています。

 オロモウツと同じく道は基本的に石畳ですが、急なこう配のある道は比較的少ないので観光ルートをしっかり決めておけば比較的疲れにくいでしょう。



自由広場

 自由広場はブルノ旧市街の中心にあるので、観光の起点として使用するのにオススメ。休憩スポットもあるので疲れた時にはここで休憩するのもアリかと。

 一番の見どころは非常に目立つ天文時計。11:00になると落とされるガラス玉は、拾えればそのままお土産として持ち帰ることができるそうです。




  • ▲天文時計は、弾丸のようなシルエットも特徴的でした。

キャベツ広場

 ブルノ旧市街の中心からは外れますが、観光スポットへのアクセス性が高いため自由広場と同じく観光の際の起点としてオススメの広場です。

 なお、今回のプレスツアーでは行きませんでしたが、キャベツ広場の下には迷路が広がっており、地下をツアーで回ることができるとのこと。気になる方は参加してみては?


シュピルベルク城

 シュピルベルク城はチェコ文化遺産に指定されているブルノのもっとも重要な史跡で、ブルノ最大の人気観光スポットでもあります。また、街を見下ろす眺めは絶景です!



▲シュピルベルク城付近で撮影した風景。街を一望できます。

 城の中でもっとも有名な部分は“カゼマッテン”と呼ばれる部分。一般的には城にいた兵士が危険なときに隠れる場所だったのですが、17世紀に神聖ローマ帝国によって監獄として用いられました。


  • ▲盗みや偽金など、あまり大きくない犯罪を犯した受刑者が入る部屋。暖炉と大きな共用ベッドがあります。

 現在は、観光客向けとして当時使用されていた拷問器具などそろえたなどがそろえられており、当時の監獄内の様子をうかがうことができます。また、第二次大戦中にドイツ軍が使用した際に作成していた未完のバンカーを見ることもできます。

核シェルター 10-Z

 本ツアーでは、核シェルターにも訪れました。“核シェルター 10-Z”は、アメリカとソビエトのブルノの砲撃からの市民防衛の避難所として、ナチスに占領されているの間に造られた建造物で、現在では博物館の他、なんとホテルとしても利用されています。

 シェルターは3つのトンネルが並行して作られたような形をしており、それぞれの長さは80m、130m、160mで、合計面積は1,500平方メートル以上となっています。


  • ▲外にはシェルターの形を確認できる地図もあります。

 博物館の部分では、現在でも稼働している発電機や電波接続室などの施設をはじめ、当時の処刑器具や新聞など出版物を見ることができます。


 ブルノでもっとも重要な観光スポットの1つであるシュピルベルク城のほぼ真下と実はかなりよい立地条件なので、ブルノに宿泊する際はホテルとして使用するのも一考かもしれません。

地下のミントマスター

 ブルノ新市庁舎前のドミニカ広場地下にあるミントマスターでは、ブルノの硬貨鋳造の歴史を学べる他、中世のブルノやモラヴィア地方の工芸品、ロミニカン広場の昔の形(ミニチュア)といった歴史的資料も展示されています。




 なお、こちらの建物は1999年に偶然発見された遺跡を使用しており、歴史的に古いながらもブルノの中では比較的新しいというユニークな観光スポットとなっています。

 なお、観光記念でオリジナルのコインを作れるそうなので、観光した記念の品を残しておきたいという人は足を運んでみては?

  • ▲こちらの門は2001年に作成されたもの。300キロの重さなのに、開閉時にまったく音がしないというのだから驚きです。


▲おひげがセクシーなガイドさん。当時のコインの作成方法を実演してくれました。

旧市庁舎

 入口のアーチにある、なんともユニークな形をしたゴシック様式の小塔が印象的な建物です。入口を入ってすぐの場所には、ブルノのシンボルであるワニと車輪が飾られています。

  • ▲真ん中の1本の先端が曲がった小塔。このような形になった理由は、遊び心とも報酬に関して建築家が怒ったためともいわれています。

 63メートルの塔を上ることが可能で、上からの景色はシュピルベルク城とはちがった趣で、こちらも絶景です。

  • ▲階段はかなり長いので、体力があるうちに訪れたほうがよさそうです。

 しかし、シュピルベルク城よりも真下がよく見える他、スペースが狭いためにいやでも下方の景色が目に入ってしまうので高所恐怖症の方は要注意です!

