アニメ『バキ』にCF支援者が出演! 島﨑信長さん「ファンは肝の座り方が違うッ!」
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アニメ『バキ』第2期の放送に向けて制作が進む中、週刊少年チャンピオン創刊50周年記念のクラウドファンディング施策で募った支援者による、アフレコ見学と群衆役として参加するアフレコを実施しました。
累計発行部数7,500万部を突破した板垣恵介さんによる原作『刃牙』シリーズは、地下闘技場の最年少チャンピオンである主人公・範馬刃牙(はんまバキ)と“地上最強の生物”と呼ばれる父・範馬勇次郎(はんまゆうじろう)との壮絶な死闘を軸に、様々な格闘士たちの闘いを描いた大人気格闘漫画です。
この度、3名の熱烈な『バキ』ファンがキャスト陣とともにアフレコに参加しました。また、アフレコ後、平野俊貴監督にオフィシャルインタビューを行い、監督と支援者による質疑応答も行われました。
そして、範馬刃牙役・島﨑信長さんからもコメントが到着しました。
刃牙役・島﨑信長さんオフィシャルコメント
──クラウドファンディング支援者のアフレコ見学という試みについてのご感想は?
初めての経験だったので、支援者の皆さまに楽しんでいただけるか少し心配だったのですが、とても堪能してくださったみたいで何よりでした。
ガヤ(闘技場の観戦をしている民衆の声など)の収録にも一緒に参加していただいたのですが、異様に上手で、堂々と声を発していたのが印象に残りました。
やっぱり『バキ』ファンは肝の座り方が違うッ!
──2期を楽しみにしている『バキ』ファンへのメッセージをお願いします。
いよいよ、“大擂台賽”が始まります!
あのキャラクターやらあのシーンやら、原作ファンの皆さまは楽しみで楽しみで仕方がないのではないでしょうか。
アニメもどえらいことになっておりますので、ご期待いただいて一向に構いません。
そして! 毒に侵されたままの刃牙は、一体どうなってしまうのか!? どうぞお楽しみに!
平野俊貴監督オフィシャルインタビュー
──1期を振り返り制作をする上でこだわった点は?
原作のファンはもちろんですが、初めて観る人にも分かりやすく観てもらえるようにという点は凄く意識をしました。
──監督が思う『バキ』の魅力は?
噛めば噛むほど面白い作品で、その魅力を損なわずに映像化しなくてはいけないので、その辺りの苦労はかなりあるのですが、やっていて楽しいですね。
──今回はクラウドファンディングの皆さんがアフレコ見学をしましたが、このような経験はありますか?
ないですね(笑)。
クラウドファンディングは面白いですよね。お金が集まれば色々なことができますし。
毎週だとアレですが(笑)たまになら良いんじゃないかなと思います。
──第2期のアフレコ現場の様子をお聞かせください。
非常に楽しいですね。ベテランの方も多く『バキ』のようなキャスティングは他のアニメではなかなかできないですから、正直自分も毎回楽しみにしています。
──放送を楽しみにしている皆様へメッセージをお願いします。
第1期より更にクオリティの高いものになっています。間違いなくパワーアップしたものをお見せできると思いますので楽しみにしていてください。
クラウドファンディング支援者を交えての質疑応答
平野監督(以下、平野):1期をご覧になっていかがでしたか?
淺川正寛さん(以下、淺川):オープニングで最大トーナメントのダイジェストが流れたときは感動しました。
平野:初めて観る方を意識してこういう事があったんだよということをもの凄いスピードと枚数でこだわって作りました。そう言ってもらえると嬉しいですね。
山田哲也さん(以下、山田):エンディングでモブを並べたのはどうしてですか?
平野:あの曲は100回ぐらい聴きましたが、その中で出てきたのがあのモブを並べるアイデアでした。
楽曲にあわせると、SDキャラを使いそれっぽく見せてしまうこともできるのですが、それでは『バキ』の世界観に合わないということと、非常に印象的なモブキャラが多い作品なのでそれを活かした結果あのようなエンディングになりました。
淺川:映像化するにあたり、どんなところに気を付けたのですか?
平野:最初に原作通りにというお話をいただいたので1話には脚本がないんです。あと漫画のコマの流れを追って映像になるのか? という実験をしてみたかったので、1話2話は自分で絵コンテを切って試してみました。
時間的な問題もあり自分で全ての絵コンテを切れないので、他の人にやってもらわなくてはいけない時もあるのですが、映像的なもので組み立ててくるので原作と違うものが上がってくるんです。
わざわざ原作と違うものにしてアニメーションにする必要があるのかと思って読み比べてみるのですが、どうしても原作が面白いので、そういう意味では原作通りに直してしまうという作業もしています。
津田知宜さん(以下、津田):監督が好きなキャラや好きなセリフはありますか?
平野:全てのキャラが好きなのですが、中でもジャックが好きですね。
台本にはジャックの生い立ちをずっと語るところが出ていましたよね。最初は無かったのですが、ジャックの魅力を見せるにはああいうシーンを入れないと初めて観る人にはわからないと思いました。
グラップラーからエピソードを持ってきたり、どうやったらジャックの魅力が伝わるかを考えたのでジャック愛は結構入っていますね(笑)。
淺川:質問より感動のほうが大きいのですが(笑)1期の最凶死刑囚編の最初のスペックが凄く印象深かったです。めちゃくちゃやっかいな敵が出てきたなと。
そして花山とのバトルのアクションシーンを観たときに動くとこうなるんだ! と、素晴らしいものを作ってくださったなと思いました。
平野:あの話数は前期の中でもベストに近いですね。アニメーターさんの実力がないとどうにもならないので、そういう意味ではこういった作品が得意なアニメーターさんをどれだけ集められるかというとことですね。なおかつバキが好き(笑)。
アニメのキャラクターデザインは原作の絵と今の先生の絵との中間をとったデザインになっているのですが、わざわざ原作と同じに描いてくる人もいましたよ(笑)。
──クラウドファンディングに参加をしてみていかがでしたか?
淺川:『バキ』のクラウドファンディングをやってくれたということがファンとして嬉しく、そしてバキが好きな気持ちを表せる場を作っていただけたことが凄く嬉しかったです。
津田:『バキ』が本当に大好きなので作品にこういった形で関われたことが凄く嬉しいです。
山田:アフレコも最初は緊張して声帯がキュッとしてしまい(笑)声が出なかったのですが、徐々に出るようになってきました。
アフレコの見学をしているときは声優さんは凄いなと思っていたのですが、スタジオに入ったら物怖じしてしまって場違いなところに来てしまったなと(笑)。
これだけ手間をかけて皆さん声を入れられているのだなと勉強になりましたし、良い経験をさせていただきました。
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アニメ『バキ』作品概要
放送情報
アニメ第2期制作決定!
2020年NETFLIX独占配信予定
スタッフ(敬称略)
原作:板垣恵介(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)
監督:平野俊貴
シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン:鈴木藤雄 石川晋吾
色彩設計:宮脇裕美
美術監督:西山正紀
撮影監督:野口龍生
編集:佐野由里子
音楽:藤澤健至(Team-MAX)
音響監督:浦上靖之 浦上慶子
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:バキッッ製作委員会
キャスト(敬称略)
範馬刃牙:島﨑信長
ほか
©板垣恵介(秋田書店)/バキッッ製作委員会
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