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『DQウォーク』で御朱印デビュー。今さら聞けないもらい方や注意点【電撃DQW日記#143】

そみん
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 スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『ドラゴンクエストウォーク(DQウォーク)』のプレイ日記をお届けします。

 この記事では、RPGが好きな筆者(そみん)が、浅草のランドマークの雷門に行った時の旅日記をお届けします。


そうだ! 浅草に行こう!

 11月のとある休日。ふと、思い立ちました。

 晴れてるし、浅草に遊びに行って、雷門のランドマークで『DQウォーク』のお土産をもらいに行こう!

 というわけで、気軽な気持ちで息子のたつまる(小1)と浅草に出かけたわけですが、ちょっとした思い付きから、なかなか長時間の小旅行的なものになってしまいました(いい意味で)。

  • ▲大勢の人々でにぎわう雷門。学生時代は、毎年のように大みそかに浅草寺に二年参りをしていたものです。
  • ▲仲見世や新仲見世での買い食いも、浅草さんぽの醍醐味です。せんべいをかじったり、おだんごをほおばったり。うちの子は、舟和の芋ようかんソフトクリームに興味津々でした。

 さて、ドン・ランドマークに導かれるように浅草寺付近に目的地を設定し、たつまるが迷子にならないように手をにぎったまま仲見世を進みます。

 「芋ようかんソフトがめちゃくちゃおいしそう!」「はいはい。帰りに買ってやるから、もうちょい待ってな」

 ……まさか、こんな何気ない会話がフラグになってしまい、結局、芋ようかんソフトを食べそびれてしまうとは、この時には夢にも思っていませんでした(苦笑)。

  • ▲へえ。浅草七福神かあ……なんて、思いつつ、アサクーサの町へ。
  • ▲門前町として栄えた浅草。モダンでハイカラなイメージもありますな。
  • ▲お土産に雷おこしと人形焼きは外せません。とは言うものの、個人的には浅草ではせんべい、おかき、芋ようかんあたりを買うことが多いです。和菓子、サイコー!
  • ▲“雷のちょうちん”、いただきましたー!

 そんなこんなで小一時間もせずに目的を達成して、さあ帰ろうかなと思ったそんな時に再び飛び込んできた、あの言葉。

 浅草七福神巡り……かあ。

 目に飛び込んできた浅草七福神巡りのパンフレット(浅草名所七福神会)。ぺらっとめくると、全行程約7km、2時間半ほどのコースと書かれており……ほどよい時間で、散歩に悪くないな。

 小1のたつまるがいるので、もうちょい時間がかかるかもしれないけど、せっかくだから巡ってみますか!

 パンフレットによると、福笹に各社寺の福絵馬をいただき、色紙・福絵に各社寺のご朱印をいただいて巡拝するのがよいそうですが、今回はもうちょっと気軽に御朱印帳に御朱印をいただくだけにしようかなと。

 ん? そもそも御朱印帳って、どこでいただくんだ? 御朱印もいただいたことないぞ!?

 ということで、僕が戸惑ってしまったポイントについて、御朱印ビギナー視点でご紹介しましょう!

 ちなみに、僕が行った日はまだイベント前でしたが、11月8日~22日には関東・中部ブロックの紅葉スポットに“もみじこぞう”が出現します。

 浅草の隅田公園も出現スポットとなっており、雷門からも徒歩圏内(15~20分)なので、あわせてぜひ!

御朱印のいただき方や注意点は?

 みなさんはそもそも、御朱印と聞いてどんなイメージがありますか? お恥ずかしながら、自分は“寺社仏閣のスタンプラリー”くらいの感覚でした……。

順番に注意! 御朱印は、せめてお参りをすませてから

 御朱印とは何か? 自分が浅草寺でいただいた注意書きには、このように書かれています。

 “これは「納経(のうきょう)」とも呼ばれ、その由来は参詣者がお経を書写して寺社に「お納め」することに始まっております。

 ですから昔は納経帳の右肩の所に「奉納大乗経典(ほうのうだいじょうきょうてん)」と書かれておりました。現在は「奉拝(ほうはい)」という文字となっております。”

