ソロでもオトナでも乱戦コマンドバトルが楽しめる『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』【乃亜流ゲームコラム第23回】

乃亜
公開日時

 コアなゲーマーとしても知られる乃亜様が、自らのゲームライフをつづる“乃亜流ゲームコラム”。第23回はスクウェア・エニックスの乱戦コマンドバトルRPG『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』をお届け。本作のβテスト(2月6日~2月13日に実施)を体験した感想を乃亜様が語ります。

ソロでも遊べる“乱戦ドラクエ”が最高におもしろい

 ごきげんよう、乃亜です。

 スクエニの新作スマホゲーム『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』の参加者2万人限定βテスト体験会に当選しました。

 今回の乃亜流ゲームコラムでは、βテストで体験できる範囲で遊びまくった感想をつづっていきます。結論から申しますと「βテスト終了がツラい! 最高におもしろいゲーム、もっと遊びたい!」です。

 まずチュートリアルでストーリーを進めていくと、広がるフィールドにラブリーなスライム、聴こえてくる歴代のドラクエBGM…なんだか興奮してきちゃうわね。

 戦闘はシンボルエンカウントで、ダッシュやジャンプ程度の簡単なアクション操作でモンスターに接触。そして信頼と実績のコマンド式のバトルスタート。敵のシンボルにエンカウントする際に背後からアタックすると“ふいうち”となり、先制攻撃に加えてダメージ付与など、かなり有利にバトルすることができます。

 また、アタックで家の中の壺を割って“やくそう”や“キメラのつばさ”などの“どうぐ”も手に入れることができたりして、もう完全に『ドラクエ』です。昭和生まれの私がイメージする『ドラクエ』は『IV』~『VI』あたりがメインなので、正確には「もう完全に最近のドラクエ」です。



 ストーリーを進めていくと、キャラが増えて3人パーティになりました。キャラは3人ともカスタマイズ可能。職業は戦士・僧侶・魔法使い・盗賊・武闘家から好きに転職でき、装備も好みで整えることができます。

 武器や防具は“ふくびき”で入手します。このあたりは『ドラゴンクエストウォーク』と同じでわかりやすくてありがたいです。戦闘時のスキルは装備依存。私はこのような場合“ふくびき”で強い武器を手に入れてから職業を決めてます。

 今回のβテストでは、運よく★5のファルコンダガーを入手し、メインキャラを盗賊にすることができました。先制で敵を状態異常にするのが大好きなんです。麻痺った時のビリビリした動きも可愛いんですよ。



 僧侶には“ベホイミ”が使えるホーリーランス、魔法使いには“ベギラゴン”の出せる大賢者の杖。このβテストのデータを正式リリース時に移行したいほどの好みのパーティが完成してしまいました。




 “ふくびき”の装備以外でステータス強化できる“エンブレム”は、モンスターを倒した時にドロップすることがある装備品。『ドラクエウォーク』でいう“こころ”のようにDからSまでのグレードがあり、グレードSのものは特殊効果を習得できたりもするため、周回して集めたくなってしまうやり込み要素でもあります。


 ここまででも、しっかりとソロで遊べる『ドラクエ』で、データ移行できないことを思い出しては切なくなるほど堪能しています。『ドラクエチャンピオンズ』の公式サイトには「ソロでも遊べる乱戦ドラクエ」というキャッチフレーズがあります。

 ソロで冒険RPGが遊べるストーリーモードやエンブレム収集などのやり込み要素も充実しているから1人でも遊べるよ、という意味じゃなくて、ソロでも乱戦大会を楽しめる…ってコト!?

