『オクトラ2』最後まで着地点の見えない物語。“盗む”にはアイテム入手以外の使い道も!?【座談会ソローネ編】
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スクウェア・エニックスより2月24日に『オクトパストラベラー2(以下、オクトラ2)』。本作をいち早く遊んだプレイヤーを中心とした座談会をお届け。
今回はソローネと、彼女のベースジョブである盗賊の魅力を中心に語ります。
■座談会参加メンバー
そみん:前作『オクトパストラベラー』をプレイ済み。座談会の進行役
タダツグ:前作、およびアプリ『オクトパストラベラー 大陸の覇者』をプレイ済み。生粋のシリーズファン。
ことめぐ:前作プレイ済みだが、本作は体験版のみをプレイ。
ophion:本作が『オクトパストラベラー』シリーズデビュー。
ソローネ
CV:田中理恵
ベースジョブ:盗賊
専用アクション
フィールドコマンド:昼
盗む:町の人からアイテムを“盗む”ことができる(リスク:失敗すると関係性悪化)
フィールドコマンド:夜
闇討ち:町の人を“闇討ち”して気絶させる(必要なもの:キャラクターのレベル)
固有アクション
闇夜の加護:時間帯が夜のとき、バトル開始時に味方全員にステータスアップ効果が付く
底力
残影:1ターンに2回行動する
盗賊の特徴
ジョブアビリティ
盗む:敵単体からアイテムを盗む
闇夜:敵単体に闇属性のダメージを与える
ライフスティールタガー:敵単体に短剣でダメージを2回与え、与えたダメージの半分のHPを奪う
不意討ち:敵単体に短剣でダメージを与える。ターン内での行動が早いほど威力が増加する
瞬速:自身に行動速度アップの効果を3ターン付与する
フクロウ:敵単体に物防ダウンの効果を2ターン付与する
コウモリ:敵単体に物攻ダウンの効果を2ターン付与する
盗公子エベルの鉤爪:奥義。敵全体に短剣で大ダメージを与える。行動速度が速いほど威力が増加する
サポートアビリティ
ついでにたたかう:装備者がダメージの発生しない技を使用したとき、50%の確率で攻撃も行う
行動速度+50アップ:装備者の行動速度を+50する
トラップ:装備者は物理ダメージを受けたとき、50%の確率で敵にステータスダウン効果を付与する
闇に生きる:時間帯が夜のときのバトル終了時に獲得するEXPとJPが増加する※効果は複数人で重複しない
最後まで着地点が見えない……二転三転するソローネの物語
ことめぐ:盗賊のソローネはめちゃくちゃ美しいのに加えて、田中理恵さんのボイスがベストマッチしていてお気に入りです。ストーリーでは、身近な人の命がどんどん散っていくのが印象的でした。まさか序盤からこんなに……っていうか、体験版しか遊んでいない私ですらビックリです。
タダツグ:ですねぇ。ソローネ編は進めていけばいくほど「さすがは普津澤画乃新さんのシナリオだぜえ……」って気持ちになれますよ。ぶっちゃけ僕はかなり好きなエピソード。中ボスとのバトルとか、めっちゃ印象に残っています。
そみん:『オクトパストラベラー 大陸の覇者』を遊んでいるため、メインストーリーは“カッティーナ”のような感じになっていくのかなと思っていましたが。ふたを開けてみるとだいぶ違う方向性というか、いい意味で驚かされましたね。
ophion:ストーリーが最終的にどこに着地するか最後までまるで見えない。それがソローネのメインストーリーのおもしろいところでした。正直、メインストーリーが終わってなお謎が残っているというか……。
タダツグ:まだ全貌が見えていない感じもするよね。もしかするとさらなる隠し要素があって、そこで顛末が語られたりするのかな……なんて思っていたり、いなかったり。
そみん:ソローネはテメノスとのクロスストーリーも含めて、『オクトラII』の物語のかなり根幹にかかわってくるキャラクターだから、なかなか話すのが難しいですね……。
やっぱり楽しいお宝盗み! バトルでの印象は……?
ophion:盗賊というジョブについては、どんな印象を持ちましたか?
