『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』聖なるナイフの今。いろいろできる多芸な武器に!【DQチャンプβテスト体験記#33】
- 文
- アツゴロウ
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スクウェア・エニックスが発表したiOS/Android用乱戦コマンドバトルRPG『ドラゴンクエスト チャンピオンズ(DQチャンプ)』。そのβテスト体験会のプレイ日記をお届けします。
第33回は、『ドラゴンクエストI』からリアルタイムでシリーズをプレイし続けてきた古参プレイヤーのアツゴロウのレポートです。
最新鋭の聖なるナイフの姿がここにある!
『DQチャンプ』の装備品は★1から★5まで、さまざまなものが登場。個々の性能や見た目を確認するだけでも楽しいのですが、また懐かしい武器を見つけました。短剣の聖なるナイフです。
初登場は『ドラゴンクエストII』。序盤から購入できる武器の1つで、ローレシアの王子の初期装備・どうのつるぎよりも高い攻撃力を持つものの、微々たる差しかないため、買わずにスルーする人も多かったことでしょう。
ですが、聖なるナイフはサマルトリアの王子も、さらには装備可能な武器の少ないムーンブルクの王女も使えるというメリットがありました。自分も運よくこの情報をかぎつけ、ムーンブルクの王女が仲間になってからリリザの町まで買いに戻った覚えがあります(※オリジナル版では、王女が仲間になるムーンペタの武器屋に聖なるナイフがないため)。
とはいえ、もともとちからのないムーンブルクの王女が使っても、ダメージはかなり低め。弱り切ったモンスターにトドメを刺す程度の役割しか担えませんでした。
ですが『DQチャンプ』の聖なるナイフを見て、ちょっとわが目を疑いましたよ! なぜそんな事態になったのか? じっくり語っていくとしましょう!
複数属性の斬撃と呪文が使えるスペシャルな武器に!
『DQチャンプ』の聖なるナイフは、短剣カテゴリーの★3武器。いわゆるコモン武器といった扱いで、正直数値的な性能は低いと言わざるを得ません。
しかし、スキルのラインナップを見たらそんなことは言えないはず。『ドラゴンクエストII』ではただ攻撃力を少し上げる武器でしかなかったのに、攻撃呪文が使えるわ、複数の属性による斬撃を繰り出せるわ、じつに見事な性能に進化しているんですよ!
<スキル・特殊効果一覧>
Lv.1:ジバリア(消費MP6)、武闘家へのダメージ+20%
Lv.5:ゾンビ系へのダメージ+10%
Lv.10:フロストハント(消費MP10)
Lv.15:[盗賊]無属性斬撃ダメージ+10%
Lv.20:アースエッジ(消費MP9)
Lv.25:[盗賊]斬撃耐性+2%
Lv.30:呪い耐性+5%
限界突破↑1:ひっさつダメージ+5%
限界突破↑2:ひっさつダメージ+5%
限界突破↑3:ひっさつダメージ+5%
限界突破↑4:ひっさつダメージ+5%
ジバリア属性は“ジバリア”と“アースエッジ”の2種類が使用可能。とくに“ジバリア”は、相手が行動する際に爆発する魔法陣を設置してダメージを与えるというもので、数ターン効果があります。こうげき魔力の高い魔法使いが使えばかなりダメージを与えられそう。
ヒャド属性の“フロストハント”もただの単体攻撃ではなく、毒か眠り状態の敵へのダメージが大幅アップ。状態異常を発生させやすい盗賊とセットで使えば、ダメージ量はうなぎ登りに!
最強技である“ひっさつ”の“ヒールラッシュ”に至っては、イオ属性の斬撃を3回繰り出しつつ、自分のHPを回復できます。写真を見る限り、HP回復効果は斬撃1回ぶんのようで、3撃すべて当てれば30まで回復。序盤の冒険の回復手段としては、十分な量と言えるでしょう。
ほかにもゾンビ系へのダメージアップなど、“聖なる”の名に恥じない性能。あの聖なるナイフがここまでの武器になるとは……いやはや感無量です! ★3なので限界突破もラクですし、しっかり強化しておけば使いどころは多いかも?
製品概要
■タイトル:『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』
■ジャンル:乱戦コマンドバトルRPG
■対応機種:iPhone/Android
■配信日:未定
■価格:アイテム課金型(基本プレイ無料)
■制作スタッフ
・ゼネラルディレクター:堀井雄二
・キャラクターデザイン:鳥山明
・音楽:すぎやまこういち
・企画・開発:株式会社コーエーテクモゲームス
・企画・制作:株式会社スクウェア・エニックス
※画面や映像はすべて開発中のものです。
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