聖ペテロ聖パウロ大聖堂

 鋭く尖った2つの塔が特徴的な大聖堂で、モラヴィア地方の重要な聖地の1つです。一般的な大聖堂とは異なり、12:00ではなく11:00に他種で鐘を鳴らすという点が特徴です。


  • ▲10コロナ貨幣にも描かれています。

 この理由は、三十年戦争のころにボヘミアに侵攻したスウェーデン軍がブルノ市を包囲した際、8月15日12:00までに都市を占領していなければ攻撃を停止すると約束したため、正午から1時間早い11:00に鐘を鳴らすことでスウェーデン軍を欺き、三十年戦争の間唯一スウェーデンを撃退した都市となったことからなんだそうです。

 当初はロマネスク様式の建物でしたが、改築のたびに新しい様式に直され、20世紀初頭にネオゴシック様式の塔を加えて完成しています。内部の装飾はバロック様式となっており、祭壇の背後にある大きなステンドグラスがとてもきれいで見ごたえがあります。

クトナー・ホラ

 プラハから鉄道で約1時間ほどの距離にあるクトナー・ホラは、14~15世紀に銀の採掘と銀貨鋳造によって繁栄した都市で、1995年には市の中心部が“聖バルボラ教会とセドレツの聖母マリア大聖堂のある歴史都市”としてUNESCO世界遺産に登録されました。

 小さめの街でありながら多くの観光スポットが存在しており、1日ですべてを回るのは至難のわざです。しかし、全盛期に築かれた街並みが今でもよい状態で保存されているため、気ままに散策していても景観を楽しめます。



  • ▲現在位置を確認できる地図が街の道路の各所に埋め込まれています。

  • ▲曇り空でもファンタジー映画のような雰囲気があり、味があるという点も大きな魅力です。

聖母マリア大聖堂

 世界遺産に登録されている聖母マリア大聖堂は、1282~1320年にかけて建設されるものの1421年に戦争による焼き討ちにあい、17世紀末~18世紀初頭にかけて再建が行われたという経緯を持つ建造物です。

 シンプルな外装に対して内装は華やかで、壁面の明るい色調と相まってとても明るく感じられます。



 教会の2階部分に上がることもでき、パイプオルガンやキリストの十字架をより近くで見学できます。また、その際には支柱のない螺旋階段や建物の基礎部分を確認できる屋根裏など、建築技術の高さを見ることもできるので、ぜひとも見学してみることをオススメします。


聖バルボラ教会

 聖母マリア大聖堂と同じく世界遺産に登録されている聖バルボラ教会は、銀による収入で作られたもので、建築期間は実に500年とかなりの期間が費やされた建築物です。


 その建築期間に違わず、巨大かつ豪華な作りになっており見ごたえ抜群。繊細な装飾が施された屋根の部分に注目です。

 内装の見どころはフレスコ画やステンドグラスです。巨大なだけあって内部も広く、さまざまなものを見ることができるので、見学していて飽きません。



 また、袈裟のような服装の鉱山労働者の像や銀貨鋳造の様子を描いたフレスコ画があるため、後述のフラーデク鉱山博物館に行く前にこちらを訪れておくと、知識が入りやすいかもしれません。

フラーデク鉱山博物館

 クトナーホラ繁栄の源ともなった銀を発掘していたフラーデク鉱山の博物館で、昔の銀鉱山跡をガイドツアーで見学できます。

 見学の際は、視認性向上のための白い服(当時も同じようなものが使用されていたそうです)とヘッドライト付きのヘルメットを身に着けて入ります。

 鉱山内部はひんやりとしていて気持ちよく、鍾乳洞のように石灰化した場所もあってとても冒険心が騒ぎます。ただ、スペースは広くても人1人分程度でヘッドライト込みでもとても暗いので、セドレツの全聖人教会と同じく苦手な人は控えておいた方がよさそうです。


  • ▲当時、作業に従事していた人たちの環境を知るためのデモンストレーション。小さなランプの明かりを頼りに作業していたそうです。

 なお、クトナーホラの歴史や地質学、貨幣額学などを学べるコースも用意されているので、興味があるけど閉所や暗所が苦手という方は、こちらに参加してみるとよいかもしれません。



セドレツの全聖人教会(セドレツ納骨堂)

※本項には人骨の写真があります。苦手な方はご注意ください。

 14世紀末に建てられた墓地礼拝堂で、約4万人の人骨を保管し、そのうち約1万人分の人骨を用いて礼拝堂内の装飾がおこなわれています。身近な数で例えると東京ドームの収容人数(5,5000)と日本武道館の収容人数(1,4471人)がそれぞれ近いです。

 装飾はとてもきれいですが、ともかく骨・骨・骨のオンパレードなので、苦手な人は控えておいた方がよさそうです。

 収容人数の多さには、ゴルゴダの丘(新約聖書においてイエス・キリストが十字架に磔にされたとされています)の土が撒がれたことにより、神聖であるとされたため多くの埋葬希望者が現れるようになったり、ペストや戦争でなくなった人を埋葬することになったりと、さまざまな要員があるそうです。