 というわけで、もともとはお経を書写して納めた際の証だったものが、簡略化されて“参詣の証”となっていったそうです。なので、本来的にはお経を書写せず、お参りもせずにスタンプラリー的に御朱印を集めることは、あまりよくないわけですね。……軽く考えていてごめんなさいでした。

  • ▲見た目も楽しい御朱印。けっこうお茶目な御朱印もありましたよ。

 そのため、お参りをせずにいきなり御朱印をもらいにいくのは順番が違います。必ずお参りをしてから、御朱印をもらいにいきましょう。

御朱印帳も御朱印も、基本的には社務所でもらえます。待ち時間にも注意!

 では、どこで御朱印をもらえるのかというと、基本的にはお守りなどを扱っている社務所でもらえます。

 御朱印帳も社務所で取り扱っていることが多いので、「今から御朱印集めを始めよう!」という時は、まずは社務所に向かうのがよいでしょう。

 ただし、浅草寺のように大きなお寺では、別の場所で対応をしていることもあります。浅草寺の場合は、本堂西側(正面向かって左側)にある影向堂(ようごうどう)で授与してもらえます。

 ちなみに、自分は休日昼に行きましたが、並ぶ時間&御朱印をいただく待ち時間を含めて40分くらいかかりました。御朱印は筆による手書きの文字+朱印なので、書写する時間も必要なんです。

御朱印は“購入”ではなく、“授与”されるもの

 ここでまた、注意点があります。先ほど説明したように御朱印はスタンプラリー的なものではありません。お金を払って買うものではなく、書写したお経を納めた際やお参りをした際の証として“授与”されるものとなります。

 そのため、あくまで御志納という形でお金を納めることになるので、ちょうどの金額をわたすのが基本です。イメージ的に、お賽銭を入れるとき、1,000円札を入れて、お釣りで300円返してくださいなんてことは言いませんよね?
(場所によっては応じてくれるかもしれませんが、“ちょうどの金額をご用意ください”と明記されていることもあります)

 なので、御朱印巡りをする際は、小銭をたくさん用意しておくことをおすすめします。御朱印をいただく前にお参りをして、お賽銭を入れることも考えると、小銭を用意しておくにこしたことはありません。

 続いて、御朱印帳や御朱印の金額ですが、場所によっては“お気持ち”ということで金額が明示されていない場合があるそうですが、少なくとも浅草の七福神巡りの際にはきちんと書かれているのでご安心を。

 浅草寺の御朱印帳は何種類かありますが、だいたい1,500円前後。御朱印は300円のところが多いですが、場所によっては500円というところもあります。
(七福神巡りをする際は、そのお寺のものと七福神用と、2種類の御朱印があるのでご注意ください)

  • ▲ちょっと奮発して、豪華な御朱印帳をいただきました。形から入るのも大事ですよね?

まとめ:難しいことはないので、御朱印帳デビューはご気軽に。ただし、本来の意味もお忘れなく!

 というわけで、御朱印帳や御朱印をいただくのに難しいところはありません。例えば、「このお経を正しく読んでください」とか「正式な形での手水の作法をお答えください」といった試験的なものはありませんので。

 ただ、この記事にも書いたように、そもそも御朱印とは、書写したお経を納めた際やお参りをした際の証として“授与”されたものが始まりと言われています。

 お参りをする前に社務所へ一直線するのは順番が違いますし、ましてや御朱印だけいただいて、お参りをせずに帰るなんてのはもってのほかです。

 もちろん、御朱印集めには大衆娯楽的な側面もあるとは思いますが、目的と手段がいれちがってしまっては本末転倒というもの。せっかく御朱印を集めるのなら、お寺への敬意をもってお参りするのがよいのではないでしょうか?

 さて、そんなわけで僕とたつまるの浅草七福神巡りの散歩レポートは次回に続きます!

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※『ドラゴンクエストウォーク』を遊ぶ際は、周囲の環境に十分気を付けてプレイしましょう。
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ドラゴンクエストウォーク

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年9月12日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年9月12日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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