タダツグ:フィールドコマンドの“盗む”が楽しすぎるよね。3%チャレンジがアツすぎる。新しい町に到着したら、まず誰から何を盗めるかを確認しちゃうタイプですよ僕は。
ことめぐ:気持ちはわかります(笑)。
タダツグ:戦闘では優秀なサポーター。デバフ役としてガッツリ運用してますよ。ただ、これは僕が『大陸の覇者』を遊んでいるからなんだけど、盗賊ってシールドポイントの削り役ってイメージが強くて。本作でも弱点以外でもシールドを削るエキスパートだったりするのかな……なんて思っていたから、そっち方面の性能になっていないのはビックリした。
そみん:踊子の“急所蹴り”的なアビリティは盗賊が持っている……そんな先入観はあったかも? これはたしかに『大陸の覇者』のイメージに引っ張られている気がしますね。
ことめぐ:盗賊って戦闘中も敵からアイテムを盗めますけど、みなさんは使ってますか?
タダツグ:僕は、各章のボスからもアイテムを必ず盗むようにしてましたよ。結構おいしいアイテムがもらえるんですよね。“盗む”の成功率は敵のHPが減るほど上がっていくから、学者の“しらべる”を使わなくてもボスの残り体力がなんとな~くわかるのがおもしろくて。これは前作からそうだったと記憶してるんだけど。
ことめぐ:“盗む”にそんな使い方が……。
ophion:敵のHPはおおまかに名前の色でわかりますが、赤くなっても意外とHPが残っていることありますし。“盗む”の成功率でそこらへんを判断するというのはたしかにおもしろいですね。
タダツグ:ブーストなしでも“盗む”の成功率が100%に近くなってきたら、もう防御や回復を捨てて攻撃に全力投球してもいいかーみたいな。それで撃破しきれなくて「うお、やっちまったー!」みたいな。そういう曖昧さを楽しんでます(笑)。
そみん:敵からアイテムを盗むっていうのは、RPGのロマン。ただ、ソローネは底力をどう使うべきなのかはだいぶ悩みました。ぶっちゃけ自分はあまり使いこなせていないというか。
タダツグ:BPを使う行動との相性はよくないですからね……。でも、2回行動自体は間違いなく強いですよ。シンプルにデバフをかけて、そのうえで“盗む”を仕掛けたり、“ライフスティールダガー”で体力を回復したりと、行動の幅が増えるので。この座談会の掲載タイミングではまだ詳細に触れられないと思うけど、個人的にソローネの底力は、盗賊の2つめのEXアビリティとうまく絡めて使ったらおもしろそうだなって思ってます。
ophion:なるほど、あれですか……。あのEXアビリティは、そのまま使おうと思ったら扱いが難しいですからね。僕はほとんど使っていませんし。
そみん:たしかにソローネの底力と組み合わせれば、何かおもしろいことができるかもしれない。
ことめぐ:何それ、めっちゃ気になります!(笑)
ophion:個人的には、盗賊は誰にセットしても十分に強みを出せるジョブだと思ってますよ。“フクロウ”と“コウモリ”でバッドステータスを付与すれば、それだけでバトルがだいぶ楽になりますから。
タダツグ:“フクロウ”と言えば、普通は使用した際に「フクロウ」ってボイスが入るじゃないですか。これ、オーシュットの場合は「ホロッホー」ってフクロウの鳴きまねをしてくれるの、気が付いてます?
ことめぐ:そうなんですか? ボイスに遊び心が盛り込まれているのはうれしいです。製品版で私も色々探してみよう。
そみん:なんだかんだでサポートアビリティの“闇に生きる”にはお世話になっていますし、盗賊は優秀なジョブではありますよね。このサポアビのおかげで僕は完全に夜行型です。マジで闇に生きています。
タダツグ:自ら陰キャ宣言とは。ホットだぜ、そみんさん。
ことめぐ:それは言葉の意味が違いますけどね(笑)。
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