『キングダムカム・デリバランス』プレスツアーレポ・聖地巡り編。大迫力の甲冑祭りを体験

　DMM GAMESより7月18日に発売されるPS4/PC用ソフト『キングダムカム・デリバランス』。本作のプレスツアーの模様をお届けします。

　本プレスツアーでは、本作の舞台となった場所を訪れた他、作品のカットシーンなどを作る参考となった“甲冑祭り”というイベントを見ることができました。

　なお、本作のプレイレポートとチェコの観光レポートも掲載中です。興味がある方はぜひチェックしてみてください！

ラッタイ

　ラッタイはゲーム序盤にヘンリーが訪れる都市で、本作の中で一番大きい街でもあります。

　ラッタイ城はすでに作り替えられており、ゲームで確認できる門の跡を見ることができます。こちらには現在旅行者用のインフォメーションセンターがあるので、到着したらまず向かってみるのがオススメです。

　街並みはゲームのものとほぼ変わっておらず、街の主庁舎の場所もそのまま。主庁舎には今でも市長が住んでいるそうです。また、場所によっては城壁の跡を見ることもできます。

　そこかしこにゲーム内で見ることができた当時の風景の一部が残っているので、ゲームプレイ後に訪れるか、観光後にゲームでラッタイに行くと“ゲーム（観光）で見た場所だ！”と感動することうけあいです。

ササウ修道院

　ササウという街にある修道院で、中盤を過ぎたころにヘンリーが潜入することとなる場所です。『キングダムカム』の発売後は、なんと観光客が4倍にも増えたそうです。

　現在のものは18世紀に改築されたもので、ゲーム内では15世紀ごろの状態を再現しているため、見た目の印象が大分異なります。

　ここはゲーム内での再現にあたり、2D、3Dグラフィッカーと歴史学者30人ほどで隅々まで写真を撮影し、最終的に1年近くかかったとのこと。

　修道院の内部をガイド付きで見学でき、ゲームでの再現時に活用された修復時の設計図を見ることもできます。

　本ツアーでは、普段は入れない修道院の2階部分や屋根などを見ることもできました。

リブシーンでの甲冑祭り

　ツアーでは、『キングダムカム・デリバランス』を開発したWarhorse Studiosがスポンサーとして参加しており、ゲーム中でのカットシーン作成の参考としても活用された“甲冑祭り”なるものを見ることもできました。

　お祭りは今回が28回目で、規模が大きくなりすぎて次回からは別の場所を探す必要があるほど高い人気を誇っています。

　甲冑を着た人たちが当時さながらのバトルを繰り広げる他、戦いに参加しなくてもテントで中世さながらの生活をしてみたり、出店で物を買ったりと、思い思いに楽しめるイベントとなっていました。

　バトルは、お祭りの目玉となる大規模戦の他、少人数で行うものや子どもたちで行うものがあります。大規模戦は物語仕立てのものとフリーファイトの2種類の方法がありますが、どちらも1,000人近くの戦士たちが戦うので大迫力です。

　物語仕立ての戦闘では、弓矢や鉄砲、大砲などが使われ、演出として小屋が焼け落ちるなどまるで映画のような戦いが繰り広げられます。特に、鉄砲と大砲は“轟音”と呼べるようなとても大きい音を出すので、テンションが上がります！

　フリーファイトは、左右に分かれてどちらかが全滅するまで戦うというもの。真剣勝負ということで、誰もが鬼気迫るような戦いぶりをしており、特に見ごたえがありました！