【難読漢字】できれば避けたい…。“迸り”の読み方は？

　電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。

　この企画は、“杠葉 啓二”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう！

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今日の問題は……

　今回の出題漢字は“迸り”。

　まず、“迸る”は読めるかな？　そう、“ほとばしる”と読む。しかし、送り仮名が変わるだけで読み方が変わってしまうから注意だ。

　ヒントは〇〇っ〇り。できれば遠慮したいことだ。

答え

　正解は“とばっちり”！　もともとは“とばしり”と読んでいたのだが、だんだんと変化してこの読み方になった。“飛び散る水しぶき”という意味もあるが、よく使うのは“まきぞえ”という意味のほうかな。

　「友達のけんかの迸りを食う」などに使うけど、なるべく出番がないことを祈るばかりの言葉でもある。送り仮名が変わるだけで読み方が変化する言葉は、この連載でも多く取り上げているぞ。たとえば“確り”とかかな……？　読めない人はぜひチェックしてみてくれ。

　今後も難しい漢字を紹介していくから、更新をお楽しみに！