息子がスーファミ三大あるあるをコンプリートしました

そみん
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 どうも、そみんです。SwitchやPS4、PS(Steam)と並んで、我が家ではスーパーファミコン(SFC)やファミコン、PSPやPS2などさまざまなゲーム機が現役稼働中です。

 息子のたつまるも赤ちゃん時代からスマホやゲーム機で遊んで育ってきましたが、とうとうこの冬、SFC三大あるある(オレ調べ。諸説あり)をコンプリートしました!

スーファミ三大あるある1:誰かにリセットボタンを押される

 自分の場合は弟や猫にやられましたが、たつまるは数年前に妹のいっちゃん(当時1~2歳)にやられて怒ってました。これ、親にわざと押されるわけじゃなくて、猫が通り道がてらリセットボタンを踏むとか、無自覚にやられることが実績達成のポイントですな。

 いっちゃんも意地悪をしようとしてやったわけではなく、気になるから押しちゃっただけですからね……。なお、それから数年、いっちゃんも幼稚園児になっていろいろと理解をしてきたので、今では明確な意図を持って、イタズラ目的でリセットボタンを狙うようになりました。これはこれで、タチが悪いけど。

スーファミ三大あるある2:セーブデータが消える

 わりと運がよいようで、ここ数年、自分もたつまるもセーブデータが消えることがなかったのですが……つい最近、『ガイア幻想紀』のプレイ中に起こってしまいました。

 そもそもはいっちゃんがイタズラでリセットボタンを押したことが原因で、うまく画面が映らなくなった→たつまるがカセットを抜きさししながらガチャガチャやる(おそらく、これが原因w)→ゲーム画面が映る→データがない→たつまるショック! てな流れ。まあ、この流れ自体もあるあるですねー。

 データが消えるだけでもショックなんですが、よりによってそのシーンが……とある村で主人公たちが捕まって食べられそうになった時、子ブタのペギーが自ら火に飛び込み、焼き豚になってしまう衝撃シーン。

 それをきっかけに言葉が通じない村人と心を通じ合わせていくわけですが、それはともあれ、焼けたペギーを調べると「ブヒブヒッっという声ももう二度と聞くことはできない…」に続いて「ペギーからはこうばしいかおりがただよっている」という、なかなかパンチが効いたメッセージが表示されるわけですね(困惑)。

 たつまるはこの「こうばしいかおり」というフレーズに心を動かされたようで、何度もペギーを調べながら「ああ……これはきついよ、放送禁止だよ……」とうめきながら何度も何度もペギーを調べ続け……ているなかで、いっちゃんがイタズラでリセットボタンを押しちゃって、データが消えて……トラウマシーン×トラウマ状況が掛け合わされてしまうことに(苦笑)。

 心が折れたたつまるは、ここで『ガイア幻想紀』のプレイを中断。タオル投入、TKO。心機一転、『天地創造』を遊び始めることになりました。まあ、心の傷がいえたら、また最初から『ガイア幻想紀』を遊んでもらおうっと。

スーファミ三大あるある3:晩御飯の時間になり、ママに強制的に電源を切られる

 似た事例で「ママにゲーム機、隠された!」なんてこともありますが、ともあれ、『天地創造』のプレイを進めたたつまるがめちゃくちゃ苦戦をしたボスが、シルバイン城のブラディマリー。

 この敵、「微妙にバランスおかしくね?」と思われることが多い強敵で、ちゃんとレベルを上げないとダメージは通らないわ、一撃でHPの大半を削られるわ、大変なんですよね。
(たぶん、電子のリングとか魔法系で戦うのが正解)

 レベル上げが嫌いなたつまるは、推奨レベルに達していない&微妙に魔法を使える回数が少ないまま挑み続け、最終的にはかなりプレイに慣れてきて、長期戦に持ち込めるようになっていきました。……そんなにやり直す時間があったら、むしろちゃんとレベル上げをしたほうが結果的に近道なのにと思いつつ(苦笑)。

 そんなこんなで10回以上の挑戦の末、微ダメージを積み上げてボスを追い詰めてきたクライマックス的な状況で……晩御飯の時間です。

 「あ、あとちょっとだけ! もう少しで倒せそうだから!!」

 ママがテーブルにおかずを置いていくなか、必死に抗うたつまる。……でもまあ、「もうご飯の時間だからやめなさい」と、無情に電源を切るママ。叫ぶたつまる。喜ぶいっちゃん。「なんでご飯の時間までゲーム遊ばせてるの」とママに怒られるオレ。

 スマホゲームや最近のゲーム機なら、こっそり手元でスリープや中断したりしてママからの攻撃を逃げ切ることができますが、テレビゲームは……逃げ場がない(涙)。

 もうちょっと知恵が回るなら、スーファミの電源はつけたままテレビ画面を切り替えて「ゲームをやめました」アピールをしてしのぐこともできたんでしょうが、残念ながらたつまるの知恵はそこにおよばず。
(策をろうしても、ママにバレて「電気代の無駄」と電源を切られるバッドエンドから逃れられなかったかもしれませんが)

 学校のテストで終了時間が来たら抗えないように、ゲームは母親が「やめなさい」といったらそこで終了になるわけで。昔はオートセーブもほとんどないですしね。

 「あとちょっとで倒せるから」「セーブするまで待って!」というたつまるの言葉。自分もよく言ったなあと、なつかしくなりました。

 その後、たつまるは『天地創造』をエンディングまでプレイ。当然ながらネオトキオとか長老の正体とかでトラウマを受けていましたが、それはまた別のお話で。

 てなわけで、スーファミ三大あるあるを経験して、息子もまたひとつ成長したのではないでしょうか。

 えっ? これってスーファミあるあるじゃなくて、ファミコンあるあるとかメガドラあるあるとか、ゲーム機あるあるに近いんじゃね、って? そうともいうー。
(サターンとかプレステだと猫にボタンを押されてCDやDVDが飛び出るとか、ちょっと派生もありますけど。スマホだと、息子にWi-Fiルーターの電源を抜かれてプレイが中断させられたこととかあったな……)

 まあ、最近でも似たような事例は多いと思いますが、ゲーマーが子どものころに通ってきた道を我が子も通過儀礼的にきちんと歩んでいる様を見て、父としては安心した次第です。……ゲームを遊びすぎてて、不安もあるけど。

 余談ですが、特に教えたわけでもないのに、カセットをさしてもゲーム画面がうつらないときに、端子部分に息をふーふーかけていて、ああ、あれってやっぱ、プリミティブな行動なんだなと感心することも。

 ちなみにみなさんご存じかと思いますが、『スーパーマリオ』25周年の際、任天堂が「ファミリーコンピュータが発売されていた当時、カセットの金属端子部に息を吹きかけ、ほこりを飛ばす行為が全国的に広まりました。しかし、現在ではこの行為は、サビによる呼称の原因となることが分かっております」といった注意喚起をしたように、息ふーふーはやっちゃダメなことなので、ご注意ください。ほこりが気になるときは、クリーニングセットなどを利用しましょう!



そみん:どんなゲームでも美味しくいただく雑食ゲーマー。『ソウルブレイダー』『ガイア幻想紀』『天地創造』が現行ハードで遊べる日を待ってます!


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