 装飾は、半盲の修道士が骨で作ったというピラミッドや人体のほぼすべての骨の種類で作られたというシャンデリアがあり、どれも独特の美しさと迫力を持っています。



ボブスレーラン

 こちらは総合公園のような場所となっており、さまざまな遊具があるのですが、その中でも特に目を引くのがヨーロッパで2番目の長さを誇るボブスレーコースです。


 なお、ボブスレーといっても競技的なものではなく、専用のカートに乗って行うアトラクション的なものとなっています。リフトで坂の頂上まで登ってから、複雑なコースを駆け巡るいう内容で、上からの景色は絶景です。

 また、カートはうまくブレーキをうまく効かせないとコースから飛び出してしまうほど速く、スリルも満点です!

  • ▲こちらがボブスレー。シートベルトがないという点もちょっとスリルを高めます。
  • ▲一見なだらかなコースに見えますが、加速度が高く、カーブも多いので気を付けて!

プラハ

 プラハはチェコ共和国の首都で、国内でもっとも大きい都市でもあります。

 世界遺産に登録されている旧市庁舎やプラハ城、カレル橋などの観光スポットがあるだけでなく、ショッピングモールをはじめとした商業施設も充実しているのでお土産を購入するのに最適です。

 今回のツアーでは観光スポットには訪れませんでしたが、ヨーロッパで最大級を誇るVRゲーム『Golem VR』を体験できたので、そちらを紹介します。



  • ▲街では、電動キックスケーターのシェアリングサービスが行われていました。

『Golem VR』

 『Golem VR』は、DIVR Labsが開発したウォークスルータイプのVRゲームです。Hamleysという名前のおもちゃ屋さんで遊ぶことができ、週末は3時間待ちで、1年あたり約4万人が遊ぶという超人気スポットとなっています。




 参加人数は最大4名で、250平方メートルのVRアリーナを移動しながらさまざまなクエストに挑戦していく内容となっています。

 登場人物の会話はすべて英語なのですが、ゲーム中にはプレイヤーをサポートしてくれるガイドのロボットが登場し、絵などを使って何をすればいいか教えてくれるのでとてもプレイしやすいです。

 VRアリーナそのもののクオリティも高く、ゲーム内にある障害物の再現はもちろん、風が吹く場面では実際に風が流れてくるので、とても没入感が高くなっています。

  • ▲VR用の装備を身に着ける点は他のVRアトラクションと同様です。

  • ▲こちらは実際のコースの一部分。ゲーム内のオブジェクトと同じ手触りになるように作られています。

 また、ツアーの中では、開発者の方からお話を伺うこともできました。

開発者インタビュー

ーー『Golem VR』の開発期間を教えていただけますか?

 アリーナを含めたすべての開発期間は大体1年間ぐらいかかりました。

 ちなみに、現在は基本的にはチェコでしか遊べないのですが、アメリカのロサンゼルスの会社と話をしており、そちらでも遊べるようにしようとしています。

――『Golem VR』のVRの見どころとはどのような点でしょうか?

 『Golem VR』は、他では出会うことができないような体験を楽しめることに重きを置いているため、どこのポイントというよりは、本ゲームを体験していただくことそのものが大事だと思っています。

――『Golem VR』の制作について困難だったことはありますか?

 『Golem VR』の制作自体が難しく、我々にとってはチャレンジでした。

 本作のようなゲームを作ろうと考えている会社は多いのですが、それができるところは世界でみても少なく、制作についての相談が来ることもあります。

――ゲームに登場するゴーレムのデザインコンセプトを教えていただけますか?

 にゴーレムのデザイン自体は、チェコに昔からある有名な映画に登場するゴーレムのものです。ライセンスを受けて使用しています。

――『Golem VR』以前に制作していたゲームなどはありますか?

 最初は家庭で楽しめるVRゲームの開発をしていました。『Blue Effect VR』というホラーゲームで、襲ってくるモンスターを撃退するアクションを楽しめます。

 そこから、『Golem VR』のような外で遊べる商業用のVRゲームを展開していきました。

 我々は感情が非常に重要だと考えており、それを重視したVRゲームというものをコンセプトに作成していました。

――規模が大きいだけに、コストも莫大だったと思うのですが、失礼でなければお聞きしてもよろしいですか?

 コストとしては、1,000万チェコ・コルナ(日本円で5,000万円程度)かかっています。

――会場の確保はどのタイミングで行われたのですか?