ソロでも気兼ねなく楽しめる『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』の大会モード

 バトルロイヤル形式のゲームは基本的にチーム戦だったり、こっそり徒党を組んでやり合ったりのイメージで、まず一緒に遊ぶフレンドがいないと楽しくないジャンルだと思って敬遠していましたが、『ドラクエチャンピオンズ』はソロでも遊べるバトルロイヤルでした。

 大会モードは、最大50人の乱戦でやり合って、最後まで勝ち残ってチャンピオンになることが目的。パーティのレベルや装備も反映されるため、プレイヤースキルや戦術を駆使してやり合うだけではなく、強い武器を限界突破させる“ふくびき”運や財力、レベル上げの頑張りも影響します。

 50人のマッチングはリーグ制度が設けられていて、パーティの強さに大きな差が出ないように調整されているようです。たしかに、弱いブロンズリーグから始まってゴールドリーグに上がってからは相手が強くなりました。

 大会モードがスタートすると、戦場となる島の降下ポイントに好きなタイミングで降り立ちます。降り立ったフィールドに大きな円があらわれ、円の外側に出ると魔瘴ダメージを受けてHPがどんどん減ってしまいます。その円の中の安全地帯が行動範囲です。



 時間の経過で縮小していくアンチ(安全地帯)の中心を目指して移動しながら、成長玉と“きのみのせいれい”を探してステータスをアップさせます。個人のステータスUPということで、ここはソロでコツコツ育成していかなくてはいけない部分だと思います。頑張りどころですね。

 成長玉や敵撃破で攻撃力と守備力、きのみのせいれい撃破でHP・MP上限UP、これらのステータスアップは装備やレベルの反映を凌駕するので確実に集めるようにしています。



 モンスターや相手パーティの強さは、足元のオーラの色でなんとなく測ることができます。自分よりも強い赤いオーラを放つパーティに気をつけながら、互角に戦えるように成長玉をコツコツ集めてステータスアップしていきます。

 装備やプレイヤースキルでは敵わない相手でも、成長玉で強化すれば勝てるかもしれない! これはやる気が出ますね。

 この手のゲームによくあるシューターでは、瞬間的な命のやりとりの興奮からなのか、倒されると「クソが!」、倒しても「雑魚が!」と口汚い気持ちになってしまいがちだったのですが、コマンドバトルではたとえ負けてしまっても、相手の強さや戦略を素直に受け入れることができます。視界の開けた場所に堂々と立っていても芋虫スナイパーに狙われない安心感も嬉しいです。コマンドバトル、良いですね。

 戦闘中を表現する土煙エフェクトに近づくと、戦況をうかがうことができます。土煙に接触すると戦闘に参加することもできます。

 戦って弱ったところに参戦し、三つ巴の乱戦に持ち込んで漁夫の利を狙うことも、団結されて返り討ちにあうことも、戦闘してみないとどうなるかわからないおもしろさがありますね。私は漁夫の利を狙って突撃したものの、ケチって必殺技を出さないという“舐めプ”が仇となりボコボコにされました。相手からすれば窮地を脱したドラマチックな展開で、選ばれし勇者の気分を味わえ、さぞかし気持ちよかったでしょうね。



 『ドラクエ』ファンの年齢層は40代以上が過半数を占めているんですって。アクション操作に自信がなくなってきたオトナでもコマンドバトルなら遊べる、バトルロイヤル形式が気になるのにアクション操作が無理、といった層も楽しく遊べるゲームになってほしいと願っています。




 まずは配信日の発表が楽しみだわ。

 それでは。

乃亜・プロフィール

 セクシー女優として活躍しながら、コアなゲーマーとしても知られている。ゲームの嗜好はさまざまで、和ゲー・洋ゲーを問わずハードなゲームも好む。

製品概要

■タイトル:『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』
■ジャンル:乱戦コマンドバトルRPG
■対応機種:iPhone/Android
■配信日:未定
■価格:アイテム課金型(基本プレイ無料)
■制作スタッフ
・ゼネラルディレクター:堀井雄二
・キャラクターデザイン:鳥山明
・音楽:すぎやまこういち
・企画・開発:株式会社コーエーテクモゲームス
・企画・制作:株式会社スクウェア・エニックス



※画面や映像はすべて開発中のものです。
© 2023 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
© SUGIYAMA KOBO

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら