『原神』60fpsプレイも余裕? 最新ゲーミングスマホ『REDMAGIC 8 Pro』が快適過ぎた件について【電撃ベストバイ2022】

Ak
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 Nubiaから、日本市場向けに発売中のゲーミングスマホ『REDMAGIC 8 Pro』のレビュー記事をお届けします。

未来感のあるデザインが魅力的な最新ゲーミングスマートフォン

 『REDMAGIC』シリーズは、未来感のあるデザインとゲーミングに特化した各種機能で人気を集めるゲーミングスマートフォン。

 この記事では、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2、6000mAh大容量バッテリー搭載の最新機『REDMAGIC 8 Pro』のゲーミング性能についてレビューしていきます。

 まずはパッケージの開封から! ロゴが刻印された銀色のパッケージが目を引きます。

 内箱にはサイバーパンクなキャラクターがデザインされています。

 ガイドなどが入った箱をどけると、本体がお目見え。


 箱にはガイドやSIMカードを取り出す用のピン、そして純正のカバーが入っています。

 そのほかの同梱物は充電用のUCB-Cケーブルと充電器。急速充電にも対応しています。

■同梱物
REDMAGIC 8 Pro 本体x1
本体保護ケース(透明)x1
電源アダプターx1
Type-C データケーブルx1
SIMピンx1
取扱説明書x1

 イヤホンジャックなどももちろんあります。

 特徴的なのがゲームモードのON/OFFを切り替えるゲームスペーススイッチ。

 さらに特定の画面のタッチをLRボタンとして割り振れるショルダートリガーも設置されています。ショルダートリガーを使う関係上、こちらの面を上にして持つのが基本ですね。

 50MPトリプルレンズカメラも本機の特徴のひとつ。カメラ性能が高く、クッキリとした写真や動画を撮影することが可能です。

 ちなみに、付属のカバーを取り付けるとこんな感じ。キッチリハマるうえにデザインも合っています。

 なお、画面内指紋認証や顔認証にも対応。ただしワイヤレス充電には非対応となっています。

『原神』60fpsでのプレイでマシンへの負荷や排熱はどうなる?

 ということで、比較的高スペックが要求されるゲームということで、まずは『原神』をプレイしてみました!

 標準画質+30fpsでも快適にプレイはできますが、せっかくなので60fpsでプレイ。設定すると、デバイス負荷が「非常に高い」と表示されるレベルの設定です。

 各種設定も、可能な限り高品質のものに設定しました。

 2時間ほどプレイしてみましたが、全く問題なく60fpsを保ったままプレイできるという結果に!

 流石に多少の熱は持ったものの、多少「温かい」ていどの熱は持ちましたが、「熱い」とは感じないていどでした。

 またバッテリー消費に関しても、2時間のプレイで約20%しか消費しませんでした。排熱ファンを使用してもこのバッテリー消費なので、負荷の大きいゲームも問題なく長時間プレイが可能です。

 『REDMAGIC 8 Pro』には、強力な冷却システムに加えて、超薄型の冷却ファンが内蔵されており、それによって非常に優秀な冷却機能を持っています。

 ファンの強度は2段階から設定可能。葉っぱのマークが“弱”、雪のマークが“強”です。

 “弱”でも十分な冷却機能を発揮しますが、長時間のプレイでより快適にプレイしたい場合は“強”に切り替えるといいでしょう。“強”では少々ファンの音が気になりますますが、ゲームプレイ中、BGMを流す場合などには問題ありません。

 ゲームに必要な各種設定は、画面左上(電源ボタンが上部にある持ち方の場合)をスライドすることで、いつでも設定可能です。

 通信速度が常に確認できるほか、音量なども設定できるので非常に便利!

 基本的には、放熱ファンや120Hzのボタンをオンにしつつ、ゲームに応じて必要な設定をカスタマイズするといいでしょう。

 ゲーム時の誤操作を防ぐ“誤ったタッチ防止”に関しては、こまめに設定を変えたい人や素早くゲームを終了したい人はオフにしておくと快適。

 また充電時には、“充電分離”の設定をオンにしておくと、バッテリーへ負担をかけずに充電しながらのプレイが可能になります。

LRボタンの設定はゲームによってはかなり重宝! とくに『原神』で弓キャラを使う際に便利

 『REDMAGIC 8 Pro』に内蔵された多彩なゲーミング機能のなかでも、LRボタンへの操作割り振りはとくに便利!

 コントローラーのようにスマホを操作できるようになるので、とくにFPSゲームをプレイするときには便利です。

 設定方法は簡単で、設定画面左上付近にあるスマホを手で持っているようなアイコンをタッチして、LRボタンに操作を割り振るだけ! 特定の部位をタッチする操作をLRボタンに割り振れます。

 『原神』では、アクションボタンにRボタン、ダッシュボタンにLボタンを割り振っておくとPCやPS5と近い操作性でプレイ可能に!

 とくに弓を使うキャラの場合、照準が付けやすくなるので操作性がかなり向上します。

FPSプレイ時はLRボタンへの割り振りとエイミングアシストが便利!

 LRボタンは、FPSゲームのプレイ時にも重宝します。

 『PUBG MOBILE』をプレイする際にRボタンで攻撃できるように割り振ってみましたが、画面をタッチしなくても銃撃できるようになるので非常に快適。

 Lボタンに関しては、ダッシュかしゃがみに割り振ると移動の利便性を向上できます。

 そしてもうひとつ便利なゲーミング機能として、“エイミングアシスト”機能も。

 こちらは照準を特定の色などで強調できる機能で、狙いを付けやすくなります。あくまで照準の色や形を変えるだけでチート機能というわけではないので安心です。

ゲームに関する機能のみを集約したゲームモード

 『REDMAGIC 8 Pro』は、赤いゲームスペーススイッチをスライドさせると切り替えられるゲームモードも特徴的。

 基本的にゲームに関する機能以外を非表示にできるので、ゲーム専用機として本機を使用したいときに便利です。

 もちろん、いつでも通常モードと切り替えられるので、普通のスマホのように普段使いするのもアリ。

 またゲームモードではイメージキャラクターであるモラと交流できる機能も。あくまでオマケ的な機能ですが、Live2Dでヌルヌル動くキャラクターと交流できます。

 6.8インチ、画面占有率93.7%のディスプレイ、多彩なゲーミング機能など、ゲーミングスマートフォンとして特化した性能を持つ『REDMAGIC 8 Pro』。

 防水性能がなくワイヤレス充電にも非対応など物足りない面もあるものの、高性能バッテリーのおかげで長時間使用が可能なので、普段使いのスマホとしても十分に使いやすいです。

 LRボタンの割り振りが可能で、高スペックを要求する3Dアクションゲームをプレイするには最適なスマートフォンなので、『原神』や『PUBG MOBILE』などをより快適な環境でプレイしたい人は、買い替えを検討してみるのもオススメです。

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