 まずはVRゲームを制作して、完成する3カ月前に会場を確保しました。今回は運がよく、発表していた稼働開始日にも間に合いました。

――『Golem VR』の内容についてですが、ハンドトラッキングのクオリティがとても高いと感じました

 現在は初代のLeap Motionを使用しています。現在は、2世代目のLeap Motionもよいのではないか考えており、試しています。

 ヘッドマウントディスプレイはOculusにカバーかけたものを使用しておりトラックはOptiTrackを使用しています。

――最後に日本のゲームプレイヤーに一言あればお願いします。

 自分たちで作ったゲームを世界中の人たちに遊んでもらいたいと思ってます。その他、ゲーム遊んでもらった際のフィードバックも聞きたいです。

 また、ゲームをプレイしたゲーマーに影響を与えたいという思いがあります。小島監督の『メタルギアソリッド』がすごく大きいインパクトを残していて、それによってこの業界の門をたたいたというところがあるので、ユーザーにそのような影響を与えられる仕事をしていきたいなと思っています。

チェコのグルメ

 チェコの料理は肉が中心で、日本でもよく見る牛、豚、鶏の他、アヒル、鴨、シカ、イノシシなど、バリエーション豊かな料理を楽しめました。

 味付けはシンプルなものが多く、1つ1つの料理の量が多いので、一度の食事での満足感が大きいです。小食の方は、大皿で料理をとってシェアするスタイルだとより楽しめます。



  • ▲肉料理の盛り合わせたち。3~4人でも満腹になる量でした。


  • ▲プラハのレストランでは、これから料理する部位を見せてくれるサービスもありました。


 下記では、ツアー中で特に印象的だった料理を紹介してるので、旅行の際はぜひ注文してみてくださいね!

スヴィチュコヴァー

 牛フィレ肉に甘口のクリームソースをかけたチェコの代表的な料理です。見た目に対してボリュームがありますが、味付けはマイルドなので“とりあえず迷ったらコレ”と選べる一品です。

 店ごとに細かな違いがあり、レモンやクランベリージャム、ホイップクリームなどがそえられているので、それぞれの違いを味わってみるのも一興です。

  • ▲量が少ないように見えますが、厚みのある肉と付け合わせのクネドリーキ(白い蒸しパンのようなもの)のおかげでかなり食べ応えがあります。


  • ▲ツアー中に何度か食べる機会がありましたが、店ごとに味わいが異なるので毎回新鮮な気持ちで食事を楽しめました。

タタラーク

 牛生肉を香辛料などと一緒にミンチにした料理で、揚げたパンに生のニンニクを擦り付け、そこにタタラークをのせて食べます。

 味がかなり濃いので食もお酒も進みます。ただ、ニンニクをがっつり食べるので、注文するのはディナーの時がオススメです。

トヴァルーシュキ

 別名“オロモウツチーズ”とも呼ばれる、オロモウツ地域で作られているチェコの伝統的なチーズです。独特の臭いが特徴で、好き嫌いがはっきり分かれる食品です。

 パンに乗せて食べる他、フライにしたり、パンケーキに入れたりして食べるのが一般的で、塩味が強くお酒のおともにオススメです。また、脂肪が少なく、女性やスポーツ選手に人気とのことです。

  • ▲パンに乗ったオレンジ色の物体がトヴァルーシュキ。見た目も少し独特です。

ビール

 チェコの名物といえばやはりビール! チェコはビールが日常生活に浸透していて、国民1人あたりのビール消費量が世界1位となるほどです。

 自家製ビールを出しているレストランも珍しくないので、ビール好きな人は味比べをしてみるのがオススメです。ちなみに、大まかな味の傾向としては、日本のものと比べてコクと甘みが強く、“ビールの苦味が苦手”という人でもためしてもらいたい味わいとなっています。

  • ▲こちらはオレンジピールを使用した自家製ビール。より甘みが強く、飲みやすいです。

  • ▲こちらは、“MLIKO(ムリーコ)”というグラスのほとんどを泡で埋め尽くす注ぎ方。炭酸の刺激がほとんどなくなるためか、より甘みを強く感じました。

 また、チェコでは毎年イースターの時期になると緑色のビールが販売されます。見た目が楽しい一杯なので、もし見つけたらぜひ飲んでみてください!

  • ▲鮮やかな緑が見た目にも楽しい一品。写真のものは、見た目に反して飲みやすい味付けとなっていました。
  • ▲こちらも同じくグリーンビールですが、製法が違うようでかなりクセが強く、青汁をミックスしたような味わいでした。しかし、その振り切ったクセの強さがかなり印象的で、マズイとわかっていても飲みたくなってしまうような魅力がありました。

Published by DMM GAMES, (C) 2019 and developed by Warhorse Studios s.r.o., Kingdom Come:Deliverance(R) is a trademark of Warhorse Studios s.r.o. Co-published by Koch Media GmbH, Austria. Deep Silver and its respective logos are trademarks of Koch Media GmbH. Co-published in Japan by ZOO Corporation. All other trademarks, logos and copyrights are property of their respective owners. All rights reserved.

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