『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』で初登場したヴィオレにまつわる裏話って!? 『転スラ』新プロジェクト発表会レポ
- 文
- カワチ
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『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』グランドフィナーレ上映の舞台挨拶と、新プロジェクト発表会が2月19日に東京の新宿ピカデリーで開催されました。ここではその模様をレポートします。
ヴィオレを演じることになった富田さんは『転スラ』ファンの弟にも内緒に
イベントはリムル役の岡咲美保さん、ランガ役の小林親弘さん、ヴィオレ役の富田美憂さん、杉本紳朗プロデューサーが登壇しました。
客動員数約100万人、興行収入約14億円を記録したという『劇場版 転スラ』。岡咲さんはプライベートで劇場に足を運んだとき、老若男女さまざまな人たちが『劇場版 転生スラ』を鑑賞していたことを振り返りました。グッズ売り場では「リムルだ!」「ランガだ!」という声も聞こえてきて、『転スラ』もキャラクター名がスラッと言ってもらえるぐらい馴染んできたことに喜んでいました。
『劇場版 転スラ』のイベントにはじめて登壇した小林さんは、たくさんのファンがいることと、グランドフィナーレの場に呼んでもらえたことに感謝。さらに、舞台をやっているときは客席が暗転してお客さん顔が見られないので、直に顔を見られるのがすごく新鮮で、元気をもらえると来場者たちに感謝しました。
『劇場版 転スラ』から登場する新キャラクターのヴィオレを演じた富田さんは、『転スラ』シリーズのファンである弟にも出演が決まったことを公開まで伏せていたそうです。富田さんはヴィオレが登場することが事前情報もなかったので不安や緊張も大きかったそうですが、SNSでエゴサをしていたところ、役にぴったりと言ってくれる人もたくさんいたので『転スラ』ファンの温かさを感じました」と語りました。
また、杉本プロデューサーは、そんなヴィオレの存在によって入場者特典第2弾の情報がなかなか出せなかったことを明かしました。ヴィオレ以外のキャラクターにすることで問題は解決できるものの、ファンはヴィオレの特典が欲しいだろうと思い、スタッフの間で葛藤があったそうです。
続いてイベントは『転スラ』シリーズの新プロジェクト発表会へ。伏瀬さんが投稿サイト“小説家になろう”に『転生したらスライムだった件』を投稿して10年になることから、シリーズ10周年記念企画がスタートすることが発表されました。
まず、2月20日より伏瀬さん書き下ろし小説“とある休暇の過ごし方”が小説家になろうにて連載開始されます。また、同作は『3×3EYES』『無号のシュネルギア』の高田裕三先生によるコミカライズ化も決定しました。
さらに『劇場版 転スラ』の大原案となった小説“コリウスの夢”が全3話の新規オリジナルアニメとして今秋公開されます。また、詳細はまだ不明ですが『転スラ』シリーズ初の大型イベントの開催決定も発表されました。
そして『転スラ』の舞台化も発表。アニメのプロデューサーなので舞台は関わっていない杉本プロデューサーが、「どうやってスライムになるんだろう……」と疑問を浮かべると、小林さんも「ランガはどうするの? 着ぐるみを着るの?」と舞台でのランガの姿に想像を膨らませました。
最後はアニメ第3期の放送時期が2024年春と発表され、さらなる盛り上がりを見せたところでイベントは終了の時間に。最後はそれぞれのキャストが『転スラ』への思いを語りました。
まず、富田さんは映画を機に『転スラ』ファミリーに仲間入りできたことを喜び、今後の展開も楽しみにしつつ待っていたいと思うと語りました。小林さんは自身が声の仕事を始めて今年で10年であり、『転スラ』と同い年であることを明かし、同い年として一生懸命作品に関わっていくつもりと挨拶しました。
最後に岡咲さんは舞台挨拶などのイベントを通じて『転スラ』が愛されていることを実感できたことを振り返りました。グランドフィナーレということで寂しいという思いもあったそうですが、10thプロジェクトが始まって幸せな気持ちに包まれていることを語り、これからも『転スラ』を楽しんで欲しいと会場のファンに伝えました。
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©伏瀬・川上泰樹・講談社/舞台「転生したらスライムだった件」製作委員会
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